カウンセラーからのおすそわけ 人間関係

カテゴリー  [ 人間関係 ]

愛情を伝えるなら【人間関係】 

私たちは、愛情という言葉を借りて
相手を傷つけてしまうことがあります。

相手のためを思うがゆえに
判断を誤ることがあります。

よかれと思って自分の思いを
押し付けてしまうことがあります。

これらは、私たちが持つ
弱さなのかも知れません。

覚えておいて下さい。

怒りながら愛情を示すことはできません。
批判しながら愛情を伝えることはできません。
罰を与えながら愛情を育むことはできません。

愛情は、寛容さです。
愛情は、思いやりです。
愛情は、忍耐を伴うものです。
愛情は、信頼することです。
愛情は、敬意を払うことです。
愛情は、見守ることです。
愛情は、許すことです。

心理カウンセラーの
チャック・スペザーノ博士は
If it hurt, it isn't love.
(もし傷つくならば、それは愛ではない)
と述べています。

愛情を伝えるなら
不純物を混ぜること無く
率直に伝えるように意識しましょう。(yoshi)

幸せ通帳(後編)【人間関係】 

子どもが幼い頃には
ほんの些細なことでも良かったと
思えることが多いものです。

パートナーと付き合いを始めた時には
自然に相手の良いところに目を向けられます。

しかし年月が経ち
日常生活の雑事に目を奪われるようになると
良かったことに目を向けることを
忘れがちになります。

しなければならないことに追われると
ついつい相手に要求することが多くなります。

そうすると、通帳から残高が減っていき
お互いの関係が弱っていきます。

この幸せ通帳は、あなたと相手の関係が
どのような状態なのかを表すものです。

お互いが相手に要求し続ければ
資産は目減りして危機的な状態になっていきます。

逆にお互いが相手との関係にとって良いことを
振り込めば資産はどんどん増えていきます。

今日気づいた良かったことと
自分が気づいた相手の良いところを
帳面に記入し互いに分かち合ってみましょう。

そうすれば幸せ通帳の資産は豊かになり
あなたとあなたの大切に人との関係は
ずっと良い状態を保ち続けることができるでしょう。(yoshi)

幸せ通帳(前編)【人間関係】 

夫婦関係や親子関係を
いつまでも良い状態で保ちたいなら
幸せ通帳をつけてみましょう。

幸せ通帳とは、あなたとパートナー
あるいは子どもとの関係を豊かにする
資産を書き記すものです。

幸せ通帳に書く内容は、次の二つです。

1.良かったことBEST3
2.私が見つけた相手の良いところを1つ

なんか照れくさいと思うかもしれません。
ちょっと面倒くさいと感じるかもしれません。

しかし、この幸せ通帳は
お互いの関係をより良いものにするだけでなく、
あなたたちの関係が危うくなった時に
あなたたちの関係を救ってくれる
保険のような役割を果たしてくれます。

・・・つづく。

パートナーシップを築こう・・・【人間関係】 

あなたにはパートナーと呼べる人がいますか?
その人と上手にパートナーシップが築けていますか?

パートナーシップとは、
共に生きる覚悟をすることです。

パートナーと共に夢を見ましょう。
パートナーと共に分かち合いましょう。
パートナーと共に力を尽くして事にあたりましょう。

パートナーシップで大切なのは
相手の利益を気にかけること、
相手の喜びを思い描くこと、
相手を励まし勇気づけることです。

こうしたことに負担を感じるようであれば
パートナーシップを維持することはできません。

逆にこうしたことに価値を感じて
全力で取り組むなら、
あなたはパートナーと
素晴らしいパートナーシップが築けるでしょう。

あなたはあなたのパートナーと
普段どのように関わっていますか?(yoshi)

信頼を育もう【人間関係】 

信頼し合える人間関係を持つことが出来ると
幸せな気分になります。

信頼は、相手を知るだけではなく
自分のことを知ってもらうことが必要になります。

相手の考えに耳を傾けるのと同時に
理解を得るために自分の考えも相手に伝えましょう。

相手の気持ちを知ろうとするのと同時に
自分の気持ちを適切に表現しましょう。

相手の振る舞いを意識するのと同時に
自分の振る舞いにも意識を払いましょう。

信頼とは、相手が目に見えない所にいても
相手を信じられることです。

批判することなく率直に語り合い
互いの良さを認め合えば
そこに信頼が芽生え、
すくすくと育っていくことでしょう。(yoshi)

和を持って義となす【人間関係】 

正しさを意識することは、
とても大切なことです。

正しさを実践しようとすることは、
すばらしく尊いことです。

ただ、正しさを追求しようとするのであれば
覚えておかなければならないことがあります。

それは、やさしさと気遣いです。

やさしさと気遣いのない正しさは、
凶器となります。

正しさは、
時に争いを生み出します。

正しさのために
互いに傷つけあうことがあります。

そして、正しさのゆえに
自己価値を損なうこともあるでしょう。

正しさには、
人を幸せに導くという
要素が含まれています。

正しさにやさしさと気遣いを統合して、
和を持って義となしましょう。(yoshi)

何でも話せる仲・・・?【人間関係】 

何でも話せる仲になりたい!!
そんな風に思っている人もいると思います。

良かったことを話し合って喜びを分かち合うのは
互いの関係を深めます。

問題点は、話し合って解決の道を探ることが
求められるでしょう。

話し合うことは大切なことです。
しかし、話すの前に「何でも」が付くと
少し無理があるような感じがします。

「何でも」を期待するあまり
失望を味わうことはないでしょうか?

「何でも」話してしまい
相手を傷つけてしまうことはないでしょうか?

「何でも」話そうとして
関係がギクシャクすることはないでしょうか?

話せる仲とは、思いやりや気遣いを
示しあう仲なのではないでしょうか。

話せる仲とは、伝えるタイミングと伝えないタイミングが
分かり合える仲だと思うのです。

目指すのなら、
何でも話し合える仲ではなく、
話せる仲が良いとは思いませんか?(yoshi)

人間関係へのエネルギーの掛け方(3)【人間関係】 

人間関係に対するエネルギーの掛け方の
三つ目は、for usです。

for usは、
関係性に対するエネルギーの掛け方です。

私のためでもなく、
あなたのためでない、
互いの関係のためにエネルギーを掛けることです。

関係が良くなるために
自分に何ができるのかを
考えてみてください。

信頼を育むために
自分ができることを
実行してみてください。

絆を深めるために
自ら何かを決断してみてください。

関係性が良くなった時に
あなたは何を手にしているでしょうか?

for usは、
人間関係をつなげるために
役立つエネルギーの掛け方です。

for me、for you、for us、
この3つのうち、あなたはどれを選びますか?(yoshi)

人間関係へのエネルギーの掛け方(2)【人間関係】 

人間関係に対するエネルギーの掛け方の
二つ目は、for youです。

for youは、
利他的なエネルギーの掛け方です。

相手のためを思って
行動することは尊いことです。

見返りなど期待せずに
自分の信念として行動するのであれば
その行いは意味あるものとなるでしょう。

しかし、もし相手に見返りを期待してしまうのであれば
覚悟しておく必要があります。

そのエネルギーは、無駄になることもあるでしょう。

「あなたのため」は往々にして
「わたしのため」であることがあります。

こうした思いで作られた関係は、
とても脆弱なものとなるでしょう。

for youが価値をもたらすのは、
相手に見返りを求めなかった時だということを
覚えておきましょう。(yoshi)

・・・つづく。

人間関係へのエネルギーの掛け方(1)【人間関係】 

もっと良い人間関係を持ちたいと思うことはありますか?
もっと信頼し合える関係を作り出したいと考えることはありますか?
もっと強い絆を結びたいと願う相手がいますか?

人間関係に対するエネルギーの掛け方には
次の3つの種類があります。

一つ目は、for meです。

for meは、
利己的なエネルギーの掛け方です。

人は思うようには動いてくれません。
こちらの願いをいつも優先していると
やがてあなたの元から大切な人が
去っていってしまうでしょう。

「私のために相手が何をしてくれるのか」
ということにエネルギーを費やしていると
自ら不満を抱え込むことになるのです。(yoshi)

・・・つづく

役割を意識しよう【人間関係】 

グループに属していれば、
何らかの役割を持つことになります。

そのグループの活動に喜んで参加するためには、
自分の担う役割を自分なりに明確にしておくのが
良いでしょう。

みんなをまとめる役割、
調整する役割
計画をする役割、
盛り上げる役割、
支援する役割、
必要なものを調達する役割、
知らせる役割、
励ます役割、
役割には色々なものがあります。

自分の役割を意識しましょう。
自分の役割を意識すればするほど
良い関わりが生まれます。

そして、その役割に誠実に取り組めば
あなたは他の人々にとって
無くてはならぬ存在となるでしょう。(yoshi)

許そう【人間関係】 

ほんの少し心に余裕が持てるなら
相手の過ちを許しましょう。

過ちをおかさずに成長することはありえません。
誰でも失敗をすることはあるのです。

他の人から許された経験がありませんか?

仮に心当たりがない人でも、
気付かないところで許されていることはあるものです。

あなたが許されたように
あなたも許しましょう。

もし許しがなければ
許さなかった人も許されなかった人も
心に歪みを残すことになるでしょう。

心を健やかに保つためにも
許すことを実践してみましょう。

人間関係には、互いに許し合う
という要素が含まれてます。

相手が身近な人であればあるほど、
特に許しは必要だと思うのです。(yoshi)

思いの輪を広げよう【人間関係】 

あなたには大切にしている思いがありますか?

その思いを形にするために
あなたと同じような思いを
持っている人を探しましょう。

一人の思いは小さなものかもしれません。

しかし、何人もの思いが集まれば
強力なエネルギーとなります。

くじけそうになる時に、
勇気が与えられるでしょう。

行き詰まったと時に
新たな発想が生まれるでしょう。

ここぞという時に
大きな力となるでしょう。

大切にしたい思いがあるのなら
その思いを語りましょう。

そして思いに共感する人を集めましょう。(yoshi)

ケンカするほど仲が良い?【人間関係】 

ケンカするほど仲が良いと言います。
しかし、仲がよければそうはケンカは起こりません。

ケンカはしないに越したことはないのです。

私たちは相手を自分の思うとおりにさせたい
という気持ちを持つことがあります。

これは※力の欲求によるものです。

正しさを押し付けようとして
ケンカが始まります。

相手の行動を正そうとして
ケンカが始まります。

考えを改めさせようとして
ケンカが始まります。

ケンカを始めると互いの理解を深めるどころか
お互いが相容れない存在だと感じるようになってしまい、
そのままいけば関係は決裂してしまいます。

大切な人間関係であればこそ
ケンカは避けた方が良いのです。

関わりあいの中では
気分が良くない時もあるでしょう。

そんな時には、どんなに気分が悪いかでなく
どういう行動をとったらお互いの関係が
良くなるのかを考えましょう。

関係が良くなれば
解決の道も拓かれてくるのです。

「ケンカするほど仲が良い」というのは錯覚です。
ケンカはしないに越したことはないのです。(yoshi)

※選択理論心理学の用語集をご参照下さい。
http://shin-ei-cc.com/cgi/sh_data/sh_data/16_log.html

あなたはあなた、わたしはわたし…【人間関係】 

人間関係を良好に保つためには
境界線をしっかりと意識することが大切です。

相手の領分を侵さないこと、
そして自分の領分に責任を持つことが重要です。

「あなたのため・・・」
と言って相手の領域に侵入すれば
問題が起こりやすくなります。

「あなたが変われば私の気分が良くなるのに・・・」
と言って自分の領域でできることを放棄すれば
気分良く生活することは難しくなるでしょう

「あなたはあなた、わたしはわたし」
ということを覚えておきましょう。

これは、相手との関係を疎遠にするようにと
勧めているのではありません。

相手と適切な距離を保った上で
良好な人間関係を意識して欲しいのです。

お互いを独立した個人として尊重して関わることは
依存的でなく、健康的な人間関係を築くための
礎となるでしょう。(yoshi)

弱さがあってこそ【人間関係】 

この世に完璧な人など存在しません。

どんな人にでも弱さがあります。
弱さがあってこそ人といえるのです。

弱さがあることを恥じてはいけません。

弱さがあるからこそ人の痛みが分かるのです。
弱さがあるからこそ感謝する気持ちが生まれるのです。

自分の弱さを感じる時には、
それを隠さずに補ってくれる人を頼りましょう。

人が弱っている時には、
勇気をもってその人を補うようにしましょう。

そうすれば、信頼関係が育まれるでしょう。
相互に支え合う関係が築けるでしょう。

自分の弱さを受け入れられる人は、
生きる強さを手に入れることになります。
必要な助け手を得ることが出来るからです。

弱さがあってこそのあなた自身なのです。

強がらずに自分の弱さを素直に受け入れるなら、
互いに必要とし合える人間関係が築けるでしょう。(yoshi)

信頼される人【人間関係】 

信頼とは、信じて頼ってもらうこと、
信じてつながりを求めてもらうことです。

信頼を得るためには、
まずは信用を得ることが必要です。

信用は、行動に付属しています。

どのようなことをする人か、
しない人かを見てその人を信用し、
受け入れるかどうかが決められるのです。

信用を得る過程では、
行動に対するシビアな評価が伴います。

そうした評価を経て信用が積み重なると、
信用はやがて信頼へと変わっていきます。

信頼は、人に付属するものです。

信頼を得ると、
その人そのものが受け入れられるようになります。
その人との関わりが求められ続けるようになります。

信じて用いられる人になったとき、
信じて頼られる人になるのです。

信用される人から信頼される人へと
成長することが出来たなら
その関係は強い絆で結ばれるでしょう。(yoshi)

信用される人【人間関係】 

信用とは、信じて任せてもらうこと、
信じて受け入れてもらうことを意味します。

さて、信用を得るためには、
どうしたら良いのでしょう?

信用得るためには、
相手の願いを知る人になることです。
相手の期待に応える人になることです。
相手の必要を満たす人になることです。

ひとりよがりな行動をしていても
信用を得ることはできません。

相手を意識して、
相手の願いに貢献をする時に
信用を得ることができるのです。

よかれて思ってすることではなく、
相手の期待を確認して行動することが必要なのです。

信用される人とは、
その才能が信じて用いられる人なのです。(yoshi)

うわさ話にご注意を・・・【人間関係】 

うわさ話には、気をつけましょう。

うわさ話と現実は、
必ずしも同じとは限りません。

うわさ話は、話している人の
物事の見方・考え方によって脚色されています。

実際よりも大げさに表現されているかもしれません。
事実とは異なる内容かもしれません。

うわさ話に翻弄された結果、
後になって恥ずかしい思いをすることはよくある事です。

うわさ話は、あくまでもうわさ話です。

ですから、うわさ話に基づいて
人を評価しないように注意しましょう。

もし、どうしても気になるうわさ話は、
出来るだけ自分で確かめるようにしましょう。
そうすれば、自分の判断に責任が持てるでしょう。

うわさ話に翻弄されるのには、
様々な害があります。

うわさ話に翻弄される人は、信用を失うでしょう。
うわさ話に翻弄される人は、人間関係を損なうでしょう。
うわさ話に翻弄される人は、判断を誤るでしょう。

うわさ話を楽しむ人は、
うわさ話によって傷つくことになります。

うわさ話には、くれぐれも注意しましょう。(yoshi)

さりげなく距離をおきたい時【人間関係】 

人間関係には、近づけたい関係もあれば、
少し距離を置きたいという関係もあるものです。

自分が出会うすべての人と近しい関係になることは、
自分に対して無理なことを強要することになります。

必要に応じて、必要な距離をはかることは
上手に人間関係を営むために必要なことなのです。

場合によっては、さりげなく距離を置くことが
求められることもあるでしょう。

さりげなく距離を置くためには
次のことを心掛けましょう。

◎相手への敬意を忘れないこと
◎丁寧な対応を心掛けること
◎決して相手を批判しないこと
◎迎合すること無く、自分の立場を明確にすること

よく覚えておいて下さい。

さりげなく距離を置くことと
相手との関係を断絶させることは違います。

さりげなく距離を置くというのは、
心配りの1つの形ともいえるでしょう。

相容れないと思っているのに
相手に過度の期待を抱かせないことは必要です。

さりげなく距離を置くというのは、
心の準備の機会を提供することでもあるのです。

さりげなく距離を置きたい時には、
いつも以上に相手に心を配りましょう。(yoshi)

思いやりはさりげなく【人間関係】 

相手に思いやりを示すときには、
さりげなく行うように心掛けましょう。

過度の思いやりは、
恐縮してしまうかもしれません。

派手な思いやりは、
負担に感じてしまうかもしれません。

強すぎる思いやりは、
受け取りづらいでしょう。

思いやりを示す時には、
できるだけさりげなく行うように心掛けましょう。

そうすれば、相手は素直に受け取りやすいのです。

かけられた言葉ではなく、
その気持ちが喜ばれるでしょう。

してくれたことよりも、
その思いが胸に染みるでしょう。

そのさりげなさが、
心に安心感を与えることでしょう。

大げさなことに考えなくてもいいのです。

思いやりを示す時には、
ほんの小さなことでもできることを
さりげなく行いましょう。(yoshi)

肯定から入ってみよう【人間関係】 

成長を期待するのであれば、
まずは肯定することから始めてみましょう。

可能性を追求したいのであれば、
肯定的な視点から入ってみましょう。

人を批判するのは簡単です。
物事を否定するのは容易なことです。
しかし、そこから学べるものは少ないでしょう。

誰かが意見を出した時、
「それいいね」と言ってみましょう。

新しいことに挑戦しようとする時に、
「面白そうだね」と応援しましょう。

もしも、それらが上手くいかなかったとしても、
「改善の必要があることが分かったね」と
行ったことの意味を見いだしましょう。

肯定するには、勇気が必要です。
肯定するには、知恵を使うことが求められます。
肯定するには、覚悟を決めなくてはなりません。

時には忍耐が要求されることがあるかもしれません。
しかし、肯定から入ってみませんか?

そこから得られる経験は、
あなたを賢くしなやかにしてくれるでしょう。

そして、そこで得られる人間関係は
信頼と尊敬にもとづくものになるでしょう。(yoshi)

妥協と歩み寄り(後編)【人間関係】 

妥協と歩み寄りには、どのような違いがあるのでしょうか?

広辞苑では、妥協は「対立している双方(または一方)が折れ合って
一致点を見いだし、事をまとめること」と記述され、
歩み寄りについては「双方の条件・主張を近づけ合うこと」
と説明されています。

お互いに似たような意味ですが、
微妙な違いがあるように感じます。

妥協の意味をよく考えると、折れる事に注目していることが分かります。
折れるということは、自分の願いが目減りするような感覚に
陥りやすいのではないかと思います。

妥協すると、一致点を見つけて一息つけるのかも知れません。
しかし、達成感を感じるほどの喜びは得られないと思います。

一方、歩み寄りは、近づけ合うことに注目しています。
条件や主張が近づき、融合するプロセスで
何かを獲得していく感覚が得られるのではないかと思います。

歩み寄りは、知恵と忍耐を必要とするのかもしれません。
ですが、歩み寄りにはこの努力をするに値するものがあると思います。

歩み寄るために情報を共有し、期待を話し合い、
意見の一致を得ることで相手との関係は深まり、
喜びが感じられる事でしょう。(yoshi)

妥協と歩み寄り(前編)【人間関係】 

人間関係が難しい理由の1つ。

それは、相手の期待と自分の願いを
調整しなければならないことにあります。

人間関係では、自分の願いがすべて通るわけではありません。
自分の願いのみを追求していくと
あなたの周りいる人は、いつかあなたの元を去っていくでしょう。

逆に常に相手の期待に応え続けているだけでは、
本当の充足感は得られません。
やがて、その人間関係を続ける意味が感じられなくなるでしょう。

人間関係を継続させたいと思うのであれば、
期待を調整することが望まれます。

人間関係から喜びを感じ取りたいのであれば、
期待を調整する必要があるのです。

世の中には、妥協をという方法で期待の調整をする人がいます。
また、歩み寄りという方法で期待の調整を行う人もいます。

この2つは似ているようでいて、
その実は異なるものです。

・・・つづく(yoshi)

試す質問(後編)【人間関係】 

相手の心を知りたくて
試す質問をしたくなった時、
それはお互いの関係を見直す時期なのかも知れません。

相手を試す質問をするのでなく、
これまでよりも心を配り
関係を良くするように努めましょう。

自分の価値を試す質問をするのではなく、
よりいっそう自分の良さに磨きをかけましょう。

やがて、試す質問をする必要がなくなった時、
その関係は強固なものになるでしょう。

試す質問の存在自体を忘れる時、
そこには信頼と尊敬にもとづく関係が
築き上げられていることでしょう。(yoshi)

試す質問(前編)【人間関係】 

大切な人との関係において
自分を試す質問をすることはありませんか?
あるいは、相手を試す質問をしてはいませんか?

試す質問とは、自分と別のものを秤にかけたり、
自分と他の人を比較する質問です。

例えば・・・
「私と仕事とどっちが大事?」というのは、
相手を試す質問です。

「私はあの人と比べてどう?」というのは、
自分を試す質問です。

これは、相手の心を試すことになります。
そして、自分の価値を試すことになるのです。

こうした質問をすると得るものはほとんどなく、
失うものは多いでしょう。

なぜならば、この質問は信頼関係の
不確かさから生まれてくるからです。

・・・つづく(yoshi)

正しいと思うときほど・・・【人間関係】 

正しさを追求することは、大切なことです。
しかし、正しさを実現するのには困難も伴います。

正しいことをするのには、勇気が必要です。
正しいことを伝えるのには、根気が必要です。

正しさは時に人を傷つけてしまうこともあります。
正しさゆえに人を許せなくなることがあるかもしれません。

正しくあろうという人は、
同時に寛容であることが求められるでしょう。

自分が正しいと思うときほど、やさしくなりましょう。
自分が正しいと思うときには、気を配りましょう。
自分が正しいと思うときほど、相手の意見に耳を傾けましょう。

愛のない正しさは、
凶器と同じものなのかもしれません。

正しさは、やさしさを伴ってはじめて真価を発揮するのです。(yoshi)

常識を人に当てはめないようにしよう【人間関係】 

常識は、先人たちの知識の集大成です。

常識から学ぶことは多いでしょう。
常識は、自らの言動を振り返る秤として役立つでしょう。

常識は、自分に向けて用いる時に意味を持ちます。
しかし、常識に人を当てはめようとすると
思わぬ問題が起こるものです。

常識を人を当てはめようとすると、
ありのままを見れなくなるかもしれません。

常識を人を当てはめようとすると、
相手を受け入れられなくなるかもしれません。

常識を人を当てはめようとすると、
相手との関係が壊れていくかもしれません。

常識と現実は異なる場合があります。

常識に当てはめて人を見るのでなく、
現実の相手をしっかりと見るように心がけましょう。

そうすれば、人間関係のトラブルを
回避することが出来るでしょう。(yoshi)

ひとりじゃない 

あなたの周りを見てください。
あなたは決して一人ではありません。

あなたに笑顔を向けてくれる人がいるでしょう。
あなたと喜びを分かち合う人がいるでしょう。
あなたに力を貸してくれる人がいるでしょう。
あなたと一緒に考えてくれる人がいるでしょう。
あなたに声をかけてくれる人がいるでしょう。
あなたを心配してくれる人がいるでしょう。
あなたと共に悲しんでくれる人がいるでしょう。
そして、そっとあなたのそばに居てくれる人がいるでしょう。

ほとんどの動物は、
生まれて短期間で独り立ち出来るように造られています。
しかし、人間はかなり長い期間、
誰かの手を借りなければ生きていくことができません。

人は、それほど強い存在ではありません。
どんな人にとっても、人とふれあい、人と分かち合い、
人と助け合うことは必要なことなのです。

もしかしたら、「今は自分のまわりに誰も居ない…」
という人がいるかもしれません。

しかし、思い出してください。

これまでにあなたと共に時間を過ごした人が居たはずです。
あなたの助けになってくれた人がいたはずです。

もう一度その人たちと関わってみませんか?
それが無理なら新しい人間関係を持ちませんか?

「自分はひとりじゃない」そう思えたら、
どんな困難にも立ち向かっていけるでしょう。(yoshi)

感動を伝えよう 

感動は、心の糧です。

真理を表す言葉、思いやりのある行い、
愛情深くあたたかい出来事は、私たちの心の栄養になります。

感動は、いつも心の奥にある大切なものを思い出させてくれます。
そして、自分らしさ、人間らしさとはどんなものかを気付かせてくれます。

感動する場面に触れれば触れるほど、
私たちの心は成長していくでしょう。

感動は、一人でしていてはもったいありません。
その感動を誰かと分かち合ってみませんか?

感動を分かち合えば、共感が生まれます。
共感が生まれば、連帯感が強まります。
連帯感が強まれば、勇気と力が湧いてくるでしょう。

感動を伝える人のもとには、人が集まってきます。
そして、そこで新たな感動が生まれ、人が育っていくのです。(yoshi)

一緒にやってみよう 

親しくなりたいと思う人がいるならば、
その人と何かを一緒にやってみることです。

一緒にやると同じ感覚を共有することができます。
一緒にやると相手の特徴を知ることができます。
そして、一緒にやると心の距離が測りやすくなります。

相手のことを知れば知るほど、
どのように関われば良いのか分かるようになるでしょう。

相手と同じ経験を積めば積むほど、共感しやすくなるでしょう。

親しくなりたいと思う人がいるならば、
何かを一緒にやってみることです。(yoshi)

批判したくなったら・・・ 

人を批判したくなる気持ちに駆られたら、どうしますか?

サイモンは、批判したくなった時に
次に挙げる6つのフィルターを通して考えることを勧めています。


1.今それを言うのは、良いタイミングか?

2.それを言った後で、相手と充分に話し合う時間と覚悟があるか?

3.その人は何度も同じことを言われていて、すでに分かっていることではないか?

4.指摘されたからといって、今すぐに変えられることか?

5.相手のためと言いながら、実は自分のためではないか?

6.相手は批判を必要としているのか、それとも励ましを必要としているのか?


安易に相手を批判すれば、関係は悪化してしまいます。
少し冷静になって考え、批判以外の方法を模索するのが良いでしょう。

批判せずに、違いを話し合って解決できるのが最良の選択です。(yoshi)


参考文献:柿谷正期「ネガティブ・クリティシズム」
     『現実療法研究』第6巻第1号2001年

人でつまづかないように・・・ 

あなたには、信頼している人はいますか?
あなたと関わりのある人で目標にしている人、尊敬している人がいますか?

そういう人がいるということは、幸せなことです。
そういう人に巡り会えたことは、喜ばしいことです。

でも、ひとつだけ覚えておいて欲しいことがあります。

あまりにもその人に魅了されて、
帰依してしまわないようにして下さい。

相手に完璧を求めると、心がつまづく原因をつくることになります。
完璧を求めるということは、ほとんどの場合、重荷を背負うことになります。
これは、自分に対しても、人に対しても同じです。

人は、完全ではありません。
欠けている所があるからこそ人なのです。

あなたが信頼する人も、誤ったことをすることがあるでしょう。
目標とし、尊敬する人の受け入れがたい所に気付くこともあるかもしれません。

しかし、それを含めてその人自身なのです。
その人も自分の人生を一生懸命に生きているのです。

ですから、もしその人が完全ではないと知るようなことがあったとしたら、
残念に思ったとしても失望するのは止めておきましょう。

あなたができることは、あなたの人生を責任をもって歩むことです。

信頼し、目標とし、尊敬する人から得たものは確かにあるはずです。
ですから、それをしっかりと自分のものとしてください。

人のする行動で、心がつまづかないように注意しましょう。

相手を人として受け入れることが出来るようになれば、
もっと深くつき合えるようになるかもしれません。
そして、やがて心を許しあえる関係になれるかもしれません。(yoshi)

怒ると叱る 

「怒ると叱るのは、違うのか?」という質問を受けることがあります。

広辞苑では、怒るは「いかる。腹を立てる。叱る。」と説明されています。
叱るは「声をあらだてて欠点をとがめる。とがめ戒める。」と説明されています。

言葉の意味としては、怒るも叱るも同じだということです。

選択理論心理学の観点から考えてみましょう。
やはり言葉の意味と同様に、怒ると叱るは同じ行動であるといえます。

怒るのも叱るのも、呼び方は違っても【※外的コントロール】の行動です。
両方とも、こちらが正しいと思うことを相手にさせようとしていることに
変わりはありません。

【※外的コントロール】を使うと、
良かれと思ってしたことでも人間関係は壊れてしまいます。
その結果として、しばしば問題解決が更に難しくなることもあるものです。

良き助け手になるためには、
相手との関係を傷つける関わり方は避けることが懸命です。
そして、違いをよく話し合うことが必要なのです。
相手との関係を維持していなければ、話し合い歩み寄ることはできません。

怒ると叱るという行動は、基本的に話し合うというスタンスを持っていません。
上から下へ訓示を垂れるというスタンスになります。

怒ると叱る以外にも、改善を促す方法はあります。
少し時間はかかるかもしれません。
でも、安全な方法です。

まず、相手に改善して欲しいと思うのであれば手本となりましょう。
上質なものは何であるのかを明確にしましょう。
そして、相手がしていることと上質との違いについて話し合いましょう。

覚えておいて下さい。
これらを支えるものは、相手との堅固な人間関係なのです。(yoshi)

※「選択理論心理学」をご覧下さい。
http://shin-ei-cc.com/cgi/sh_data/sh_data/10_log.html

相手を見つめると 

人は、身近な人に自分の存在を見て欲しいという思いを持つものです。
これは、【※基本的欲求】の働きによるものです。

例えば・・・
小さい子供は、何かをするときに親に向かって「ねぇ、見て見て!!」と言います。
つき合っている彼(彼女)は、自分の服装について「これどう?」と聞いたりします。

相手に自分の存在を見てもらうと、【※愛・所属の欲求】が満たせます。
相手に自分の成果を見てもらうと、【※力の欲求】が満たせるのです。

【※基本的欲求】が満たされる関係は、幸せな気持ちを創り出してくれます。

しかし、もしあなたが子供を見つめていると「何か用?」とか
「何見てんの?」と言われるようになったら注意して下さい。

もし、彼あるいは彼女が「何か文句でもある?」とか
「何か悪いことでもした?」と言うようになったら注意して下さい。

これらは、相手との関わりがだんだん弱っている信号です。

もしかして、ネガティブなことをよく口にしていませんか?
相手を自分の思うようにさせようと力が入っていませんか?

少し力を抜いて、過去の良かった関わりを思い出してみてください。

相手のありのままの姿を受け入れて、
相手の良い所を見るようにすると、
再びあなたの視線に喜びを感じるようになるでしょう。

そして、相手との絆は確実に強まっていくことでしょう。(yoshi)

※「選択理論心理学の用語集」をご覧下さい。
http://shin-ei-cc.com/cgi/sh_data/sh_data/16_log.html

親しい関係・・・ 

誰かと親しい関係を持つことは、とても幸せなことです。
相手を気遣い、配慮することで親しい関係は生まれてきます。

その人と共に何かをする時に、喜びを見出すことができます。
その人と同じものを見る時に、期待を感じることができます。
その人と同じことを感じる時に、感激を覚えることができできます。

共に時間を過ごせば過ごすほど、お互いの信頼関係は深まっていくでしょう。

しかし、世の中には共に時間を過ごしながらも心の距離が縮まらない人々がいます。
相手のことを意識しながら、信頼が育まれない人々がいます。

こういう人達には、ひとつの特徴があります。
それは、常に相手のご機嫌を伺いながら生活をしているということです。

人間関係を維持する時に、相手を意識することはとても大切なことです。
しかし、相手のご機嫌ばかり伺っていては共感は生まれません。

ご機嫌を伺うことと気遣うことは異なります。

気遣うということは、自分を大切にするように相手のことにも配慮することです。
一方、ご機嫌を伺うというのは自分をないがしろにして
相手に会わせるということです。

親しい関係を築きたいと思うのであれば、自分を大切にする必要があります。
その上で相手のご機嫌を伺うのでなく、
相手を気遣う関わり方をすることが求められるのです。(yoshi)

違いを受け入れる 

親子関係、夫婦関係、仕事の人間関係において、
相手と意見が合わない時、「どうしようか…」と迷う時があります。

そんな時、相手を力技で説得しようと試みるのはあまり良い方法ではありません。
説得に失敗すれば、相手はますます自分の主張を曲げなくなるものです。

論理的に訴えかけるのも、必ずしもうまくいくとは限りません。
相手の意見には、論理だけでなく思いも含まれているからです。

相手と意見が合わなくて困った時には、違いを受け入れることが必要です。
そして、相手を批判せずにその違いをお互いに確認し合うのが良いでしょう。

例えば・・・
「私は、こう思っているんですよ。」
「あなたは、こう思われているんですね。」
「少し違いがあるようですね」
・・・というように。

場合によっては、結論を急がすに、
しばらく意見の違いをねかしておくことも必要かもしれません。

人それぞれ、違いがあるのは当然です。
違いがあることを受け入れるところから、歩み寄りが始まるのです。(yoshi)

相手を変えるのではなく、関係を変える 

人は、自分の意志に基づいて行動しています。
ですから、人を直接変えることはできません。

この事を覚えておくことは、とても大切です。

もし、相手を変えたいという思いに駆られた時には、注意して下さい。
その人間関係は、危機を迎えようとしてます。

その思いのまま、相手を変えようと行動を起こせば、
その人間関係の中に嵐を起こすことになります。

嵐のあとには、必ずどこかにそのダメージが残るものです。

相手を変えようとするのではなく、
相手との関係を変えることを考えてみて下さい。

関係が近づけば近づくほど、協力は得られやすくなります。
関係を変えることに力を注ぐ方が、より良い解決策を見出しやすいのです。(yoshi)