カウンセラーからのおすそわけ 親子関係

カテゴリー  [ 親子関係 ]

ストライクゾーンを広げよう!!【親子関係】 

子どもはたくさんの可能性を持って
生まれてきます。

経験と学びによってその可能性は
どんどん広がっていくものです。

ですから、子どもの良い点に注目して
可能性の芽を育てましょう。

希望を見いだせるように支援して
自分の可能性が信じられるように応援しましょう。

親は子どもに対する期待が強くなると
可能性よりも安全性につい意識を向けてしまいます。

その結果、こうあって欲しいという思いから
子どもに要求するストライクゾーンが狭まってしまいます。

しかし、このことを心に留めておいて下さい。

ストライクゾーンの広さと可能性は比例します。
ストライクゾーンは心の豊かさと関係してきます。

できるだけストライクゾーンを広げて
関わるように意識してみましょう。

ストライクゾーンを広げれば
新しい経験に臆すること無く立ち向かえるでしょう。

ストライクゾーンを広げれば
取り込める情報の幅が広がるでしょう。

ストライクゾーンが広いと
ものごとを楽観的に捉えることができるでしょう。

ストライクゾーンを広げてみましょう。

そうすることで状況の変化に適応出来る
柔軟な生き方を学び取ることが出来るでしょう。(yoshi)

子育ての立ち位置(後編)【親子関係】 

もう一つは、引き出すという立ち位置です。

引き出すという立ち位置では、
子どもにはその子固有の能力と
可能性が内在していると考えます。

ですから、どのようにしてそれを引き出すのかが
関わりの中心となります。

引き出すという立ち位置では、
体験し、考え、気づきを得ることが
重要であると考えます。

そのため、経験と機会を与え、
子どもの感想に耳を傾け、
質問することに尽力します。

こうした関わりを受けた子は、
他人と比較することなく、
安心して内在する才能を
目覚めさせていくことが出来るでしょう。

引き出すという立ち位置は、
子どもを一人の人格として尊重するものです。

こうした関わりを続けていくと
互いに受け入れ合い、分かち合い、
支え合い、愛し合うといった感情が
次第に育っていくことでしょう。

子育てには、二つの立ち位置があります。

一つは、仕込むという立ち位置です。
もう一つは、引き出すという立ち位置です。

あなたは、どちらの立ち位置を選択しますか?(yoshi)

子育ての立ち位置(前編)【親子関係】 

子育てには、二つの立ち位置があります。

一つは、仕込むという立ち位置です。

仕込むという立ち位置では、
子どもには色々なことを教え込まなければ
望ましい言動は身に付かないと考えます。

そのために、
しつけが関わりの中心になります。

仕込むという立ち位置では、
望ましい行いを指導し、言葉を教え込み
欠点を矯正することに注力します。

こうした関わりをすることで
もしかしたら表面的には礼儀正しい言動が
とれるようになるかもしれません。

しかし、礼儀の根本となる
相手を敬い、思いやる気持ちを
育てることは難しいでしょう。

叱責は失敗者意識を、失敗者意識は苦痛を、
そして怒りは関係の崩壊を生み出します。

仕込むという立ち位置は、
負の感情を中心とした関わりです。

こうした関わりからは
人を愛し慈しむという気持ちを
育てることは難しいでしょう。(yoshi)

・・・つづく。

努力をおもいっきり認めよう【親子関係】 

あなたの子どもが
何かのために努力をしているならば
その努力をおもいっきり認めましょう。

現実は厳しいものです。

努力と成果は必ず
つながるわけではありません。

かけた努力が必ずしも
報われるとも限りません。

色々なことを経験してきた
あなたの目から見て
無駄に見えることもあるでしょう。

効率と結果は大切です。
しかし、そこにいたる
努力そのものにも
大きな価値があるのです。

努力は、忍耐力を生み出します。
努力は、持続力を養います。
努力は、心の強さを育むのです。

ですから、結果を先回りして
している努力に水をさすのは止めましょう。
やる気をくじかないように配慮しましょう。
目標を奪うような言動は控えましょう。

努力そのものが持っている価値があるのです。
その価値を信じて努力をおもいっきり認めましょう。(yoshi)

学びのスイッチ【親子関係】 

子供は、本来学ぶことが大好きです。

ですから、学ぶことが持っている価値を
奪わないように配慮しましょう。

先回りして答えを教えてはいけません。
疑問には、知る喜びが添えられています。

安易に解決方法を示してはいけません。
課題には、解決の喜びが隠されています。

大切なのは、学ばせようとするのではなく、
学びのスイッチを押すことなのです。

子どもに、答えに至る道というものは
楽しいものであることを伝えましょう。
そして、解決までのプロセスを助けましょう。

多くのことを代わってしようとせずに
質問し、待ち、励まし、共に探求しましょう。

そうすれば学ぶことが持っている価値を
子どもに教えることができるでしょう。(yoshi)

好奇心を育てよう【親子関係】 

子どもの好奇心を育てましょう。
好奇心は、とても大切な役割を持っています。

好奇心は、物事について深く考えさせてくれます。
好奇心は、世界観を広げてくれます。
好奇心は、喜びを提供してくれます。

知識を取り入れたり、技術を身に付ける時に
好奇心は集中力と持続力を支えてくれます。

人は皆、好奇心を持っています。
大切なのは、その好奇心を奪わないということです。

「勝手にやってはいけません」
「言われた通りにしなさい」
「ムダなことはやめなさい」

こうした言葉は、
好奇心の芽を摘んでしまうものです。

子どもは、自分なりに先が見えるから
試したくなるのです。

自分なりのやり方でやりながら
学ぶことの喜びを見いだしているのです。

自分なりの考えがあって
チャレンジしているのです。

子どもの内側からの探究心を応援するために
次のことをしてみましょう。

子どものしていることに関心を示しましょう。
子どもに質問をしましょう。
子どもに教えてもらいましょう。

子どもの最大の理解者になって
好奇心を育てましょう。

そうすれば、やがて人生に起こる
多くの問題に対処するための
保険を手に入れることになるのです。(yoshi)

親が子どもに与える影響(後編)【親子関係】 

真剣に子育てを考える多くの親は、
子どもに対する躾を大切なことだと考えてます。

しかし、子どもへの躾を考える前に
もっと大切なことがあるように思います。

それは親自身の価値観のたな卸しです。

肯定的なものはどれくらいありますか?
健全なものはどれくらいありますか?
友好的なものはどれくらいありますか?
倫理的なものはどれくらいありますか?

価値観をたな卸しが出来たら
価値観を子どもに貸し与えましょう。

大切なのは強制することなく
必要に応じて貸すことです。

子どもはやがて成長し、
自分で自分の価値観を創り始めるまでは
親の価値観を借りて大きくなります。

安心して貸すことが出来る価値観を
親は自らの内面に創りましょう。

そうすれば躾以上に有益な子育ての秘訣を
手に入れたことになるのではないでしょうか。(yoshi)

親が子どもに与える影響(前編)【親子関係】 

親が子どもに与える影響は
とても大きいものがあります。

子どもは親の話す言葉から
話し言葉を学びます。

子どもは親のしぐさや態度から
立ち振る舞いを学びます。

子どもは親の人への関わり方から
コミュニケーションのスタイルを学びます。

このように親は子どもにとって
一番最初の教科書になるのです。

親が子どもに与える影響は
色々なものが挙げられます。

その中でも最も重要なものを挙げるのであれば、
迷わず価値観を挙げたいと思います。

子育てを考える時に
親の価値観を無視して
進めることはできないでしょう。

・・・つづく。

自律を芽を育てよう【親子関係】 

子どもの自律を願うのであれば
覚えておくと良いことがあります。

それは、極力子どもの肩代わりを
しないようにするということです。

子どもが悩んでいる時に
先回りして解決策を示さないようにしましょう。

子どもが答えを見つけだすまで
安易に答えを教えてしまわないようにしましょう。

子どもが苦労しているからといって
すぐに手を貸さないようにしましょう。

これらは、子どもの内面に自律の種が
撒かれるのを邪魔することになるからです。

子どもに代わってするのでなく、
経験する機会を与えましょう。
振り返って考える機会を与えましょう。
そして、話す機会を与えましょう。

そうすれば、自律の種は芽を出して
やがてりっぱに成長することでしょう。(yoshi)

学びを促進する要素 

子どもは、本来学ぶことが好きです。

新しいことを知ることは興味・関心を促進し
※楽しみの欲求を満たすことにつながるからです。

しかし、「学びなさい」と強制され
やり方を厳しく制限されると
※自由の欲求が満たせなくなり、
次第に学ぶことが嫌いになってしまいます。

もし、子どもに学ぶことを好きでいて欲しいと思うのであれば
出来るだけ強制や制限を少なくするようにしましょう。

そして、これから学ぶことは
「意味があるものである」、
「役立つものである」、
と子どもが感じられるような工夫をしましょう。

この二つの要素が感じられれば、
子どもは強制しなくとも
喜んで学ぶようになるでしょう。(yoshi)

※選択理論心理学の用語集をご参照下さい。
http://shin-ei-cc.com/cgi/sh_data/sh_data/16_log.html

少しずつ、少しずつ・・・【親子関係】 

子育ては、心育てでもあります。

身体の成長だけでなく、
気持ちを育てることが大切です。
考え方を育てることが大切です。
態度を育てることが大切です。

心育てに厳格なマニュアルは存在しません。

一人一人の個性に合わせて
その子が健全に※欲求充足できるように
援助することが肝要です。

気を付けたいことは、
急いで育てようとしないことです。

少しずつ、少しずつ、必要に合わせて
学びの機会を提供することです。

生えたばかりの小さな芽に水をジャブジャブ与えても
時期がこなければ美しい花を咲かせることはありません。

肥料をどんどん与えても、
逆にそれが負担になって枯れてしまうこともあるのです。

心育てもこれと同じです。

まわりと比較することなく急がずに
少しずつ、少しずつ成長を手助けしましょう。(yoshi)


※選択理論心理学の用語集をご参照下さい。
http://shin-ei-cc.com/cgi/sh_data/sh_data/16_log.html

親がする4つの行為(3)【親子関係】 

親がする4つの行為の残りの2つは、
子どもと共にすることと子どもをひとりにしておくことです。

◎子どもと共にする

 親子で一緒に遊んだ経験は、
 生涯の宝となります。

 買い与えたられたものは、
 飽きられて劣化していきます。
 しかし、共に過ごした良き思い出は記憶の中に保存され、
 その後の人生に影響を及ぼします。
 
 大人になっても、親子共に関心のあることに
 時間を使うことができれば絆は深まるでしょう。


◎子どもをひとりにしておく
 
 経験から学ぶ賢い親は、
 子どもが癇癪を起こした時に
 無理に泣き止ませようとせずに
 泣き止むまで待つでしょう。

 泣き止んでから話を聞く方が
 解決策が見つかりやすくなります。

 成長した子どもが問題を抱えている様子に気付いたら
 「何か相談があれば、いつでも聞くよ」とだけ言い、
 後はあれこれと詮索せずにあたたかく見守ることでしょう。

 こうすることで子どもの自尊心を守ると同時に
 困難を克服する力が養われます。


子どもの自立を願うのであれば、
子どもに代わってすることと
子どもに対してすることを制限しましょう。

そして、子どもと共にすることと
子どもをひとりにしておくことについて考えましょう。

子どもへの対応に不安を感じた時には、
親がする4つの行為のどれが多いのかを
見直してみて下さい。(yoshi)

引用文献『人生はセルフコントロール』
     ウイリアム・グラッサー著/堀 たお子訳サイマル出版会

親がする4つの行為(2)【親子関係】 

親がする4つの行為の最初の2つは、
子どもに代わってすることと子どもに対してすることです。

それぞれには、
次のような特徴があります。

◎子どもに代わってする

 子どもがまだ幼い時には、
 親は子どもに代わって多くのことをします。

 例えば、服を着させる、食事を食べさせる、
 朝起こす、不満や問題を解決するなどです。

 しかし、子どもが大きくなっても
 引き続き子どもに代わって色々なことをしていると
 子どもは自分で学ぶ機会を失うことになります。

 親の仕事に就かせるというのも
 子どもに代わってする行為の1つです。


◎子どもに対してする

 親は、子どもへの期待感から
 子どもに対して行う行為があります。
 
 子どもを他の子どもと比べて評価する、
 叱咤激励する、報酬を与える、罰するなどです。

 子どもに期待を持つことは悪いことではありませんが、
 子どもを思うようにコントロールしようとすると
 やがて歪みとなって現れることになります。

・・・つづく。(yoshi)

引用文献『人生はセルフコントロール』
     ウイリアム・グラッサー著/堀 たお子訳サイマル出版会

親がする4つの行為(1)【親子関係】 

子育ては、試行錯誤の連続といえるでしょう。

親は、子どものためを思って
色々なことを試みます。

それらはすべてその時にできる
最善の対応なのです。

しかし、それらの対応が
期待通りの結果になるのかどうかは
誰にも予測出来ません。

もし子どもへの対応に不安を感じるようであれば
「親がする4つの手順」を参考にして
今後の対応に役立てて下さい。

◎子どもに代わってする
◎子どもに対してする
◎子どもと共にする
◎子どもをひとりにしておく

・・・つづく。(yoshi)

引用文献『人生はセルフコントロール』
     ウイリアム・グラッサー著/堀 たお子訳サイマル出版会

考える力をつける3つの質問(後編)【親子関係】 

3つの語りかけをすることによって、
話を聞くこと、自分の考えをまとめること、話すこと、
などのスキルが身に付くようになります。

これらはすべて社会で求められる
コミュニケーションスキルなのです。

◎子どもが意見をいったら
「よく思いついたね」と語りかけましょう。
 それがどんな意見であっても、まず受け入れることが大切です。

 批判せずに受け入れてもらえると、
 自由な発想ができるようになります。

◎自分の意見を子どもに伝えた後に
「どう思う」と質問しましょう。

 質問されることで自分の考えをまとめ、
 自分なりの意見を話す習慣がつきます。

◎すぐに答えを出そうとせずに
 「一緒に答えをさがそう」と恊働関係をつくりましょう。

 親だって知らないことはあるものです。
 人は完全ではない、知らないことは調べればいい、
 ということが分かると子どもはのびのびと
 学ぶことが出来るようになります。

考える力をつけるのに、費用はかかりません。
ただ知恵と労力をかけるのみです。

考える力を育てるのは、特別なことをするのでなく、
親子のコミュニケーションの中から育まれるのです。

考える力は、
日々の取り組みが生み出した
薫り豊かな果実なのです。(yoshi)

参考文献『ユダヤ人が語った親バカ教育のレシピ』
    アンドリュー・J・サター、ユキコ・サター著
    インデックス・コミュニケーションズ

考える力をつける3つの質問(前編)【親子関係】 

人生でより良く生きるためには、
考える力をつけることが必要です。

人間関係を良好に保つために、
考える力が役立ちます。

問題を解決する時に、
考える力が求められます。

成果を生み出すためにも、
考える力をつけることが必要です。

考える力をつけるのは、
なるべく幼いときから
取り組んでおくのが良いでしょう。

では、子どもの考える力を育てるためには
どのようにしたら良いのでしょうか?

それは、次の3つの語りかけをすることです。

◎「よく思いついたね」
◎「どう思う」
◎「一緒に答えをさがそう」

考えてみて下さい。

なぜ、この3つの語りかけが効果的なのでしょうか?

・・・つづく。(yoshi)

参考文献『ユダヤ人が語った親バカ教育のレシピ』
    アンドリュー・J・サター、ユキコ・サター著
    インデックス・コミュニケーションズ

自信と能力を育てる秘訣【親子関係】 

子どもの自信と能力を育てる秘訣があります。

それは、子どもの出来ていないことよりも
出来ていることに注目することです。

子どもの不得意なことよりも
得意なことに多く関心を払うということです。

これは、すごく単純なことです。
しかし、とても有益なことなのです。

成功体験は、自信を育みます。
うまくできることほど、
知恵を働かせ上達は早くなります。

子どもをよく観察してみて下さい。

うまく出来ないことに取り組んでいるときと
よく出来ることに取り組んでいるときでは、
どんな違いがあるのでしょう。

顔の表情には、どんな違いがあるでしょう。
活動量には、どんな違いがあるでしょう。
集中力と持続力には、どんな違いがあるのでしょう。

出来ないことを気にしすぎて、
出来ていることを見逃してしまわないように注意してださい。

出来ないことをさせようとして失敗を重ねるより、
良く出来ることを更に工夫してもらい
成功体験を積み重ねられるように配慮して下さい。

自信と能力が充分に育てば、
自分の欠点を補う強さを持つことができます。

しかし、自信と能力が充分に育つ前に
自分の欠点ばかりを自覚すると
困難から逃れることに知恵を使うようになるでしょう。

子どもの自信と能力を育てたいと思うのであれば、
出来ていないことよりも出来ていることに注目することです。

自分を信じる力と自分の特性を活かす力が身に付けば、
やがて親の手から離れた時にでも
たくましく生きていくことができるでしょう。(yoshi)

関わるならば良い時に・・・【親子関係】 

子育ては難しいものです。

子どもは、こちらが期待する行動を
とってくれるとは限りません。
また、こちらの思いを汲み取ってくれるとも限りません。

しかし、こうした困難を乗り越えて、
こちらの意図をしっかり伝え、
理解を得ることが必要な時があります。

そのためにとても大切なことがあります。
それは、関わりの質と頻度についてです。

ちょっと、思い返してみて下さい。

先週一週間、子どもと関わった時はどんな時でしたか?
その時、どのようなことについて話をしましたか?
また、どんな気分の時が多かったですか?

もし良い状況がたくさん思い出されたのであれば、
何か問題に感じることがあったとしても
安心して調整することができるでしょう。

しかし、言いたくないことを
言わなければならないなど、
気分が良くない状況が多かったのであれば、
今後更に調整は難しくなっていくでしょう。

顔を合わせる時は、だいたい気分の良くない時、
話をする時は、ほとんど嫌な話題、
こういう状態が続くとお互いに聞く耳が持てなくなってきます。

その結果、理解と協力は得られず、
確執と分裂を生み出すことになります。

関わるのであれば、良い時を選びましょう。
話す話題は、楽しいものを選びましょう。

こうして得られた強い信頼関係が、
問題について話すときの支えになるのです。

「自分のことを本当に思ってくれているんだ」という実感は、
関わりの質と頻度によって育まれるのです。(yoshi)

学習を支えるもの 

子どもは、本来学ぶことが好きです。

子どもは、言葉がしゃべれるようになると、
「なに?」、「なぜ?」、「どうして?」と
色々なことを知りたがるようになります。

選択理論によれば、
これは【※楽しみの欲求】の働きであるといえます。

楽しみの欲求は、学習を支えるものです。

ですから、「いかに知識を詰め込むのか」ではなく、
「いかに楽しく学べるのか」を工夫してみて下さい。

子どもの生活に関わりの無い課題を強制するのでなく、
意味があり役立つ話題を提供してみて下さい。

子どもが学習を嫌がるのは、
課題が難しいということよりも
つまらないということの方が大きいと思うのです。

子どもは、難しいクイズに積極的にチャレンジします。
困難なパズルに喜んで取り組みます。

学習を援助する時には、
【※楽しみの欲求】が満たせるように工夫するのが効果的なのです。(yoshi)


※選択理論心理学の用語集をご参照下さい。
http://shin-ei-cc.com/cgi/sh_data/sh_data/16_log.html

外に出て遊ぼう!! 

子供は、遊ぶことが好きです。

子供は、遊びを通して身体の動かし方を学びます。
遊びを通して工夫することを学びます。
遊びを通して発見する喜びを知ります。
遊びを通して人との関わり方を身に付けます。

脳は、五感から入ってくる刺激で活性化します。
脳は、遊びを必要としているのです。
できるだけ、色々な感覚を使うのが効果的です。

跳んで、走って、観て、聴いて、味わって、触って・・・、
大きな動きや細かい作業、
こうした経験が脳を鍛え、リフレッシュさせるのです。

子供を思いっきり遊ばせてあげて下さい。
できれば外に出て一緒に遊んで下さい。

遊びは、子供に必要な学びの機会なのです。
そして、大人にとっては老化防止の妙薬になります。(yoshi)

感情ではなく思考に働きかけよう(後編) 

子供に知恵を与えるのは、思考に働きかける方法です。
そのためには、いくつか注意したい点があります。

一つ目は、口調です。
思考に働きかけるためには、穏やかな声で接しましょう。

二つ目は、質問することです。
「何が起きたの?」、「どうしたかったの?」など、
今置かれている状況や行動の目的について子供に考えてもらいましょう。

三つ目は、親の期待を伝えましょう。
「私は、こういう風にしてくれるのが好きだな」、
「私は、こうして欲しいな」など、私メッセージで簡潔に伝えましょう。

四つ目は、肩代わりをしないということです。
過ちや失敗の責任は、しっかりと本人がとれるようにしましょう。
あくまでも本人が主体、親は補助役に徹しましょう。
子供に代わって対処してしまっては、大切な経験を失うことになります。

五つ目は、出来ることを話し合うということです。
「これから君にできることは何?」、
「もっと良くするために何が出来ると思う?」など、
子供に自分で出来ることを考えてもらいましょう。

六つ目は、モデルとなる行動を示すということです。
効果的な方法は、口で言うのではなく行いで示しましょう。
子供は、親のしていることをよく観察しています。
そして、言っていることよりもしていることの方を真実と捉えて学びます。
良いモデルを示しましょう。

これらは、感情ではなく思考に働きかける方法です。
工夫は必要ですが、自立を促す賢明な方法と言えるでしょう。(yoshi)

感情ではなく思考に働きかけよう(前編)  

子供は、過ちをおかし失敗を経験しながら成長していきます。

もし、子供が過ちをおかしたらそれを修正することが大切です。
失敗したら改善を手助けする必要があります。

そのためには、感情に働きかけるやり方は避けましょう。
感情に働きかけるやり方は、効果のある方法ではないからです。

感情に働きかけるやり方とは、次のようなものです。

★大きな声で叱る
★責める
★叩く
★罰を与える
★無視し、放置する

感情に働きかけるやり方は、恐怖感、不安感、罪意識を増大させます。
しかし、肝心な知恵を与えることはありません。

感情に働きかけるやり方は、子供との心の距離を遠ざけます。
こうなると、子供は過ちを取り繕い
失敗を隠すことに意識を集中することになるでしょう。

感情に働きかけるやり方すれば、
その後賢明な方法を考えるのはより一層難しくなるでしょう。

子供のおかした過ちを修正し、失敗の改善を手助けするのであれば、
感情ではなく思考に働きかけましょう。(yoshi)

愛情と手本を示そう 

こんな相談が寄せられることがあります。

「子供にどのように接したら良いかわからない・・・」
「今の子供は、昔の子供に比べて育てにくくなった・・・」

親は、子育てについて色々悩むものです。
一生懸命に取り組もうとすればするほど、考えてしまいます。
真剣に考えれば考えるほど、心配も増えるでしょう。

そのような気持ちを持つことは、昔の親も今の親も変わらないと思います。
どの時代でも、親は子育てについて頭を悩ませるものなのです。

次の質問を考えてみて下さい。

「昔の子供と今の子供は、違うのでしょうか?」
「昔と今では、子育ての方法を大きく変えなければならないのでしょうか?」

おそらく、今も昔も子供はそんなに変わらないと思います。
子育ての基本も今と昔で、それほど変わらないと思います。

しかしながら、昔と違って現代は情報が多くなりました。
子供への対処の仕方について、昔よりも選択肢が増えました。
ですから、昔よりも迷うことは多くなったのではないでしょうか。

もし、子育てに迷ったら次の2つに戻って下さい。

一つは、愛情を示すこと、
もう一つは、手本を示すことです。

愛情を心と身体で感じれば、人と愛することが出来るようになるでしょう。
手本が示されれば、より良く生きる術を学ぶことができるでしょう。

子供を思うようにコントロールすることを止めて、
この愛情と手本を示すことに力を注いでみてください。

愛情と手本を示すことは、今も昔も変わらない子育ての秘訣といえるでしょう。(yoshi)

生涯にわたる関係ならば 

親子関係は、一生付き合い続ける人間関係です。
親子関係は、何があってもその絆が切れることはありません。

親子関係は、他の人間関係と違って、子どもに対する期待も自然に大きくなります。
そして、その期待がゆえに外的コントロールを使いやすくなります。

「今後のために」という理由で、外的コントロールが使われます。
「成功させたいから」という理由で、外的コントロールが使われます。
「周りからバカにされないように」という理由で、外的コントロールが使われます。

もし、家族の口数が少なくなってきているなら、注意が必要です。
言い争いが度々起こるなら、関わり方を変えるサインだと思って下さい。
言うことを聞かなくなってしまったら、出来ることは本当に少なくなります。

人間関係は、近ければ近いほどコントロールに対して反発し抵抗します。
コントロールするよりも、思いやりを示して下さい。

思いやりは、愛を形にする行為です。
良い行為は、人生で役立つ良いモデルとなります。
モデルを見て学び取ることは、自分で選べますから押し付けがありません。

思いやりを学ぶことが出来れば、コントロールしなくとも自分で人生を上手くやっていけます。

愛することとコントロールすることは共存できません。
どちらか一方を選択するしかないのです。(yoshi)

見て分かるということ 

視覚は、とても大切な感覚です。

視覚で重要なことは単に「みえる」ということではなく
「みてわかる」ということです。

ヒトがモノを「みて、わかる」には、三つのレベルがあります。

1)みえるレベル(固視)
 医学的には、感覚器が興奮している状態をあらわします。

2)みるレベル(注視)
 目の前にあるモノに注目し、知覚した状態です。

3)わかるレベル(見比べ、見分け)
 記憶と照合して、認識した段階です。

子供との関わりの中で何かをして見せて、
「あなたは、なんでわからないの!」と腹をたてた経験はないでしょうか?

でも、1)の「みえるレベル」で止まってしまって、
「みるレベル」以降に伝えたい情報が進んでいなかったとしたら、
いくら怒ってもわかってもらえませんね。

大切なことは、「みえる」ことにとどまらずに
「みる」ことの援助をして「わかるレベル」に到達しているかを
確認することだと思います。

親子だけでなく、日常の人間関係の中でもこのあたりに問題があって
うまくいかないこともありそうです。(yoshi)