カウンセラーからのおすそわけ 親子関係

カテゴリー  [親子関係 ]

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「あ・ま・い」に注目する【親子関係】 

8/8~9日に愛知学院大学で開催された
臨床発達心理士会全国大会の事例発表で
とても良いことを学んできましたので
おすそ分けします。


事例発表者の森脇愛子先生は、
東京学芸大学特別支援科学講座藤野研究室と
東京小児療育病院が共同で行っている
自閉症スペクトラム障害児の
SST(ソーシャルスキルトレーニング)グループの中で
「あ・ま・い」に注目する関わりを
ご家族と共に取り組まれているそうです。


「あ・ま・い」とは、
次に挙げる事柄の
頭文字をとったものです。


あ・・・ありがとう
ま・・・まぁいいか
い・・・良いところを見つける


「あ・ま・い」に注目して関わると
自尊感情を育むことが出来ます。


「あ・ま・い」に注目して関わると
気持ちにゆとりが生まれます。


「あ・ま・い」に注目して関わると
良好な関係が築かれます。

「あ・ま・い」に注目する関わりは、
SSTを必要とする親子関係だけでなく
全ての親子関係に有益だと思います。


日常生活のお子さんとの関わりの中で
「あ・ま・い」を意識してみませんか?

そのような関わりの中で、
人生に役立つたくさんの気づきを
得ることができるでしょう。(yoshi)
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落ち着きがない子【親子関係】 

多くの親は、
子どもが落ち着きがなく
じっとしていないと
つい叱ってしまいがちです。

しかし、
この「落ち着きがない」という行動が、
子どもの発達にとってとても重要な意味を
持っているとしたらどうでしょうか?

子どもがしている
色々にことに関心をしめす行動は、
傍目から見ると落ち着きがなく見えます。

思いついたことを
試している行動も
落ち着きないように見えます。

子どもは代謝が活発であるため、
内側から発せられるエネルギーを
消費しようと身体を動かします。

これも親の目から見ると
落ち着きないように見えます。

親の目から見て落ち着きないように
見える行動の多くは、
身体の発育と脳の発達に必要な
感覚刺激を必要としているものです。

子どもの落ち着きがない行動を
否定的に見るのでなく、
より良い成長のために
必要なことだと理解を示して下さい。

子どもの落ち着きがない時には、
安易にその行動を抑制するのでなく、
他の人に配慮しつつ
必要な感覚刺激が得られるように
応援してあげましょう。(yoshi)

失敗から学びを得るための3つの質問(後編)【親子関係】 

「どうして出来ないの」は、
言い換えるなら質問という形をした
攻撃と言えるでしょう。

誰でも上手くいかないと
自信を失いそうになります。

そんな時に必要なのは、
励ましと手助けです。

子どもに「どうして出来ないの」
と言う代わりに次の3つを
聞いてみると良いでしょう。

「どうやってみたの」と
これまでしたことを
一緒に振り返りましょう。

「どうしたかったの」と尋ね、
目標を整理する援助をしましょう。

「何か手助けして欲しい」と質問し、
子どもの自尊心に配慮した
手助けの方法を考えましょう。

こうした関わりは、
安心を生み出します。

安心が生まれれば
子どもは失敗から学び、
目標を達成する喜びを
見い出しやすくなります。

子どもの心身の成長を応援するために
その時々に合った関わり方を
検討してみましょう。(yoshi)

失敗から学びを得るための3つの質問(前編)【親子関係】 

子どもが何かを上手に出来ない時、
親はつい「どうして出来ないの?」と
言ってしまいがちです。

しかし、この「どうして出来ないの?」は
子どものやる気を挫いてしまうので
注意が必要です。

「どうして出来ないの?」と口にする時
親はどんな気持ちでいるでしょう。

期待と違う姿を目の当たりにして、
腹立たしく感じるかもしれません。

こんなことも出来ないのかと思い、
情けない気持ちになるかもしれません。

理想と現実とのキャップに
失望を感じるかもしれません。

「どうして出来ないの?」という質問の背後には、
こうしたネガティブな感情が隠されています。

子どもは「どうして出来ないの?」と聞かれる時、
質問の背後にある親のネガティブな感情が気になり
目の前の課題に集中出来なくなってしまいます。

・・・つづく。

考え方を教える【親子関係】 

子どもが何か質問してきた時に
どのようにしていますか?

最も手軽な方法は、
答えを教えることです。

しかし子どもが何か質問をしてきた時は、
とても良い学びのチャンスです。

そのチャンスを活かすことを
考えてみましょう。

子どもの質問に対して
答えそのものではなく、
「○○を調べてみるといいかもね」
と答えの見つけ方を教えるなら
学びの機会を活かすことになります。

子どもの質問に対して
「君はどう思うの?」
と考える機会を与えるのも有益です。

子どもが質問してきた時には
すぐに答えを教えるのではなく、
考え方を教えることが出来たなら
それは素晴らしい学びの時となるでしょう。(yoshi)

学習意欲を支えるもの【親子関係】 

子どもの学習を支援するためには、
無理は禁物です。

子どもが学ぶことに対して
意欲的になれるように
配慮をすることが大切です。

アメリカの教育工学者ジョン・M・ケラーは、
学習意欲を支えるものとして
ARCS(アークス)モデルを提唱しました。


ARCSモデルは、
次の四つの要素で成り立っています。

◎A(Attention/注意)

学習始まりとしては、
興味・関心を持つことが重要です。

「おや?」、「面白そう」、「すごい」など
期待感が持てるような課題を考えてみましょう。


◎R(Relevance/関連性)

自分に関係ないこと、
意味が感じられないことを
するのは苦痛に感じるものです。

「意味がありそう」、「役立ちそう」、
「やりがいがありそう」と
思えるような工夫をしてみましょう。


◎C(Confidence/自信)

全く不可能と思えることには、
意欲が湧かないのは当然です。

「やればできそう」と感じられるように
難易度を検討しましょう。


◎S(Satisfaction/満足感)

学習の一番の報酬は、
学ぶことで得られる満足感です。

この満足感が次の学習の意欲を
高めてくれるのです。

「できた」、「形になった」、「やってよかった」など
自分の学習の成果を自己評価し、
自分で認められるように支援しましょう。


学びは、本来※楽しみの欲求を
満たすものです。

子どもが学びを通して
上手に楽しみの欲求を満たせるように
学習の支援方法を考えてみましょう。(yoshi)

※選択理論心理学の用語集をご参考下さい。
http://shin-ei-cc.com/cgi/sh_data/sh_data/16_log.html

自律を育むための2つの要素(親子関係) 

子どもの自律性を育むもうと願うなら、
次の二つの要素を意識することが
求められます。

◎選択肢を提供する
◎選択のために必要な情報を提供する

子どもの※上質世界(願望)は、
大人に比べて曖昧です。

何をしたいのか
何を求めているのか
はっきりしない場合があります。

また、子どもの行動のシステムの
整理された行動(行動レパートリー)は、
充分に形づくられていません。

どのように振る舞えば良いのか
どのような方法が効果的なのか
未開発です。

だからといって安易に
子どもに変わって目標を決めたり、
方法を教えたりすれば
子どもが自律するための
学びの機会を奪うことになります。

なるべく広い視点に立って選択肢を与え、
そのために必要な情報を提供し、
子どもが自ら考え、選び、
決めることを応援しましょう。

こうした経験を経て、
自律性の核はすくすくと
育っていくのです。(yoshi)

※選択理論心理学の用語集をご参考下さい。
http://shin-ei-cc.com/cgi/sh_data/sh_data/16_log.html

手助けのタイミング【親子関係】 

成長を手助けする
もっとも効果的なタイミングは、
子どもが手助けを求めたときです。

手助けを必要としている時には、
子どもは課題を自分のものとします。

手助けを必要としているときは、
聞く耳を持ちます。

手助けを必要としている時には、
自ら主体的に取り組むことができます。

良かれと思って
あまりに早く手助けすると
絶好の学びの機会を
失わせることになります。

貴重な体験の場面を
奪うことになるのです。

ですから、
子どもが困ることがないようにと
先回りをして手を貸したくなる
気持ちを抑えましょう。

その忍耐は、
やがて大きな実を
結ぶことになるからです。(yoshi)

制限と自律性(後編)【親子関係】 

ハッキリと表れました。

1と2では言葉による
統制的制限が加えられています。

こうした状況下では
子どもの自律性は失われ、
やる気が減退しました。

これに対して、
3の言葉をかけられた子どもは、
内側から動機付けられ
より熱心に課題に取り組みました。

この研究結果で注目したい所は
次のようなものです。

◎制限は出来るだけ少なくすること
◎子どもを主体的な存在であると意識すること
◎子どもの行動に理解を示すこと

自律性と責任感を育むためには
こうしたことを実践していくことが
求められるのでしょう。(yoshi)

参考文献:『人を伸ばす力』新曜社
     エドワード・L・デシ&リチャード・フラスト

制限と自律性(前編)【親子関係】 

一般的に多くの親は、
子どもの自律性を大切にしたいと思いながら
多くの制限を加えるメッセージを送っています。

しかし多くの制限を加え
統制すればするほど
子どもの自律性は阻害されていきます。

このことは心理学の研究によっても
明らかにされています。

ライアンとコスナーは、
5、6歳の子どもを対象に
統制と自律性に関する実験を行いました。

この実験では子どもたちに
周りを汚さず道具を散らかさないで
絵を書いてもらうことを目標として
次の3つ異なる言葉を与えました。

1.「いい子だから、道具をきちんと使いなさい」

2.「守らなければならないことをきちんと守りなさい。
 絵の具をまぜこぜにしてはいけません」

3.「絵の具をこぼしたりして遊ぶことが
 本当に楽しいことはわかるんだけど、
 ここは他の友達も使うから、
 道具や部屋をきれいに使って下さい」

さて、結果はどうなったのでしょう?(yoshi)

・・・つづく。

参考文献:『人を伸ばす力』新曜社
     エドワード・L・デシ&リチャード・フラスト

ルールを決める時には(後編)【親子関係】 

家庭も集団生活であることに
代わりありません。

秩序を保つためには、
何らかのルールが必要です。

しかし、ルールを作る時に
親が一方的にルールを作るのは
その後の親子関係を考えると
賢明なこととは言えません。

ルールを作る時には、
子どもに集団生活の知恵を教えることを
加味するよう工夫してみましょう。

ルールを作る上で大切なことは、
実際にルールを適用した時に
親子関係が悪化しないように
配慮することです。

そのためには次のことを
覚えておくと良いでしょう。

◎ルール作りには、
 ルールが適用される本人が参加する

◎ルールが守られなかった時に
 どうするのかを本人が決める
 (親は子どもから出された内容を検討し、
  妥当なものになるよう援助する)
 
◎ルールが実際の状況に合わないと感じたら
 いつでも話し合って新しいルールに
 変えられることを伝えておく

こうしたルール作りのプロセスは、
人間関係を維持する秩序作りの
学びの場になります。

そして、家庭から社会に出た時に
周囲の人たちと上手に関わる知恵となるでしょう。

家庭でのルール作りは、
上手に活用することによって、
社会性を養うための絶好の学習の機会と
することができるのです。(yoshi)

ルールを決める時には(前編)【親子関係】 

とかく親子関係において
子ども達が守るべきルールは、
親が作ることが多いものです。

いったんルールが作られると
親は次のような行動を
取るようになります。

◆子どもの行動を監視する
◆ルールを守らせようとして強制する
◆子どもに声をかける時の話題は、
 気分の良いことよりも小言が多くなる

また子どもの方は、
一方的に押し付けられたルールに対して
次のような行動を取るようになります。

◆やらされ感が強いため、
 自発的にルールを守ろうとはしない
◆ルールから逃れようとする
◆言い訳が多くなる

このような状態になると
親子関係に亀裂が入り
関係が悪化していきます。(yoshi)

・・・つづく。

今、何を伝えていますか【親子関係】 

親は、子どもがまだ知らないことを
すでに経験して知っています。

そのため、
少し先の将来を見据えて
教えておきたいこと、
伝えておきたいこと、
アドバイスしたいことがあるものです。

この時注意したいことは、
将来に目を向けるあまり、
"今"を振り返る余裕が無くなることです。

今、している行動は、
子どもに教えたい振る舞いでしょうか?

今、している関わり方は、
子どもに伝えたい関わり方でしょうか?

今、口にしている言葉は、
子どもに口にして欲しいものでしょうか?

人が学ぶ時、それは"今"です。

もし「将来のためには今が大切だ」と言いながら
"今"していることを吟味していないのなら、
本当の意味で"今"を大切にしているとは言えないでしょう。

将来を正しく予測し、
約束出来る人など
この世の中に誰もいません。

ですから、"今"していることを吟味し、
子どもとの関わりの中で
本来自分が伝えたいと思っていることを
適切に伝える方法を検討することが
重要なのです。

"今"自分の姿を通して
子どもに本当に伝えたいことが
伝えられていますか?(yoshi)

楽しみが持っている価値を活かす【親子関係】 

子どもが最も学ぶ時、
それは何かを楽しんでいるときです。

楽しんでいる時、
子どもは楽しみの対象を
よく知ろうと観察します。

楽しみの対象に関連する事柄を
よく覚えます。

楽しみの対象を活かす方法を
工夫し始めます。

これは、生理学的にはドーパミンや
エンドルフィンなどといった
脳内快感物質が関係しており、
選択理論心理学的には
※基本的欲求が関連していると
考えられています。

新しいことを知ることによって、
脳内では快感物質が放出されます。

試行錯誤することで
※楽しみの欲求が満たされます。

子どもに何かを教えようとする時には
楽しみが持っている価値を活かして
教えることが効果的なのです。

ですから、子どもと一緒に
思い切り楽しみましょう。

そして、一緒に考え、一緒に観察し、
一緒に工夫してみましょう。

楽しみを生み出す学び方は、
最も効果的な学び方と言えるのです。(yoshi)

※選択理論心理学の用語集をご参考下さい。
http://shin-ei-cc.com/cgi/sh_data/sh_data/16_log.html

会話しよう【親子関係】 

会話は、子どもの発達に
とても大切な働きをしています。

会話することで、
言葉が身につきます。

会話することで、
意味の交流が可能になります。

会話することで、
意志が育まれ思考力が向上します。

会話は子どもの内的な世界を広げますが、
特に母親との会話は重要な役割を持っています。

脳機能研究者の川島隆太教授(東北大学)の研究によると
母親との会話は他の人との会話に比べ
脳を活性化させることが分かったそうです。

選択理論心理学で考えるならば
母親との楽しい会話は、
心理的な基本的欲求の全てを満たすので
脳の活性が向上するのだと言えます。

子どもとの会話は、
習い事以上に子どもの脳活性に役立ちます。

意識して時間をとり、
子どもと目線を合わせて
会話をしてみましょう。(yoshi)

親切心を育もう【親子関係】 

人が他の動物と違うのは、
自分のしたことによって相手が喜んでくれると
"うれしい"と感じるところです。

この行為を私たちは、
親切と呼んでいます。

人に親切にするという気持ちは、
社会生活を営む上で
重要な役割を持っています。

親切に対応することによって
人と人とをつながりが出来ます。

親切に接することによって、
思いと思いが伝わり合います。

親切に関わることによって
心と心が通い合います。

親子の関わりの中で、
子どもの親切心を育てることができたなら、
きっとその子はどのような人とでも
上手くやっていくことが出来るでしょう。

親切心は、自分のことを大切にするように
相手も大切にする気持ちから生まれてきます。

こうした心を育むためには、
次の挙げる対応が役に立つでしょう。

◎視線を合わせること
◎微笑みかけること
◎触れること
◎話に耳を傾けること
◎同意すること
◎尊重すること
◎一つのことを一緒に行うこと

親切心は、言葉によってではなく
関わりによって培われます。

意識して関わることによって、
子どもの中で親切心は着実に育っていくでしょう。(yoshi)

才能の種を育てる(後編)【親子関係】 

才能の種を育てるための
もう一つの要素は、
成長を信じることです。

子どもは、日々色々な情報に触れています。
子どもは、日々色々なことを考えています。
子どもは、日々色々なことを経験しています。

大人の目から見ると
もどかしく感じることが
あるかもしれません。

しかし、子どもはその子なりの速度で
色々なものを吸収し咀嚼しているのです。

それらがしっかりと消化されれば
自然に成長することができるのです。

大切なことは、急ぎすぎないことです。
そして他の子どもと比較しないことです。

急いでも良い花は咲きません。
他とは違う種なのですから、
比較する意味はありません。

成長を信じて、その日その時の関わりを
ひとつひとつ取り組んでいけば良いのです。

愛情が注がれた才能の種は、
やがて香り豊かな花をつけるでしょう。

成長を信じて育てられた才能の種は、
麗しい実をつけることでしょう。

すべての子どもは
才能の種を持っています。

その種を大切に育てましょう。(yoshi)

才能の種を育てる(前編)【親子関係】 

すべての子どもは、
才能の種を持っています。

才能の種が発芽し、
やがて花を咲かせるためには、
欠かせないものが二つあります。

一つは、愛情を注ぐこと
もう一つは、成長を信じることです。

愛情を注ぐということは、
全面的に関心を寄せるということです。

様々な視点から関心を寄せてよく観察すれば、
何が必要で何が必要でないのかが
自然に分かるでしょう。

盲目的に何でも与えるのは
愛情とは言いません。

植物は水を与えすぎれば
根が腐ってしまいます。

肥料を与えすぎれば成長に支障をきたし
茎葉は伸びても花実がつかなくなってしまいます。

愛情をもって関わるのであれば、
必要なものを、必要な時に、必要な分量、
提供することが求められるのです。

才能の種を健やかに育てるために
あたたかく見守り、声をかけ、
経験を奪わないように配慮して
愛情を充分に注ぎましょう。(yoshi)

・・・つづく。

働く喜びを伝えよう(4)【親子関係】 

お手伝いを学びの場とするための工夫は、
親にとっても有益な学びの時となります。

お手伝いをすることで
子どもが喜びを感じとれるような
方法を考えてみましょう。

お手伝いを通して
「自分には価値がある」
と感じられる経験を与えましょう。

「人のために何かをするのはとても気分の良いものだ」
ということを実感する場をつくり出しましょう。

こうした一つ一つの取り組みによって
子どもに働く喜びを伝えることができます。

このようにして得た喜びは、
やがて社会に出た時に
どのような職業に就いたとしても
有意義な働き方の礎となるでしょう。(yoshi)

働く喜びを伝えよう(3)【親子関係】 

子どもがお手伝いを
嫌がるようになる要因の二つ目は、
感謝が伝わらなくなるということです。

親は幼い子どもが手伝ってくれた時には、
結果がどうであっても手伝ってくれたこと
そのものに感謝を表します。

しかし、やがてそれが当たり前になってくると
感謝の言葉はなくなるばかりか
上手に出来ないと文句を言うようになります。

上手に出来て当たり前、
上手く行かなければ文句を言われるのであれば
お手伝いを避けるようになるのは道理です。

これらのことをふまえて
子どもにお手伝いの機会を与えるときに
避けたいことは次のことです。

◆無理矢理やらせること
◆意味が感じられないことをさせること
◆義務としてやらせること

これらに注意して先に述べた配慮をすれば
お手伝いはとても素晴らしい学びの時になります。(yoshi)

・・・つづく。

働く喜びを伝えよう(2)【親子関係】 

幼い子どもは、親のマネをしたがります。
見よう見まねでお手伝いも喜んでしてくれます。

しかし、成長するにしたがって
子どもは、だんだんお手伝いを
嫌がるようになっていきます。

これにはいくつかの要因があります。

まず一つ目は、お手伝いを
強制的にさせようとすることです。

親は子どもが幼い時には、
子どもに強制的に手伝わせようとはしません。

逆に子どもが新しいことに
チャレンジしようとするのを
応援するような形で手伝わせます。

しかし、親は子どもが成長するに従って
お手伝いを義務として行わせようと
するようになります。

お手伝いが義務になると、
貢献する喜びは失われていきます。(yoshi)

・・・つづく。

働く喜びを伝えよう(1)【親子関係】 

子どもにお手伝いの機会を与えることは
とても大切なことです。

お手伝いの経験は、
働く喜びに関係しているからです。

お手伝いの機会を与える時には
次のようなことが経験出来るように
配慮しましょう。

◎貢献する喜び、
 達成する喜びが経験出来ること

◎工夫する喜び、
 発見する喜びを大切にすること

◎分かち合う喜び、つながっている喜びが
 実感出来るように関わること

こうしたことが盛り込まれたお手伝いは、
将来社会でやりがいをもって働くことに
つながっていきます。(yoshi)

・・・つづく。

失敗した時にこそ【親子関係】 

良く出来た時に褒めるのは簡単です。

しかし、本当に重要なのは
子どもが良く出来たときではなく、
失敗してしまったときに
どのように関わるかということです。

子どもが失敗した時に
次のような関わり方をすると
子どもに勇気を与えることができます。

「よくチャレンジした」
と挑戦したことを認めましょう。

「何か気付いたことはある」
と学びの機会として活かしましょう。

「次はどうしたい?」
と発想を拡げましょう。

失敗をとがめるのでなく
成長の一場面だと捉えて応援すると
子どもは伸び伸びと自分らしさを
発揮することが出来るでしょう。

親は上手く出来なくても自分を応援してくれる、
成功するまで見守ってくれると信じられれば
困難を乗り越える心の強さが養われるでしょう。

子どもの良さを見つけることは大切です。

しかし、それ以上に重要なのは
失敗したときにどのように支援出来るか
ということなのです。(yoshi)

叱り方を考える前に【親子関係】 

子どもの叱り方で
悩む親は少なくありません。

どのようなことで叱ったら良いのか?
どのようなタイミングで叱ったら良いのか?
どのような叱り方が良いのか?

こうした疑問は、
子どもの成長を真剣に考えているからこそ
生まれてくるのだと思います。

しかし、子どもの叱り方を考える前に
叱ることで得ようとしているものについて
もう一度よく考えてみて下さい。

多くの場合、
親は子どもを叱ることで
人として大切なことを
教えようとしているのではないでしょうか。

であるならば、叱るというのは
教え方のレパートリーの一つと言えます。

教え方には色々な方法があります。

情報を与える方法、考えてもらう方法、
経験を促す方法、改善を要求する方法…etc。

叱る以外にも大切なことを教える方法は
いくつも考えられます。

叱るという行為は、
その他の効果的な教え方のレパートリーが
尽きてしまったことを表す行為だと思うのです。

子どもの叱り方を考える前に、
大切なことをしっかり教える方法を考える方が
親にとっても子にとっても
得るものは多いのではないでしょうか。(yoshi)

大切なことを教えるなら・・・【親子関係】 

子どもに何かを教えようとする時に
大きな声をだして教え諭すのは止めましょう。

教えを受ける時に大きな声を聞くのは
気持ちの良いものではありません。

大きな声には
耳を閉ざしたくなるものです。

そうすると、話の内容ではなく
大きな声を避けることに
エネルギーを使うようになります。

傍目から見たら、
神妙な顔をして見えるかもしれません。

しかし、話の中身が心の中にまで
届いているかどうかは疑問です。

子どもに大切なことを伝えたいのであれば
顔を近づけて静かな口調で話しましょう。

こうすることで子どもは
親の言葉に注目するようになります。

そして、ゆっくりと順序立てて説明し
言葉の内容に意識を向けてもらいましょう。

そうすれば、
失敗はすばらしい学びの瞬間に変わります。
そして、信頼と尊敬が育まれるでしょう。

大切なことを教えようとするなら
声は控えめな方が良いでしょう。(yoshi)

ストライクゾーンを広げよう!!【親子関係】 

子どもはたくさんの可能性を持って
生まれてきます。

経験と学びによってその可能性は
どんどん広がっていくものです。

ですから、子どもの良い点に注目して
可能性の芽を育てましょう。

希望を見いだせるように支援して
自分の可能性が信じられるように応援しましょう。

親は子どもに対する期待が強くなると
可能性よりも安全性につい意識を向けてしまいます。

その結果、こうあって欲しいという思いから
子どもに要求するストライクゾーンが狭まってしまいます。

しかし、このことを心に留めておいて下さい。

ストライクゾーンの広さと可能性は比例します。
ストライクゾーンは心の豊かさと関係してきます。

できるだけストライクゾーンを広げて
関わるように意識してみましょう。

ストライクゾーンを広げれば
新しい経験に臆すること無く立ち向かえるでしょう。

ストライクゾーンを広げれば
取り込める情報の幅が広がるでしょう。

ストライクゾーンが広いと
ものごとを楽観的に捉えることができるでしょう。

ストライクゾーンを広げてみましょう。

そうすることで状況の変化に適応出来る
柔軟な生き方を学び取ることが出来るでしょう。(yoshi)

子育ての立ち位置(後編)【親子関係】 

もう一つは、引き出すという立ち位置です。

引き出すという立ち位置では、
子どもにはその子固有の能力と
可能性が内在していると考えます。

ですから、どのようにしてそれを引き出すのかが
関わりの中心となります。

引き出すという立ち位置では、
体験し、考え、気づきを得ることが
重要であると考えます。

そのため、経験と機会を与え、
子どもの感想に耳を傾け、
質問することに尽力します。

こうした関わりを受けた子は、
他人と比較することなく、
安心して内在する才能を
目覚めさせていくことが出来るでしょう。

引き出すという立ち位置は、
子どもを一人の人格として尊重するものです。

こうした関わりを続けていくと
互いに受け入れ合い、分かち合い、
支え合い、愛し合うといった感情が
次第に育っていくことでしょう。

子育てには、二つの立ち位置があります。

一つは、仕込むという立ち位置です。
もう一つは、引き出すという立ち位置です。

あなたは、どちらの立ち位置を選択しますか?(yoshi)

子育ての立ち位置(前編)【親子関係】 

子育てには、二つの立ち位置があります。

一つは、仕込むという立ち位置です。

仕込むという立ち位置では、
子どもには色々なことを教え込まなければ
望ましい言動は身に付かないと考えます。

そのために、
しつけが関わりの中心になります。

仕込むという立ち位置では、
望ましい行いを指導し、言葉を教え込み
欠点を矯正することに注力します。

こうした関わりをすることで
もしかしたら表面的には礼儀正しい言動が
とれるようになるかもしれません。

しかし、礼儀の根本となる
相手を敬い、思いやる気持ちを
育てることは難しいでしょう。

叱責は失敗者意識を、失敗者意識は苦痛を、
そして怒りは関係の崩壊を生み出します。

仕込むという立ち位置は、
負の感情を中心とした関わりです。

こうした関わりからは
人を愛し慈しむという気持ちを
育てることは難しいでしょう。(yoshi)

・・・つづく。

努力をおもいっきり認めよう【親子関係】 

あなたの子どもが
何かのために努力をしているならば
その努力をおもいっきり認めましょう。

現実は厳しいものです。

努力と成果は必ず
つながるわけではありません。

かけた努力が必ずしも
報われるとも限りません。

色々なことを経験してきた
あなたの目から見て
無駄に見えることもあるでしょう。

効率と結果は大切です。
しかし、そこにいたる
努力そのものにも
大きな価値があるのです。

努力は、忍耐力を生み出します。
努力は、持続力を養います。
努力は、心の強さを育むのです。

ですから、結果を先回りして
している努力に水をさすのは止めましょう。
やる気をくじかないように配慮しましょう。
目標を奪うような言動は控えましょう。

努力そのものが持っている価値があるのです。
その価値を信じて努力をおもいっきり認めましょう。(yoshi)

学びのスイッチ【親子関係】 

子供は、本来学ぶことが大好きです。

ですから、学ぶことが持っている価値を
奪わないように配慮しましょう。

先回りして答えを教えてはいけません。
疑問には、知る喜びが添えられています。

安易に解決方法を示してはいけません。
課題には、解決の喜びが隠されています。

大切なのは、学ばせようとするのではなく、
学びのスイッチを押すことなのです。

子どもに、答えに至る道というものは
楽しいものであることを伝えましょう。
そして、解決までのプロセスを助けましょう。

多くのことを代わってしようとせずに
質問し、待ち、励まし、共に探求しましょう。

そうすれば学ぶことが持っている価値を
子どもに教えることができるでしょう。(yoshi)
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