カウンセラーからのおすそわけ メンタルヘルス

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悲観と楽観(5)【メンタルヘルス】 

それでは、これまでに述べたような
楽観と悲観それぞれの特徴を理解した上で
困難や逆境に打ち勝つ方法を考えてみましょう。

困難や逆境に打ち勝つために
次のような「説明スタイル」を
実践すると役立つでしょう。

・どんな困難の中でも、自分のためになることが隠されている
・自分には解決の力が備わっている
・悩みは一時的なもので、努力と協力によって乗り越えられる
・解決にいたる選択肢は、複数存在するものだ
・遅かれ早かれ事態は好転する

また、こうした「説明スタイル」を支えるために
次のように自問自答してみると良いでしょう。

「状況が好転しないという、証拠となる事実はあるのか?」
「仮にこの状況にも意味があるとすれば、それは何か?」
「別の考え方はできるか?」
「別の選択肢、手段はあるか?」
「協力を得るとしたらそれは誰か?どのような協力を必要としているのか?」

大切なことは単なる希望的観測だけのポジティブ思考でなく、
現実の把握と事実情報の検討を加えてポジティブに考えることです。

良い出来事は継続的に自分に良い影響をもたらし、
悪い出来事は一時のことだと考えられたら
心を強く保つことができるでしょう。

悲観も楽観もその特性を
賢く活用することが肝要です。

悲観的の全てを否定するのでなく、
役立つ面は活かしましょう。
また、楽観的であることを手放しで受け入れるのでなく
知恵を働かせるように心がけましょう。(yoshi)

悲観と楽観(4)【メンタルヘルス】 

さて、続いて楽観について考えてみましょう。

楽観的であることのデメリットは
次のようなものが挙げられます。

◆自己中心的になりやすい
◆無謀
◆思慮が浅くなる
◆無防備
◆おおざっぱ
◆計画性が無い
◆リスクが大きい
◆人を傷つける可能性がある

反対に楽観的であることのメリットは
次のようなものが考えられます。

◎明るい
◎積極的
◎たのもしい、タフ
◎細かいことにこだわらない
◎決断と行動が早い
◎創造的
◎立ち直り、切り替えが早い
◎難局を乗り越えやすい
◎健康的
◎チャンスを手に入れやすい
◎人を惹き付ける

楽観的であることの良い面はたくさんあります。

しかし、注意しなければならない面も
持ち合わせているということを
忘れないことが大切です。(yoshi)

・・・つづく。

悲観と楽観(3)【メンタルヘルス】 

それでは、少し具体的に
悲観と楽観のデメリットとメリットを
整理してみましょう。

悲観的であることのデメリットは
次のようなものが挙げられます。

◆消極的になる
◆臆病になる
◆行動が遅れる
◆ストレスが高くなる
◆健康を損ないやすくなる
◆チャレンジの機会を失う・・・など


一方、悲観的であることのメリットは
次のようなものが考えられます。

◎慎重である
◎最悪の事態の備えができる
◎よく考える
◎反省・自己評価力が高い
◎保守的で持続的
◎安全を確保できる
◎倹約できる
◎周囲からの気遣いが得られる

こうしてみると、
悲観的であることにも
良い面がたくさんあることに気づきます。(yoshi)

・・・つづく。

悲観と楽観(2)【メンタルヘルス】 

選択理論心理学の提唱者ウイリアム・グラッサーは、
「全ての行動には、目的がある」と述べています。

悲観的であることにも目的があり、
楽観的であることにも目的があるのです。

グラッサー博士は、人が落ち込む理由について
次の3つを挙げています。

・怒りの制御(怒れば何かを失う危険がある)
・助けを求める(周囲の人の情に触れられる)
・逃避(より傷つかなくてすむ)

私たちは悲観的な「説明スタイル」を身につけることで
自分を守ろうとしているのです。

悲観的であることには
大切な意味があるのです。

この世の理には、陰陽があり虚実があります。
悲観にもデメリットとメリットあり、
同じく楽観にもデメリットとメリットあります。

単純に楽観的であることが良いと捉えるのでなく、
それぞれを全体的に検討した上で
どのような「説明スタイル」を身につけていくのかを
考えていくのが良いでしょう。

・・・つづく。

悲観と楽観(1)【メンタルヘルス】 

あなたは自分は楽観的だと思いますか?
それとも悲観的だと思いますか?

一般的に悲観的であるよりも
楽観的である方が良いと思われています。

確かに楽観的である方が利点は多いようです。
しかし、悲観も楽観も人に備わった大切な感情です。

重要なのはその意味を理解して
自分自身の人生に役立てることだと言えるでしょう。

著名な心理学者のマーティン・セリグマンは、
学習性無力感と学習性楽観主義を研究テーマにしていました。

セリグマン博士は、悲観と楽観はその人が状況に対して行う
「説明スタイル」に影響を受けると述べています。

同じ状況を見ても悲観的な人と楽観的な人とでは
その状況に対して説明の仕方が異なるのです。

これは生まれながらにして備わっているものではなく
後天的に学習されたものです。

これは、今は悲観的な人が
今後、楽観的になることも
可能だということを意味しています。

楽観的になりたいと願っている人は
この後で述べる事柄に是非チャレンジしてみて下さい。

しかし、その前に悲観主義に秘められている
大切な意味について理解しておきましょう。(yoshi)

・・・つづく。

不幸と幸福(3)【メンタルヘルス】 

不幸と幸福もこれと同じです。

自分の幸福度を0〜10の尺度で表してみましょう

もしあなたが自分自身を振り返って
希望が見いだせない最悪の状態から
願いが叶った最高の気分の状態までを表すとしたら、
今は何点を付けるでしょうか?

例えば、何かに失敗してしまった時には
5くらいの数字を付けるかもしれません。

その後、あきらめて何も改善しなければ
幸福度は5のままかもしれません。

自信を失い、臆病になり
チャレンジすることをしなくなれば
幸福度の数字は少なくなっていくでしょう。

逆に失敗したことを受け入れてそこから学び
克服すれば数字は大きく向上するかもしれません。

私たちは誰もが不幸と幸福の連続幅の
どこかに位置しています。
そして、日々微妙に数値は変化しているのです。

数字は下がることもありますが
工夫次第で上げることも可能なのです。

これはとても大切なことです。

身体の健康度を上げる方法があるように
心の健康度を上げる方法があることを
知ることが出来たなら、自分なりの幸福を
手に入れやすくなるのではないでしょうか。(yoshi)

不幸と幸福(2)【メンタルヘルス】 

不幸と幸福について考える上で
健康と病気の状態を例にとって考えると
分かりやすいと思います。

私たちは、その日その日で
微妙に体調が異なります。

身体の調子がよく食欲もあり、
爽快な日があるかと思えば
疲労感が抜けなくて胃腸の調子が
悪いこともあるでしょう。

仮に健康度を0〜10の尺度で表すとしたら
あなたは自分に何点をつけますか?

0は、病気の最も重い状態です。
10は、身体に苦痛などなく
調子がすこぶる良い状態を表します。

例えば病気ではないけれど
このところ体重が増えてきて
腰に違和感を感じるというような人は
6ぐらいの数字を付けるかもしれません。

病気〜健康の連続幅の
どこに自分が位置しているのかを知ると
今後の対策が立てやすくなります。

運動をせず過食をすれば、
筋力は低下して体重が増え、
6という数字はどんどん低くなるでしょう。

しかし、適度な運動と食事を工夫すれば
健康度の数字は高めることができるのです。(yoshi)

・・・つづく

不幸と幸福(1)【メンタルヘルス】 

「あなたは幸福ですか?」
と聞かれたら何と答えますか?

幸福の基準というのはとても曖昧なものなので
どう答えていいのか迷われるかもしれません。

「どちらかといえば幸福」という人もいれば
「今は不幸な感じがする」という人もいるでしょう。

精神科医のグラッサー博士は、
不幸と幸福を境界線ではなく
連続幅として捉えることを奨めています。

自分は不幸か幸福かで判定するのではなく、
最も不幸な状態から最も幸福な状態の間の
どこにいるのかを考えると
今後自分のために何をしたらよいのか
考えやすくなるのです。(yoshi)

・・・つづく

リズムを意識しよう【メンタルヘルス】 

上質な音楽には、
心地よいリズムがあります。

リズムは全体の調和を保ち、
最適な状態をつくりだす
大切な役割を担っています。

リズムは体内を巡る鼓動と同じです。
楽曲に熱と栄養と活力を与えます。

音楽の良し悪しの鍵は、
リズムにあるといってもよいでしょう。

これと同様に、
私たちの生活にもリズムは必要です。

日々の生活では、
力を入れる所と抜く所、
早める所と緩める所、
拡げる所と縮める所、
費やす所と制限する所があります。

また、活動する時と休む時、
話す時と聴く時、
励ます時と見守る時、
そして、挑戦する時と忍耐する時があります。

一人一人リズムは異なります。
しかし、必ずその人なりのリズムがあるはずです。

自分のリズムを意識しましょう。

リズムをつかむと心と身体の調和が保たれ
快適な毎日を送ることができるでしょう。(yoshi)

出来ることを探そう【メンタルヘルス】 

嫌な思いをついつい引きずってしまう
ということはありませんか?

良いことよりも嫌なことの方が
インパクトがあります。

私たちは、嫌なことが起こると
つい自分でコントロールできないことを
変えようとしたくなる特性を持っています。

出来事そのものを無かったことにしたくなります。
周りの人のせいにしたくなります。
自分の足りなさを責めたくなります。

しかし、できないことを追求しても
幸せを得ることは出来ません。

自分に出来ることの中に
幸せがあるのです。

出来ないことではなく
出来ることは何かを探しましょう。

そうすれば、嫌な思いは次第に消え
人生は好転していくでしょう。(yoshi)

理想に追い立てられてはならない【メンタルヘルス】 

理想を持つことは良いことです。

理想を持つことであなたの周りに
笑顔と喜びと活力で満ちあふれているのなら
それは素晴らしいことです。

しかし、気付かないうちに
理想に追い立てられるようになっていたら
注意が必要です。

日々の生活に笑顔はありますか?
喜びが感じられていますか?
思いを自由に描けるような気持ちのゆとりはありますか?

理想に追い立てられて心をすり減らすよりも
今日笑いあうことに価値があります。

理想に追い立てられて気力を失うよりも
今日を大切に生きる方が意味あることなのです。

毎日を大切に生きましょう。
目の前にあるものを大事にしましょう。
大切な人との時間を有意義に過ごしましょう。

理想は、あくまでもあなたが生み出すものであって
あなたが理想に支配されないように注意しましょう。(yoshi)

素直に受け取ろう【メンタルヘルス】 

幸せになる秘訣があるとしたならば
良いと思えることを素直に受け入ることです。

理想だからという言葉で片付けていませんか?
難しいからといってあきらめていませんか?
理屈は分かるんだけど…といって
物事の本質から目を背けていませんか?

こうした気持ちが起こるのは、
本当に大切なものが何かを
あなたの心が感じ取ったという事です。

せっかくあなたの心が感じ取ったのです。

その事実をありのまま
抵抗せずに受け入れましょう。

理屈をつけて抵抗することなく
素直に受け取りましょう。

素直に受ける選択は他の誰のためではなく
自分自身を幸せに導くことになるのです。(yoshi)

それは一時のこと・・・【メンタルヘルス】 

つらいことが起きたとき
それが一生続くのではないか
と考えてしまうことはありませんか?

時間は流れています。
出来事は少しずつ変化しています。
時代は動いていくのです。

悲しみに心砕けそうに
なることがあったとしても
いずれ癒える時がきます。

不安に心が沈むことがあったとしても
やがて気持ちの重石が取れて
心晴れやかになる日がくるでしょう。

つらいことがあった時
それは一時のことだと考えましょう。

今日は、昨日と全く同じということはありません。
毎日毎日が新しい日、すべては変わりゆくのです。(yoshi)

批判は心を蝕んでいく【メンタルヘルス】 

批判を口にしないように注意しましょう。

批判は、人間関係に害をもたらしますが
それだけに留まりません。

批判は、まるで進行性の疾患のように
心を蝕んでいきます。

批判を口にし続けていると、
感謝の気持ちが鈍くなります。

新しいアイディアを受け入れらなくなり
発想が窮屈になります。

人の言動に敏感になり
心身のストレスが増大します。

批判を口にする度に
私たちの心は静かにゆっくりと
しかも確実にダメージを受けていきます。

そして気がついた時には
身の回りの何もかもが
批判の対象になってしまうのです。

批判を口にすればするほど
幸福から一歩また一歩と遠ざかります。

しかし、批判している時に
このことに気付くことはありません。

批判を口にしないように意識し、
実践しましょう。

そうすれば、この進行性の疾患の影響を
止めることができます。

そして、次第に回復して
心も身体も健やかになるでしょう。(yoshi)

心理的な投資をしよう【メンタルヘルス】 

充足感ある人生を送るためには、
経済的な蓄えだけでなく
心理的な投資が必要になります。

心理的な投資とは、
未来のために心の財を蓄えることです。

具体的には、次の6つの領域に取り組むことです。

1.知識を得ること
2.技術を高めること
3.経験をすること
4.感性を養うこと
5.創造すること
6.人とつながること

これらを得るために知恵を使い、
力を注げば心理的な資産は増えていきます。

これらは、あなたが最も困難な時に
あなたを救ってくれるものです。(yoshi)

アリとキリギリスの法則【メンタルヘルス】 

快感は、お金で買うことが出来るかもしれません。
しかし、充足感をお金で買うことは難しいでしょう。

ポジティブ心理学の提唱者、
ペンシルベニア大学マーティン・セリグマン博士は
次のような報告をしています。

対象は、セリグマンのゼミの学生です。

一つのグループは、友達と遊ぶ、映画を観る、
甘いものをを食べるなどの娯楽活動を行い、
もう一方のグループは、慈善活動を
それぞれ一定期間行いました。

この結果、学生たちは
ただ楽しむことよりも人に親切にするほうが
幸福感が実感出来るとレポートにまとめました。

快感を得る方法は、簡単です。
これに対して充足感を得るには、
労力や忍耐が必要となります。

幸福は、快感ではなく充足感の延長線上に
待っているものと考えて良いでしょう。

これは、「アリとキリギリスの法則」です。

イソップ寓話の『アリとキリギリス』において
快感を得るために人生を費やしたキリギリスと
必要なものを蓄えることに労力を傾けたアリでは
結末は全く違うものになりました。

私たちの人生にも同様のことが言えます。

さて、あなたが今歩んでいる道は、
快感を得る人生ですか?
それとも、充足感を得る人生ですか?(yoshi)

参考文献:『世界でひとつだけの幸せ
    〜ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生〜』
    マーティン・セリグマン著 小林裕子訳 アスペクト

快感と充足感【メンタルヘルス】 

快感と充足感は、よく似ていますが
全く異なる性質を持っています。

快感は、次のような特徴を持っています。

◆快感は、はっきりしている
◆快感は、短時間で消える
◆快感は、慣れと飽きが伴う
◆快感は、更なる刺激を必要とする
◆快感は、虚脱感を伴う

これに対して充足感には、次のような特徴があります。

◇充足感は、境界線があいまい
◇充足感は、持続する
◇充足感は、安定して実感出来る
◇充足感は、特に強い刺激を必要としない
◇充足感は、空しさはなく満たされた感じで心が包まれる

人にとって快感は、必要なものです。

しかし快感に翻弄される人は、
不幸な道を歩むことになります。

充足感を求めて活動することは、
幸福に向かって歩むことにつながるのです。(yoshi)

内なる対話(後編)【メンタルヘルス】 

良い考えを導き出すためには
自分と良い対話をすることが役立ちます。

チャンスを引き寄せるのにも
内なる対話が関係しているのです。

自分を侮るのでなく、認めましょう。
自分を責めるのでなく、励ましましょう。
自分を挫けさせるのでなく、勇気づけましょう。
欠点に注目するよりも、長所を生かしましょう。

そうすれば、良い考えが生み出されるでしょう。
そうすれば、良い結果が得られるでしょう。

賢明な考えは、健全な行動を生み出します。
健全な行動は、幸せを引き寄せます。

考えることによる内なる対話は
あなたの人生を方向付けます。

さて、これからあなたは、
どのような内なる対話をしていきますか?(yoshi)

内なる対話(前編)【メンタルヘルス】 

通常、私たちの考えは
ことばによって成り立っています。

疑問を持つ時には、
質問が頭に浮かびませんか?

物事を理解する時には、
頭の中で確認しませんか?

状況を整理する時には、
自分に説明したりしませんか?

物事を考えるということは、
自分と対話していると言えるのではないでしょうか。

この内なる対話は、
私たちの人生に大きな影響を与えます。

不幸な状態にあるとしたら
内なる対話を見直してみましょう。

自分の能力を侮ってはいませんか?
自分を責めてはいませんか?
否定的なことに注目して気持ちを挫けさせていませんか?

こうしたことに注目して
内なる対話をしていると気持ちが萎えます。
人間関係に支障をきたします。
そして、チャンスを見逃すことになるでしょう。(yoshi)

・・・つづく。

親切であろう【メンタルヘルス】 

人に親切にすることは
心の健やかに保つのに役立ちます。

親切にすると自分の価値を
確認することができるでしょう。

親切にすると穏やかな気持ちを
手に入れることができるでしょう。

親切にすると争いを起こさず
調和を生み出すことができるでしょう。

親切は人のためではなく
自分の心を健康に保つために
最も有益な行動と言えるでしょう。(yoshi)

孤独は人を不幸にする【メンタルヘルス】 

「孤独は人を不幸にする」W.Glasser

心の健康のために必要なものがあるとしたら
それは何でしょうか?

やりがいのある仕事、
楽しめる趣味、
栄養のバランスがとれた食事・・・。

いろいろなものが考えられますが、
良好な人間関係を持っているかどうかは
心の健康のために大変重要な要素であると言えます。

リサ・バークマンの調査研究(※1)では、
孤独な人は、親しい人間関係を持っている人に比べて
2倍も死亡率が高かったという報告がされています。

また、別の調査報告(※2)では、
孤独な人が風邪を引く確率は、
人間関係を持っている人と比較して
4倍も高いということが報告されています。

孤独は百害会って一利なしです。

積極的に人と関わりましょう。
周囲の人に友好的な態度で接するようにしましょう。
そして、良好な人間関係を築きましょう。

そうすれば、心の健康を
手に入れることができるでしょう。(yoshi)

※1ハーバード大学公衆衛生大学院の疫学者。
 カリフォルニア州アラメダ郡の住民4725人に対して
 9年間健康状態を調査した。
※2カーネギー・メロン大学のコーエン教授の調査研究。
 共に『NEWS WEEK 』1998.5.13

心が開かれている人【メンタルヘルス】 

心が開かれている人は、
幸せな人です。

心が開かれていると
新しい考えが受け入れられます。

心が開かれていると
予期せぬことが起きても
解決の道が見つかります。

心が開かれていると
自分と異なる価値観と出会っても
その違いを認めることが出来ます。

では、心が開かれるためには
どうしたらいいのでしょう?

答えは、ごく単純なことなのかもしれません。

それは、「心を開こう」
と決心することです。


葛藤を感じた時に
「心が開かれているならばどう考えるだろうか」
と自問自答して下さい。

問題に遭遇したら
「心が開かれているならばどう行動するだろうか」
と思いめぐらし実行に移してみて下さい。

心を開くか、あるいは閉ざしてしまうかは、
自分で選ぶことが出来るのです。(yoshi)

ストレスの意味(4)【メンタルヘルス】 

最後は、過剰ストレスです。

過剰ストレスとは、
文字どおり負荷の大きすぎる感覚刺激や
変化を受けた状態のことです。

例えば、普段運動していない人が
トップアスリート並みの運動をすれば
身体を壊してしまいます。

風呂も熱すぎれば心臓や脳血管に
ダメージを与えかねません。

人前で話すのが苦手な人が
いきなり大勢の前でスピーチしたり、
支援が得られない状態で
全く未知の事に取り組まなければならない状態は
過剰ストレスの状態になります。

過剰ストレスを感じると
感情は不快な気分になります。

過剰ストレスになると
身体は苦痛を訴えます。

過剰ストレス状態になっていることに
気付くことができたなら、
少しスピードを緩めましょう。
少し量を減らしましょう。
少し課題をやさしくしてみましょう
周囲の協力を仰ぎましょう。

そうすれば、ストレスを上手に
マネジメントできるでしょう。

ストレスには意味があります。

その意味を正しく理解できれば
人生は有意義なものになるでしょう。(yoshi)

ストレスの意味(3)【メンタルヘルス】 

次は、最適ストレスです。

最適ストレスとは、
適度に感覚刺激を得た状態です。

また、最適ストレスとは
適度に変化が加わった状態のことです。

例えば、身体を使ったエクササイズは
運動感覚的なストレスになります。

風呂につかるというのは、
温度感覚的なストレスです。

その他にも、
人と会話すること、
新しいことを学ぶこと、
出来なかったことに挑戦することなども
ストレス状態を作り出すことになります。

これらのストレスは、
自ら積極的に受け入れると
気持ち良さや心地良さ感じることが出来ます。

楽しみや喜びを感じることが出来ます。
達成感や充実感を得ることが出来ます。

最適ストレスは、
私たちにやりがいや生きがいを
もたらしてくれるという
とても大切なはたらきを
持っているのです。(yoshi)

・・・つづく

ストレスの意味(2)【メンタルヘルス】 

これまでストレスとは、
「ゆがみ」、「ひずみ」のことだ
と説明しました。


ストレスの意味を理解するために
ストレスを「ゆがみ」、「ひずみ」の程度によって
次の3つの状態に分けて考えてみましょう。

1.過小ストレス
2.最適ストレス
3.過剰ストレス

まず過小ストレスですが、
これは感覚刺激などの
変化がとても少ない状態です。

一見、とても良いことのようですが
とんでもありません。

過小ストレス状態だと飽きがきます。

過小ストレス状態だと
喜びが見いだせず無気力になるのです。

1950年代にカナダのマギル大学で
感覚遮断実験というものが行われました。

簡単に説明すると、
被験者に光、音、温度などの感覚刺激を
制限した状態で数日寝て過ごしてもらう
というものでした。

その結果、感覚刺激の負荷が少ないにも関わらず
被験者はしだいにイライラし始め、
思考能力が低下し、幻覚、幻聴、脳波の乱れが
見られるようになりました。

このように過小ストレスの状態は、
人にとって良い状態ではないと言えるのです。(yoshi)

・・・つづく

ストレスの意味(1)【メンタルヘルス】 

ストレスと聞くと
どんなことをイメージしますか?

もしかしたら、
あまり良いイメージでは
ないかもしれません。

しかし、ストレスは私たちにとって
とても大切なはたらきをしています。

ストレスは、元々工学用語として使われていた言葉で
「ゆがみ」や「ひずみ」を意味するものでした。

つまり、ある特定の状態に
何らかの力が加わることで生じた変化を
ストレスと呼んでいるのです。

私たちの身体には、
常に一定の状態を保とうとする
機能が備わっています。

これは、生体恒常性保持機能(ホメオスタシス)
と呼ばれています。

例えば、体温、脈拍、呼吸数など
身体の機能はある範囲で保たれています。

これに対して、気温の変化、運動、状況の変動などの
感覚刺激が加わると生体恒常性に負荷が加わり
ストレス状態となるのです。

このように書くとストレスは、
やはり良くないもののように
感じるのかもしれません。

しかし、この負荷こそが
私たちにとても大きな意味を
持たらしているのです。(yoshi)

・・・つづく

ストレッチしよう(後編)【メンタルヘルス】 

嫌なことを考え続けると
マイナス思考に固着してしまいます。

まずは、これからどうしたいのかを考えましょう。

仮に自分の行動が選べるのならば
「何ができるのだろうか…」と考えてみましょう。

そして、自分のためになることで
今までしていないことを
ほんの少しだけ実行してみましょう。

そうするとどうでしょう。

ちょっとだけ、気分が変わって
新しい歯車が回り始めるのが感じられるでしょう。

固くなったままというのは
健康に良くありません。

ストレッチをして
柔軟性を取り戻しましょう。(yoshi)

ストレッチしよう(前編)【メンタルヘルス】 

健康に役立つ要素の一つに
柔軟性が挙げられます。

身体に柔軟性がなければ
ケガをしやすくなります。

心に柔軟性がなければ
傷つきやすくなるでしょう。

柔軟性を欠くと受けた衝撃によって
ダメージを受けやすくなるのです。

ですから、ストレッチをして
柔軟性を取り戻しましょう。

緊張が続くと身体は萎縮し、
こり固まってきます。

大きく伸びをしてみましょう。
ふかく身体を曲げてみましょう。
ゆっくり関節をまわしてみましょう。

そうするとどうでしょう。

少し緊張が緩和して、
心地よさを感じられることでしょう。(yoshi)

完璧ではなく、上質を目指そう【メンタルヘルス】 

今、何か取り組んでいることがありますか?
それをする時に、楽しみながら取り組めていますか?
それに取り組むことは、あなたにとってどんな意味がありますか?

もし、現在取り組んでいることに
楽しみを見いだしたいのであれば
完璧ではなく上質を目指しましょう。

もし、現在していることに
何らかの意味を見いだしたいと願うなら、
完璧ではなく上質を目指しましょう。

完璧さは、人の心を引きつけます。
しかし、完璧さは特定のイメージに
人を縛り付けてしまう特徴も持っているのです。

完璧を求めると余裕がなくなります。
完璧を求めると失敗が許せなくなります。
完璧を求めると目的と目標がすり替わってしまいます。

ですから完璧を求めるよりも
上質を目指しましょう。

上質は、気分の良いものです。
上質は、役立つものです。
上質は、成長し改善するものです。
上質は、その時点で最善なものです。
上質は、あたたかい人間関係から生まれてきます。
上質は、破壊的なものではありません。

完璧でなく、上質を目指しましょう。

そうすれば窮屈な檻から
自らを解き放つことができるでしょう。(yoshi)

曖昧さを歓迎しよう【メンタルヘルス】 

世の中には、曖昧な部分があるものです。

多くの場合、出来事と出来事をつなげているのは
曖昧さだと言えるのではないでしょうか。

知恵のある人には、明確さがあります。
しかし、同時に思慮深く曖昧さも兼ね備えているものです。

タフでありたければ
曖昧さに寛容でありましょう。

創造的でありたければ
曖昧さを受け入れましょう。

やさしさを身につけたければ
曖昧さも歓迎しましょう。

何でも白黒をハッキリとつけようとすると
心に余裕がなくなってしまいます。

常に決着をつけようとすると
人間関係にヒビが入ってしまいます。

ときに曖昧であることの価値を知ることが出来た人は、
人生を豊かにすることができるでしょう。(yoshi)

楽しい時間を過ごそう【メンタルヘルス】 

あなたは、楽しい時間を持っていますか?

楽しみは、心を健やかにしてくれます。
楽しみは、身体の健康を支えてくれます。

ですから、ぜひ楽しい時間を持って下さい。

楽しく過ごすためには秘訣があります。
それは、とても単純です。
しかし、とても大切なことです。

今日を楽しく過ごすための秘訣はただ一つ、
「楽しむ」と決意をすることです。

もし、今日を「楽しむ」と決めたなら、
どのようなことに時間を使いますか?

今日、人と会う予定があるならば、
その人とどのように関わりますか?

結果としての楽しさは、
必ずしもコントロールできません。

しかし、「楽しむ」と決めてから活動すれば
楽しみを手に入れる確率は高まるのです。

「楽しむ」と決めれば、
楽しめそうなものに気づくでしょう。

「楽しむ」と決めれば、
楽しむためのアイデアが湧いてくるでしょう。

「楽しむ」と決めれば、
自然と表情も変わり場が盛り上がるでしょう。

そうすると不思議にことが起こります。

あなたの周りに楽しみが
引き寄せられてくるのです。

今日を「楽しむ」と決意をして、
このクリスマスに良い時間を過ごして下さい。(yoshi)

自分を喜ばせる【メンタルヘルス】 

一番最近、喜んだのはいつですか?
何をした時に喜びを感じましたか?

喜びは、とても大切な感情です。

喜びは、開放感をもたらします。
喜びは、エネルギーを沸き立たせてくれます。
喜びは、前に進む力を与えてくれますし、
人と人とをつなげる役割も果たします。

最近、喜んでないという人がいるかもしれません。
もしかしたら、「喜べない」と思っていませんか?

通常、喜びは行動に伴うものです。
喜びは、何をするのかに大いに関係しています。

「喜べないから・・・」と言って
あきらめていると喜ぶことに鈍感になってしまいます。

「そんな気分になれないから・・・」と言って
何もしないでいると胸のつかえは取れないでしょう。

変化を起こしたいと思った時には何かしましょう。
これまでとは違うことにチャレンジしてみましょう。

人を喜ばせるのではなく、
自分を喜ばせることに力を使いましょう。

さて、今日あなたは、
自分を喜ばせるために何をしますか?(yoshi)

緩急をつけよう(後編)【メンタルヘルス】 

生き生きと毎日を送る人の行動にも
緩急が備わっています。

ずっと休んでいては
目標は手に入りません。

いつも同じ所に留まっていたら
変化は起こりません。

いつも自分一人だけでいたら
孤独の中を彷徨うことになります。

休息が取れたら動き出しましょう。
気持ちが決まったら前に進みましょう。
協力を得るために関わりを持ちましょう。

緩急のバランスを意識すれば
無理なく事が成せるでしょう。

緩急のバランスを意識すると
潤いのある生活を手にできるでしょう。(yoshi)

ベストコンディションをつくろう!!【メンタルヘルス】 

あなたは今、どのようなコンディションでいますか?

コンディションが良い状態であるというのは、
とても素晴らしいことです。
それは、※欲求充足が上手くできているということです。

もし、コンディションが良くないのであれば、
欲求を満たす健全な活動に取り組みましょう。

ベストコンディションであれば、
良い働きができます。

ベストコンディションであれば、
豊かな発想が生まれてきます。

ベストコンディションであれば、
友好的な関係が築けるでしょう。

ベストコンディションであれば、
有益な支援ができるでしょう。

しなければならないことに飲み込まれて
自分のコンデイションを崩すと
事態はますます思うようにならなくなります。

さあ、ベストコンディションを手に入れるために
何ができるでしょうか?

それが思い浮かんだら実行してみましょう。(yoshi)

旬を楽しもう!!【メンタルヘルス】 

注意していないと日々の生活に追われて
変化に気付かなります。

そして、変化に気付かなくなると
気持ちが窮屈になってきます。

気持ちが窮屈な状態では
決して良いものは生まれてきません。

ちょっと時間を空けて
旬の場所に出掛けてみましょう。

少しだけ財布の紐をゆるめて
旬の食べ物を味わってみましょう。

自然は人に恵みを与えてくれます。
季節には、その季節ごとの良さがあります。

人も自然の一員です。
旬を楽しんで心の枠を解放しましょう。

心の枠が解放されると視野が広がります。
視野が広がれば良きものが
生まれやすくなるでしょう。(yoshi)

力を注ぐのなら・・・【メンタルヘルス】 

あなたは日々どのようなことに
力を使っていますか?

先週一週間の自分の行動を
振り返ってみて下さい。

どのようなことに
多くの時間を使っていますか?

それをすることで
得ているものは何ですか?

今していることの先には
何が待っていると思いますか?

力の注ぎがいのあるものに力を使えば
持続した満足感を味わうことができるでしょう。

力の注ぎがいのあるものに力を使えば
人生の質は高まるでしょう。

力の注ぎがいのあるものに力を使えば
新たな道が開かれるでしょう。

今、あなたが力を注いでいるものは
本当に力を注ぐ価値があるものですか?

力を注ぐのであれば、
注ぎがいのあるものを選びましょう。(yoshi)

他の人の視点を参考にしよう【メンタルヘルス】 

いくら考えても答えが見つからない
という経験はありませんか?

悩みの渦中にいる時は、視野は狭くなります。
問題を抱えるとその問題のみに注目し過ぎて
回りが見えなくなることがあるでしょう。

そんな時には、自分だけで考えていても
良い答えは見つかりません。

なぜならば、自分が見ている所には
それらを解決するための素材がないからです。

悩みを克服するための鍵は、
自分の視点から外れたところに
ある場合があります。

問題を解決するヒントは、
注目しているところとは別の所に
あったりするものです。

ですから、いくら考えても答えが見つからない時には
周囲の人に相談してその人の視点を参考にしましょう。

別の角度から見れば
新たな発見があるかもしれません。

悩みや問題から少し離れたところから観察すれば
解決の糸口が見えてくるかもしれません。

自分一人の視点には、限界があるのです。
状況を多角的に捉え、事態を好転させるために、
心を開いて他の人の視点を参考にしましょう。(yoshi)