カウンセラーからのおすそわけ 2006年02月

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"ゆるす"ということ 

"許す"ことは、とても難しいことです。
しかし、"許す"ことには大きな価値があるのも事実です。

"許す"ことの価値は、
「許さないでいるより、許す方が健康でいられる」ということです。

"許さない"という行動は、
"許せない"相手に害を与えることはほとんどありません。
そればかりか、自分自身の心と身体にダメージを与えます。

また、"許さない"という行動は、
つらい過去と共に生き続ける、という選択をすることでもあります。

"許す"ということは、"許せない"相手を認めることや
受け入れることとは違うように思います。
"許す"ことは、受け入れがたい経験を過去のものにして、
「現在に生きる」と決断することだと思うのです。

"許す"ということには、宗教的、人道的、心情的な立場から
色々な解釈があると思います。
ですから、これが正しいというものではありません。

しかし、過去に生きるよりも現在に生きることを模索することは、
自分自身のためにとても価値があり、大切なことだと思うのです。(yoshi)
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人とのつきあい方-2 

グラッサー博士は、長期的な悩みは
良好な人間関係が持てないことで起こると指摘しています。

人間関係を破壊する行動は、次に挙げるようなものです。

・文句をいう
・脅す
・責める
・罰する
・批判する
・褒美で相手をコントロールしようとする
・ガミガミいう

これらは、通称「致命的な7つの習慣」と呼ばれているものです。

それぞれの頭文字をとって「もん(門)おせば、ひほう(悲報)が」
という覚え方をすると、すぐに頭に入ります。

この7つは、外的コントロールにもとづく行動習慣です。
この他にも、強制する、比較する、格付けする、無理やり動機付ようとする、
引きこもる、無視する、などの行動も外的コントロールに属します。

外的コントロールは、人間関係を破壊しますが、
周囲の人に外的コントロールを使わないようすることはとても大切です。(yoshi)

人とのつき合い方-1 

グラッサー博士は、良好な人間関係を築くため役立つ
次のような行動習慣を教えて下さっています。

・思いやりを示す
・耳を傾ける
・貢献する
・支援する
・励ます
・信頼する
・友好的な態度をしめす

これらは、通称「身に付けたい7つの習慣」と呼ばれているものです。

それぞれの頭文字をとって「おみこしはしんゆう」という覚え方をすると、
すぐに頭に入ります。

この7つは、選択理論をもとにした行動習慣ですが、
この他にも、受容する、尊敬する、勇気づける、話し合って調整する、
などの行動は選択理論的な行動といえます。

選択理論的な行動は、人間関係を良好にします。

人間関係が良くなると多くの問題は未然に防げます。
また、快適な日常生活を送ることができるようになります。(yoshi)

なぜ良好な人間関係が必要なのか?  

選択理論心理学によると、私たち人間は基本的欲求を満たす必要がある、
と説明されています。

基本的欲求には、次の5つがあります。

【愛・所属の欲求】…愛し愛され、協調したい。受け入れられたい。
【力の欲求】…重要視、達成、自分に価値があると感じること。
【自由の欲求】…自分で決めたり、選んだりすること
【楽しみの欲求】…興味、関心、学習など。
【生存の欲求】…睡眠、食欲、性欲など身体に関わるもの。

この5つの基本的欲求の中で、愛・所属の欲求だけは、
その他の欲求とは異なる特徴があります。

それは、相手の存在が必要不可欠だということです。

愛・所属の欲求を健全に満たすためには、
良好な人間関係に配慮することが大切ですね。(yoshi)

心のバランスを保つために注意すること 

セルフコントロールを失いやすい時があります。
それは、「HALT」と呼ばれる時です。

「HALT」とは、次の4つの要素の頭文字をとったものです。

H…Hungry(空腹)
A…Anger(怒り)
L…Lonely(孤独)
T…Tired(疲れ)

「HALT」の時には、心のバランスを崩し、
自分のためにならない行動をとりやすくなります。

もし、「HALT」になっていると気づいたら、
まずは適切な改善策をとってから何かに取り組んだ方が良いということです。(yoshi)

落ち込みを選択する理由 

脳の働きを心理学的に説明している選択理論心理学では、
「私たちのほとんどの行動は、選択である」と教えています。

さて…!?

気分の良い時の行動は、自分で選択していると納得できます。
しかし、落ち込みのような、気分の良くない時にも
自分でその行動を選択しているのでしょうか?

グラッサー博士は、人が落ち込み行動を選択する理由を3つ挙げています。

一つ目は、「怒りを抑制するため」です。
落ち込み行動は、エネルギーを抑制する効果があります。
落ち込み行動によって、怒りを暴発させて事態をより悪化させなくてすみます。

二つ目は、「助けを求めるため」です。
人は、思うようにならないことがあって怒りをあらわにし、
批判や文句を言っている人とは距離を置くものです。
これとは逆に、落ち込んでいる人には注目を示し、
心配し、近寄っていたわりを示してくれます。

三つ目は、「失敗することから遠ざかるため」です。
失敗すると心理的にダメージを受けます。
落ち込んでいる状態の時には、新たに何かをするのを避けますので、
心理的なダメージを受けるような経験からも自分を守ることになります。

こうしてみると、気分の良くない行動を選択するのは、
その人がその時にできる最善の行動だということが分かります。

本人は、意識していないのかもしれませんが、
落ち込み行動には、それを選択する理由が確かにあります。

落ち込み行動のような気分の良くない時、
その行動には理由があることを知り、
その行動を自分で選択していることの意識を持つか持たないかで、
その後の回復時間と対処に違いがでるのではないでしょうか。

もちろん、この考え方を選択するか、しないかも、
自分で選択するということになります。
これを知っていることの意味は、大きいと思います。(yoshi)

変えられるものと変えられないもの 

変えたいと願っているものがありますか?

おそらく、その変えたいと願うものは、
およそ2つの領域に大別できるのではないでしょうか。

まず、1つめの領域は時間です。
時間の概念は、過去・現在・未来の3つから成り立っています。

ある人は、過去を変えようと努力をします。
これは後悔と呼ばれています。

また、ある人は未来を変えたいと願います。
これには、希望または不安という言葉が名付けられています。

しかし、どんなに一生懸命に労力を費やしても、
過去と未来は直接変えることができません。
人が直接変えることが出来るのは、現在だけです。

今どのような行動を選択するのか、
これが過去を乗り越え、また未来の可能性を開く鍵となるのです。

もう1つの領域は何か?
それは、対象です。

人が変えたいと願う対象は、環境、他人、自分の3つに分けることができます。

人は自分の周りの環境を変えようとすることがあります。
しかし、私たちが環境に与える影響は、全体から見るととても小さなものです。

また、多くの人が他人を変えたいと願っています。
しかし、直接人を変えることはできません。

環境と他人は、協力関係を築くことではじめて望ましい変化が
起こりうるものです。
けっして独りの力で変えられるものではありません。

人が直接変えられるのは、自分の行動です。
自分の行動は、自分で変えることが出来ると気付いた時に
困難な状況に対処する準備が整うことになります。

私たちには、変えられるものと変えられないものがあります。
変えられないものは受け入れ、
変えられるものを変える勇気を持つことが大切です。(yoshi)

うまくいかない時どうしてる 

人間には、いろいろな特性があります。

テレビのリモコンのボタンを押してもチャンネルがうまく作動しない時、
どんな行動をとりますか?

1.ひたすら一生懸命ボタンを押す
2.角度を変えて、やっぱりボタンを押し続ける
3.電池を変える

私は、1.をして、2.をして、また1.をして2.をして…という具合に
効果のないことを繰り返し、しかも真剣にしてしまいます。

そして、自分のやっていることが効果がないとわかって、
3.を行うまでにしばらく時間がかかります。(笑)

どうやら人間には、物事がうまくいかない場面に出会った時に
「それでも続けていれば何とかなるんじゃないか」という
錯覚を持つ特性があるようです。

しかし、現実は厳しいもので、うまくいかない方法を続けている限り、
成功を手に入れることは出来ないようになっています。

物事がうまくいかない時には、変えられるものと変えられないものを
しっかりと区別することが求められます。

そして、変えられるものを変え、
変えられないものを受け入れることを実行することが必要になります。 (yoshi)

見て分かるということ 

視覚は、とても大切な感覚です。

視覚で重要なことは単に「みえる」ということではなく
「みてわかる」ということです。

ヒトがモノを「みて、わかる」には、三つのレベルがあります。

1)みえるレベル(固視)
 医学的には、感覚器が興奮している状態をあらわします。

2)みるレベル(注視)
 目の前にあるモノに注目し、知覚した状態です。

3)わかるレベル(見比べ、見分け)
 記憶と照合して、認識した段階です。

子供との関わりの中で何かをして見せて、
「あなたは、なんでわからないの!」と腹をたてた経験はないでしょうか?

でも、1)の「みえるレベル」で止まってしまって、
「みるレベル」以降に伝えたい情報が進んでいなかったとしたら、
いくら怒ってもわかってもらえませんね。

大切なことは、「みえる」ことにとどまらずに
「みる」ことの援助をして「わかるレベル」に到達しているかを
確認することだと思います。

親子だけでなく、日常の人間関係の中でもこのあたりに問題があって
うまくいかないこともありそうです。(yoshi)

積極性だけでなく・・・ 

積極思考は、自己成長のために有益な思考態度だと思います。
しかし、この積極性の中に【※外的コントロール】の要素が含まれていたら
注意して下さい。

積極性は、車のアクセルのようなものです。
アクセル全開走行は疲れますし、
周囲の車と接触事故をおこす危険性もはらんでいます。

安全に車を運転するためには、
必要に応じてブレーキも踏まなければなりません。

さて、人生においてこのブレーキに相当するものは何でしょう?

それは、受容性だと思います。
受容的な態度は、自分と周囲に安らぎをもたらします。

しかし、だからといってブレーキを踏み続けていては、
車は目的地に着くことはできません。
休息をおえたら、また走りはじめる必要があります。

積極性だけでなく、受容性も合わせ持つとバランスがとれるのだと思います。

自分に対して、また周囲に対して、
受容的でありつつ積極思考を働かせていくと
快適に人生のドライブが出来るのではないでしょうか。(yoshi)

※選択理論心理学をご参考下さい。
http://shin-ei-cc.com/cgi/sh_data/sh_data/10_log.html

フィードバックの型 

人間関係の中では、相手に自分の考えを伝えなければならない場面もあります。

しかし、人間関係を悪くしないで「どのように伝えたら良いのか?」
と迷うこともあるのではないでしょうか。

このような時には、フィードバックが役立ちます。
フィードバックには、次の5つの型があるといわれています。

1.質問する
2.まとめる
3.理解を示す
4.情報提供を行う(私メッセージを含む)
5.非言語を通して

大切なのは、自分の感じ方を伝えることに意味があるのであって、
相手をコントロールする意図で行わないことです。
そして、相手への尊敬を失わない態度で接することが重要だと思います。

フィードバックは有益です。
しかし、権威のある人や、発言力のある立場の人は、
自分はフィードバックだと思っても相手は批判と
とってしまうこともありますので注意が必要です。

乱暴なフィードバックにならないよう、相手の気持ちに配慮して、
より慎重に行うことが大切なのです。(yoshi)

可能性の扉を開く鍵(後編)  

可能性の扉を開けるもう1つの鍵・・・、
それはあなたが変えたいと思っている対象の中に眠っています。

ある人は、人生の途中で難問に遭遇すると
問題に関わりのある他人を変えようとします。

相手を厳しく非難して、変えさせようとするかもしれません。
相手の良いところを褒めて、相手を変えようと試みるかもしれません。

しかし、そこには厳しい現実が待っています。

相手が変わるかどうかは相手が決めることであって、
こちらには何の権限もないということを知ることになります。

それどころが、あまりにも熱心に相手を変えようとすると、
相手が目の前から去っていく姿を見ることになります。
そして、その後に残るものは苦い思い出だけです。

またある人々は、可能性の扉をあけるために、
環境を変えることにチャレンジします。

この鍵は、気まぐれな鍵です。

時には上手くいくこともあるかもしれません。
しかし、環境を変えたらどうなるかは前もって予測などできません。

環境を変える労力と、その結果として得たものを比べた時に、
本当に良かったと思えることは、そう多くはないのではないでしょうか。

可能性の扉を開けるもう1つの鍵、それはあなた自身です。

私たちの行動の多くは、自分で選ぶことができます。
特に「何を考えるのか」、「どのように振舞うのか」は、
自分で決めることができます。

あなたの行動は、あなたが変えようと思った時に、
あなたなりの方法で変えることができるのです。

人を変えようとするのを止め、
また安易に環境を変えるのでなく、自分を高めていくことに専念すれば、
可能性の扉が一枚、また一枚と確実に開いていくことでしょう。

さあ、可能性の扉を開ける2つの鍵を持って
人生を歩んでいきませんか。(yoshi)

可能性の扉を開く鍵(前編)  

誰でも可能性という名の扉を持っています。

この扉には、2つの鍵穴がついています。
可能性の扉を開くためには、2つの鍵が必要なのです。

まず1つ目の鍵・・・、それは時間という概念の中に存在しています。

ある人々は、過去を変えようと一生懸命に努力をします。
通常、これは後悔や反省と呼ばれています。

後悔や反省は、過去を変えようとする行動につけられた言葉です。
後悔や反省を繰り返す人達は、可能性の扉の前にきても、
もときた道を引き返してしまう人達です。

また、ある人々は直接未来を変えようと努力をします。
これは、一般的に希望または不安と呼ばれている行動です。

このような人々は、可能性の扉の前で扉をあけずに空想にふけっているか、
躊躇して足ぶみをしているような人達です。

私たちは、どんなに頑張っても過去と未来を直接変えることはできません。
私たちが直接変えることが出来るのは、現在だけです。

可能性の扉を開くための1つ目の鍵・・・、
それば「現在」という名前の鍵です。

後悔や反省をするよりも、今できることに注力することが必要です。
希望を叶えるため、あるいは不安を取り除くためは、
今を変えるための行動計画や準備が必要なのです。

そして、これからどのような行動を選択するのかが、大きな意味を持つのです。
現在に力を注ぐこと、それが可能性の扉を開ける第1番目の鍵なのです。(yoshi)

セルフコントロールの4つの質問 

誰でも困難にであうと、悩んだり落ち込んだりするものです。

悩みや落ち込みなどの不快な感情は、
【※基本的欲求】が満たせていないことを知らせる、
警告信号としての大切な役割をもっています。

しかし、この信号は「今のままではいけない」ということは教えてくれますが、
「どのようにしたら良いのか」という方法は残念ながら教えてくれません。

このような時、セルフコントロールに役に立つ
WDEPという4つの質問があります。

これは、リアリティセラピー(現実療法)のシニア・インストラクター、
ロバートウォボルディング博士が教えて下さった質問です。

W(Wants/願望)    「どうなりたいのか?」
D(Doing/していること)「そのために何をしているのか?」
E(Evaluation/自己評価)「その行動は望むものを得るために効果があるか?」
P(Plan/行動計画)   「新しい方法を考える必要があるか?」

Eの質問をした時に「YES」ならば今の行動を続ければ良いでしょう。
一方、「NO」の場合には、今している行動を止め、
新しい行動を選びなおすか、願っているものを変更する必要があります。

しかし、良いアイデアが湧かない場合もあります。
そのような時には、周囲の人に訊ねてみましょう。
相談することで新しい選択肢が広がるかもしれません。

日々の生活の中で「自分らしさ」を見失いそうになったとき、
「WDEPの質問」は新しい選択肢の気づきを与えてくれるのではないでしょうか。

セルフコントロールの目的は、自分のためになる選択肢を見つけることです。
自分を責めることなく、賢明な選択肢が見つかるといいですね。(yoshi)

※選択理論心理学の用語集をご参考下さい。
http://shin-ei-cc.com/cgi/sh_data/sh_data/16_log.html
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