カウンセラーからのおすそわけ 2006年03月

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

人生における投資 

私たちは、お金や時間やエネルギーなどを投資して、
そこから何かを手に入れて人生を歩んでいます。

お金を使ってモノを手に入れれば、生活は便利になります。
時間を使って人間関係を持つようにすれば友好関係が育まれます。
エネルギーを使って創意工夫をすれば、経験値が上がります。

ここで注意したいことがあります。

それは、お金を使ってモノを手に入れることは、
比較的安定して望む結果を手にすることができますが、
時間やエネルギーを費やした結果はやってみなければ分からない、
つまり不確定だということです。

しかし、経験値という観点からすれば
この不確定な要素の方が人間力を磨くのに大いに役立つのだと思います。

時間やエネルギーを投資して、うまくいった場合はいいとして、
仮にうまくいかなかったとしても経験した人でないと感じられないことを
手に入れることができます。

経験をしたということは、それだけで何もしない場合とは
比べ物にならない価値があるのだと思います。

世の中には、緊張や不安を感じやすい人がいます。

不安や緊張も一種のエネルギーの使い方だと言えます。
もし、不安や緊張というエネルギーを投資して
本当に自分がしたいと思っていることを実行し続けたら、
確実に経験値は上がっていきます。

俳優さんやミュージシャンの中には、緊張症の人が少なくないそうです。

しかし、こうした人たちは緊張を投資をして、
素晴らしいパフォーマンスを手に入れたのだ、
と言えるのではないでしょうか。(yoshi)
スポンサーサイト

人間関係を「持つ」ことと「深める」ことの違い 

人との関わり方には、2つの関わり方があります。

一つは、人間関係を「持つ」という関わり方、
もう一つは、人間関係を「深める」という関わり方です。

この2つの関わり方は、関心を示す所に違いがあります。

人間関係を「持つ」という場合には、
相手以外の所に関心があるように感じられます。

「こんにちは」、「今日は良いお天気ですね」など、
比較的どんな人にでも使える会話をしている時には、
人間関係を「持つ」という状態なのだと思います。

目の前の人に関心があるのではなくて、
お互いに共有している環境などに関心を寄せているといえます。

一方、人間関係を「深める」という場合には、
目の前の相手そのものに関心が向きます。

相手が話したことに興味を示して
「それについて、もう少しお話を聞かせて下さい」とか、
「ちょっと質問してもいいですか?」など、
相手を感じていること、考えていること、大切にしていることなどを
知ろうとするのが人間関係を「深める」ということなのだと思います。

選択理論心理学では、相手の【※上質世界】に関心を示す、
ということになります。

人間関係がうまく持てないという人は、
もしかしたら人間関係を「持つ」ということのみに
意識を集中しているのかもしれません。

相手の【※上質世界】を知ろうと人間関係を「深める」意識で関わるほうが、
案外相手と関わりやすくなるのかもしれません。(yoshi)

※選択理論心理学の用語集をご参考下さい。
http://shin-ei-cc.com/cgi/sh_data/sh_data/16_log.html

良いものを見る目をやしなおう!  

人間の目は、カメラなど比べものにならないくらい
とても高度な機能を持っています。

それは「選択的注意」と呼ばれる機能です。

例えば、本屋さんの本棚に並んでいるたくさんの本の中から
自分の探している本をすぐに探せたり、
雑誌の中から興味のある記事を見つけだしたりする時に発揮されています。

私たちの生活の中には、膨大な情報が氾濫しているので、
その全てを取り込んでいては情報過多でパンクしてしまいます。

少し極端な表現をすれば、脳は探しているものを目に見せて、
そうでないものは目の前に無いかのようにしているといえます。

選択理論心理学では、これを【※知覚のシステム】と呼んでいます。

「キライな所ばかりが目につく…」とか「イヤなことばかりが起きる…」
と感じる時には、否定的な情報に過敏になっていて、
自分で気付かないうちに悪い情報を選択的に取り込んでいるのかもしれません。

ちょっと考えてみて下さい。

情報の取込みを選択できるのであれば、
悪い情報だけを選択的に取り込んで、
気分の良くない日を過ごすのはもったいなくありませんか?

たしかに、世の中には嫌な情報もあります。
しかし、良い情報もたくさんあるものです。

人間の目は「選択的注意」という機能を持っています。
意識して良い情報を探すようにすると、
これまで気付かなかったものが見えてくるかもしれません。

「良いことを見つける選択をすると、良い日を選択することになります。」

良いものを見る目をやしなうと、
人生が素晴らしいものに変わっていくでしょう。(yoshi)

※選択理論心理学の用語集をご参考下さい。
http://shin-ei-cc.com/cgi/sh_data/sh_data/16_log.html

クオリティタイム 

人間関係が良くなる法則があります。
これはクオリティタイムと呼ばれるものです。

クオリティタイムには、次のような特徴があります。

◎自分と相手、お互いが良いと感じるもの
◎行っている間、相手を意識するもの
◎努力を必要とするもの(受け身でないもの)
◎くり返し行うことができるもの
◎限られた時間行うこと
◎会話は安全なものに限る(議論になるような話題は避ける)
◎決して批判をしないこと

さてここで質問です。
つぎの中で、クオリティタイムになるものはどれでしょうか?

1.映画鑑賞
2.ドライブ
3.食事に行くこと


答えは、すべてクオリティタイムにはなりません。

映画鑑賞は、相手ではなくスクリーン意識するものですし、
観ている間は努力も必要ありません。

ドライブは、努力しているのは運転手で、
意識は…しっかり前を見て運転して欲しいですよね。

また、食べることによって直接相手との関係が良くなるわけではありません。
相手との関係がうまくいっていない時には、無言で食事をすることになります。

食事が相手との関係を近付けるのではなく、
食べながらどのような会話をするのかがとても重要になります。
批判せずに相手と楽しい話題を共有できる場合には、
食事も良い時間になり得ます。

クオリティタイムを持つためには、相手のことを良く知る必要があります。
また、自分自身を新たに見つめなおすことが求められます。

自分と相手がお互いに好きなことで、相手を意識して、限られた時間、
努力しつつ、批判せずに、気分の良い会話を工夫して下さい。

テニスが好きな人たちは、
どれくらいラリーを続けられるか協力すると良いと思います。

ボーリングが好きな人たちは、ゲームをするよりも、
二人で協力してスコア100を出すようにすると
上手、下手が関係なく安全に楽しむことができるのではなでしようか。

より良い人間関係に求められるものは、創造性だと思います。
昔やって楽しかったことを少しアレンジすると
思いもかけないようなクオリティタイムがもてるかもしれません。(yoshi)

人間関係を築く方法とレベル 

人間関係の問題解決は、とても難しいものです。
なぜならば、相手の協力なしに問題を解決することができないからです。

人間関係の問題を解決するためには、思いやりと知恵が必要になります。

Dr.ウォボルディングは「人間関係を築く方法とレベル」を使って
問題解決の方法を教えています。

人間関係の問題を解決するためには、
次の4つの段階を難易度の低い順にクリアしていくことをすすめています。

レベルA…問題解決
レベルB…会話、コミュニケーション
レベルC…二人で気分の良い時間を持つ
レベルD…一人だけで気分の良い時間を持つ

レベルDは難易度が低く、
レベルAはもっとも難易度が高いことをあらわしています。

いきなり話し合いをしたり、問題解決の答えを出そうとして
失敗して事態が悪化してしまう状況は、よくあることです。

まず、自分の欲求充足をしてコンディションを整え、
相手と気分の良い時間を持ち、そしてこれから出来ることについて
批判のない話し合いを持ち、問題解決のための行動計画を立てることが、
安全で有益な方法です。

レベルC「相手と気分の良い時間を持つ」は、
クオリティタイムと呼ばれています。 (yoshi)

受けるより、与える方が幸いである 

受けるより、与える方が幸いである」(使徒20章35節)

これは、聖書の中に書かれているみことばです。
短いみことばですが、人がよりよく生きていくための秘訣が凝縮されています。

私たちは、ねぎらいや感謝の言葉、人からの注目やチャンスなど、
周囲から与えて欲しいと思っているものが数多くあります。
そして、これらを受けた時にはとても嬉しい気分になるものです。

しかし、受けるだけというのは健全ではありません。
受けることだけを期待していると問題もあるようです。

受けるだけでは、自分を磨く機会が失われます。
受けるだけでは、自信が持てなくなります。
受けるだけでは、新たな気づきは生まれません。
受けるだけでは、信頼は育まれません。

最も厳しいことは、一方的に受けようとしていると、
やがて人が自分のもとを去っていくということです。

また、受けることに熱心になればなるほど、
自分自身のコントロールを失うことにつながります。

受けることは、自分でコントロールすることはできません。
でも、与えることは自分でコントロールできるのです。

考えてみて下さい。

「人に与えるものがある」ということは、
それ自体が幸せなことだとはいえませんか?(yoshi)

あきらめないことが人を賢くする  

脳の研究は、この10年ほどで飛躍的に向上しています。

現在では光トポロジーなど、脳の血流が測定できる検査機器の登場により、
これまで以上に脳のことが分かるようになりました。

脳が活動している時には、脳の血流が良くなります。
つまり脳の血流が良くなっている時に、脳は賢くなろうとしているといえます。

では、どのような時に脳の血流はよくなるのでしょうか?

まず、簡単な読み書き計算や音読など、
「それなら出来る」というような課題を行うことで
脳の血流が良くなることが分かっています。

そして、他の人と良いコミュニケーションを持つことが
良いことも分かっています。

しかし、こうしたもの以外に「こまったな」、
「どうしよう」と思うような時にも脳は賢くなろうとしているのだそうです。

何かに苦悩している時は、"苦脳"している時でもあります。
脳の中では、これまでの記憶の情報を整理し直したり、
つなぎ合わせたりして新しい対処法を創り出そうとします。

実はこのようなときに脳のある部分は活発に動いていて
新しい情報のネットワークをつくろうとしているのです。
つまり、答えが見つかった時に人は賢くなるのではなく、
答えを見つけようとするプロセス自体が脳を賢くしているというわけです。

思いきって言ってしまうと、仮に答えが見つからなくても、
あきらめずに考えることが人を賢くするともいえるのではないでしょうか。

そういえば、発明家や科学者のような賢さを持った人たちは、
言い換えればあきらめの悪い人たちということも出来るのかもしれません。

もし、今"苦脳"していることがあるのなら、
それは賢さへの道を歩いているということなのかもしれません。(yoshi)

自分にできることは何か? 

連日、テレビではWBCの日本代表チーム優勝の話題を取り上げています。

関東地区では、21日の試合の平均視聴率は43.4%、
瞬間最高視聴率は56.0%だったそうです。

特にこの大会では、イチロー選手のリーダーシップが注目されました。

この大会で、イチロー選手が自分に問いかけていた
アファーメーションの言葉がありました。
それは、「自分にできることは何か?」だったそうです。

イチロー選手は、自ら率先して若手選手に声をかけ、
テレビカメラの前で熱い思いを語り、
そしてグランドの中では気迫あふれるプレイをしていました。

イチロー選手の印象が変わったという声が聞かれますが、
自分が出来ること、貢献できることは何か、
ということに力を注ぐ彼の姿勢は、
これまでと変わらず一貫していたと思います。

変化したのは、イチロー選手がこれまで練り上げてきた自分の技能を
活かす場なのかもしれません。

イチロー選手は、【※外的コントロール】の強いプロスポーツ競技の中で、
内的コントロールを実践する素晴らしい選手だと思います。(yoshi)

※選択理論心理学をご参考下さい。
http://shin-ei-cc.com/cgi/sh_data/sh_data/10_log.html

ライフキャリアに関する問いかけ 

人生には、自分自身のキャリアを見直す時が何度かあるかもしれません。
そんな時に自分に問いかけると良い6つの質問があります。

1.自分は、どのような自分でありたいのか? どんな自分になりたいのか?

2.自分は、どのようなことが好きなのか? どんなことに興味関心があるのか?

3.自分が出来ること、得意なことは何か? 何が強みで何が専門なのか?

4.自分は、何を大切にしながら働き、どのように人生を生きたいのか?

5.自分はどのような責任と役割を担っているのか?

6.自分が具体的に行う必要があることは何か?
 どのように行動する必要があるのか?

選択理論心理学では、これらの質問は
自分自身の【※上質世界】を問う質問になります。
上質世界には、自分の価値観が記憶されているからです。

自分のライフキャリアを見直すということは、
自分の上質世界の棚卸しをして、
新しい一歩をふみだすことなのだと思います。(yoshi)

※選択理論心理学の用語集をご参考下さい。
http://shin-ei-cc.com/cgi/sh_data/sh_data/16_log.html

上司とのつきあい方 

仕事に関するご相談の中で、
「仕事上、上司と上手くつき合うにはどうしたら良いでしょうか?」
という質問を受けることがあります。

簡単な答えのない、難しい質問だと思います。

会社は選べても、上司を選ぶことはできません。
上司とウマが合わないということもあるでしょう。

しかし、考えてみて下さい。

上司の行動を変えることはできませんが、
上司との関わり方を工夫することは可能ではないでしょうか?

経済学者のピーター・ドラッカーは、
上司との関わりに役立つ4つの項目を挙げています。

1.上司の強みを知る
2.上司の仕事の仕方を知る
3.上司の価値観を知る
4.上司の仕事をしやすくする

関わるのが難しい上司の場合、距離をとるのは得策ではありません。
上司との関係を強化することが、最も良い方法なのです。

選択理論でいうならば、
上司の【※上質世界のイメージ写真(願望)】に心を配ることです。
そして、あなたの仕事ぶりを
上司の上質世界にしっかり入れてもらうことです。

そうすれば、あなたは上司の仕事のパートナーとして
なくてはならない人になるでしょう。

職場で「できる人」といわれている人を思い起こして下さい。
その人は、上記の4つの特徴を備えている人ではないでしょうか。(yoshi)

※選択理論心理学の用語集をご参考下さい。
http://shin-ei-cc.com/cgi/sh_data/sh_data/16_log.html

自分を分かち合う 

今日は静岡支部研究会でした。そこでの学びから一つ・・・

ウォボルディング先生の著書『リアリティセラピーの理論と実践』にある“カウンセリングの指針”の一つとして、カウンセラーが【自分を分かち合う】ことについて述べられています。

「カウンセリングのサイクルは、機械的に実践する単なるテクニックと考えてはならない。第一ステップは、「友人になる」こと。友人となるためには、傷つけられることも覚悟して、他の人に自分自身をさらけださなければならない。」

こう聞くと、カウンセラーはクライエントを勇気づけようと、自分の経験(特に失敗談など)を分かち合う方がよいのか・・・と思ってしまうかもしれませんが、私個人としては、分かち合うべきことは【自分の夢や希望】であると理解しています。
人は、その人の情熱的なビジョンや魅力的な歩み方をみることによって、より一層その人と関わりたいと感じるのだと思うからです。

続く「アリストテレスは、友情の一部には人々との「交換」の原則がある、と述べている」という箇所を読んで、早速アリストテレスの友情論について調べてみました。
すると、【友情とは二つの肉体に宿れる一つの魂である】という名言も残されていました。

これを私なりに解釈すると、リアリティセラピーのカウンセリングがうまくいくときは、たしかにカウンセラーとクライエントの二つの肉体に、同じイメージ写真という一つの方向性が見いだされたときであり、そこにある種の友情を感じられたときではないかと思いました。(Natsu)

ハインリッヒの法則 

ハインリッヒの法則は、1:29:300の法則とも呼ばれています。

これは、アメリカの保険会社に務めていた安全技師の
ハーバード・ウィリアム・ハインリッヒが提唱した法則です。

ハインリッヒは、1件の重大な災害事故の背後には、
29件の軽い災害があり、その背後には300件の
「ヒヤリ」とする出来事が存在している、
ということを5000件以上のデータをもとに調べあげました。

ハインリッヒの法則によると、
300件の「ヒヤリ」とした経験をしたときに改善を加えれば、
29件の軽い災害を防ぐことができ、1件の重大な災害事故を
起こさなくてすむことを表しています。

このハインリッヒの法則は、
人間関係にも当てはめられるのではないでしょうか。

日常的に起こりうる「ムカッ」とした経験をしたときに
批判をせずに人間関係の修復を心掛ければ、
29件の軽い怪我をするようなイザコザを防ぐことができ、
その結果として人生を左右するような1つの重大な事件を
防ぐことができる、といえるのではないでしょうか。

新聞で報道されている人間関係の事件は、
そのほとんどが偶然ではなく、必然の結果のように感じます。

しかし、当時者は事件を起こすまで自分のしている行動が
最悪の結果を招くことになるとは、
その時まで気付かずにいるのかもしれません。

私たちは常にその時に出来る最善の行動を取っていますが、
それが最良の方法であるとは限りません。

気付いたときに「しまった!!」と後悔しないように
300件のうちに対処するのが懸命です。(yoshi)

性格は変えられる!! 

性格は変えられるか・・・?

結論からいえば、性格は変えられると思います。

心理学では、性格は遺伝的なものと環境的なものの
相互作用によって形成される、という理解が一般的になされています。

遺伝的な要素は、特性として変えることが出来ませんが、
環境的な要素は学習の機会を得るということで工夫することができます。

選択理論でも、人にはそれぞれ基本的欲求に強弱があり、
遺伝的な特徴があると考えられています。

例えば、「愛・所属」の欲求の強い人は【お世話やき】だったり、
「力の欲求」の強い人は【仕切り屋】だったりすることが考えられます。

遺伝的な要素に配慮するならば、
欲求の遺伝的な傾向を変えようとするのでなく、
健全に満たす方法を工夫し学ぶことが
自分の特性をうまく活かすことにつながるといえます。

また、性格の環境的な要因としては、
「性格は、思考と行為の習慣によって形成される」ということが出来ます。

「どのような考え方をするのか」、「どのように振る舞うのか」を
意識してくり返し取り組むことにより、
性格として自分の内面に取り込まれていくのだと思います。

性格は、変えられます。
自分が望む自分自身に変わることはできるのです。(yoshi)

どうなりたいのか分からないとき 

問題解決のお手伝いをするときに、よくする質問があります。
それは、「今よりもどうなったらいいと思いますか?」という質問です。

多くの場合、この質問はとても役に立ちます。
それは、この質問の答えを探すことが変えられない過去ではなく、
自分が置かれている現状とこれから目指す未来を冷静に考える
良い機会になるからです。

しかし、どのような人でも必ずこの質問に答えられるわけではありません。
人生には、「どうなりたいのか」、「何をしたいのか」が
分からない時もあるものです。

残念ですが、このような時にどのようにしたら良いのか…、
という答えを私は持ちあわせていません。

しかし、次の二つのポイントについて考えてみて下さい。
おそらく、求めるものを見つけるための
手がかりを得るために役立つと思います。

1.他の人に迷惑や心配を掛けず、破壊的でなく、
 今よりも気分が良くなりそうなことは何か?

2.自分の裁量で決められることは何か?

人生は、予め答えが用意されているわけではありません。
ですから、何かに取り組んでいるうちに
希望の扉が見つかることもあると思います。

何かに取り組むときに、それは新しい変化は起きているということです。(yoshi)

何かを始めるなら今日がいい 

「いつかやる」、「そのうちやろう」というのは、
ほとんどやらない可能性が高いものです。

頭の中では「実際にやるとなると大変だ」とか
「差し迫っては、必要がないから」という声が響いてきます。

それほど重要でないものであれば、実行しなくても害はないでしょう。
しかし、重要なことを後回しにしておくと、
やがて大変な思いをして実行しなければならない日がやって来ます。

不思議なことですが、「いつかやる」、「そのうちやろう」というものは、
本当は大切なものだったりする場合が多くあります。

まずは、「それくらいならできる」程度のものからはじめてみませんか?

何かを始めるなら今日は一番いい日です。
なぜなら、これからの人生の中で今日が一番若いのだから。(yoshi)

本当の思いやり 

思いやりのある行動をとるというのは、なかなか難しいものです。
それは、何故なのでしょう?

その理由の一つは、選択理論でいうイメージ写真に関係しています。

イメージ写真とは、一般的に願望と呼ばれているものです。
イメージ写真は、人それぞれ異なります。

イメージ写真が人によって違うということは、
こちらが良かれと思って行った行動も相手にとって
必ずしも良いものとは限らないということになります。

相手が望むときに、望む形で、
望む分量、提供する協力は「支援」と呼ばれます。

しかし、相手が望まないときに、望まない形で、
望まない分量、提供する協力は「おせっかい」と呼ばれます。

思いやりは人間関係を近付けますが、
おせっかいは、人間関係を遠ざけることになります。

思いやりが難しいもう一つの理由は、
不適切な依存関係(共依存)に陥ることがある、ということだと思います。

仮に相手が困っているときに喜ばれる対応ができたとしても、
相手の依存心だけを強めてしまうような場合、
援助者は相手が困るたびに手を貸さずにはいられなくなります。

一方、援助を受ける側は、困った時に自分で対処することをやめ、
やがて援助者をコントロールするようになります。

こうなると自律する機会は失なわれます。

不適切な依存関係になると、抜け出すのが困難になります。
不適切な依存関係は、お互いを不幸にする関係です。
思いやりのある行動は、困っているその時だけでなく、
少し先を配慮しながら行うことが、とても大切なのです。(yoshi)

「親切とは、真理を信じ、人々がその問題に対処出来ると信じて
彼らのために使うことである。・・・本当の思いやりとは、
人々が自分自身を助けるのを援助することである。」W.Glasser

夢のはたらき 

人は寝ている時、約90分周期でノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返しています。

ノンレム睡眠は、深くぐっすりと眠っている状態です。
ノンレム睡眠は、脳を休ませて回復させる働きをしています。

レム睡眠は、浅い眠りで、まだ身体は寝ているけど脳は一足先に起き出している、という状態です。
レム睡眠は、深い眠りと目覚めている状態の橋渡しをしていて、この時に人は夢を見ているとされています。

さて、夢はとても大切な働きをしています。
夢を見ている時、私たちの脳の中では前日までに体験した情報の整理をしています。
そして、脳の中に保存されている記憶をつなぎ合わせて新しいものを生み出す創造的な働きを行っています。

モーツァルトは夢の中で作曲した、という話を聞いたことがありますが、夢は日常の色々な課題や問題を解決するために一役かっているといえます。
しかし、時に嫌な夢を見たりすることがあります。
これも脳が現状を解決しようとして試みている結果といえます。

選択理論から見れば、5つの基本的欲求がうまく満たせずに危機的な状態にある時には、不快な夢をみるのだと説明することが出来ます。
不快な夢は、起きている時に今よりも上手に欲求充足するように、と促しているんですね。(yoshi)

怒りで得られるものは何? 

「怒りは、無謀をもってはじまり、後悔をもって終わる」
                    ピタゴラス

怒りは、大きなエネルギーを生み出します。
怒りは、変化を起こす起爆剤でもあります。

ですから取り扱いには注意が必要です。

怒りは、何か変化を起こさねばならないことを教えてくれます。
しかし、何をすればいいのかは教えてくれません。
特に人間関係において、
怒りを暴発させると良い結果は生まれません。

怒りを人に向けると相手は、関わりを避けるようになります。
自主的に行動しなくなります。
報告をしなくなります。
失敗を恐れて、新しいことにチャレンジしなくなります。

このように、怒りをもって対応すると本質的な改善が得られなくなります。

怒りを感じた時には、少しTime Outをとりましょう。
そして、何を改善する必要があるのかを整理しましょう。
その中でも最も重要だと思えるものを一つ選びましょう。

怒った瞬間にとる行動は、
その時には最善と思える行動かもしれません。

しかし、多くの場合後悔を伴います。
往々にして、少し時間をおいて対処した方が、
懸命な改善策が生まれてくるものです。(yoshi)

言行の軌道修正 

相手を理解しようとする時には、2つのポイントがあります。
1つは言葉、もう1つは行動です。

「言っていること」と「していること」が一致していれば、
相手のことを理解するのは簡単です。

しかし、相手の「言っていること」と
「していること」が一致していない場合、
あなたは相手の真意をどこで計りますか?

おそらく、「言っていること」よりも「していること」に
注目するのではないでしょうか。

人の思いは、言葉よりも行動に強くあらわれます。

多くの場合、人は相手の「言っていること」よりも
「していること」を見て評価をしています。
そして、相手を評価するように私たち自身も評価されてるのです。

「何を言うのか」ということ以上に、
「どのように行動するのか」を吟味することは大切です。

これは、当たり前のことのようですが、とても重要なことだと思います。

ただ、常に言行一致しているということは、現実的ではありません。
自分の言葉と行動がブレそうな時、
それに気づいたら軌道修正することが素晴らしいのだと思います。

「言っていること」と「していること」が一致すればするほど、
あなたの信頼度は高まるでしょう。(yoshi)

何を口にするのか? 

コミュニケーションにおいて、言葉はとても大切な役割を持っています。

人は、言葉を使って自分の置かれている状況を説明すると共に、
感情も伝えます。

相手との関係が、近い関係になればなるほど、
相手に自分のことを分かって欲しいという思いが強くなり、
この2つの要素を混在して使うことになります。

しかし、この時に注意が必要です。

相手に分かって欲しいという思いが強すぎると
相手をコントロールするための言葉を使いたくなります。

いったん口にした言葉は、飲み込むことが出来ません。
うかつに発した言葉が、ひとり歩きをすることもあるのです。

安易に口にした言葉によって、
大切な人間関係が断裂してしまわないように注意して下さい。

どのような言葉を口にするのか…、言葉は選択できます。

相手に思いを伝えるまえに、
「この言葉を口にすることで相手との距離は近づくのか、
それとも遠のくのか?」と自問自答してみて下さい。

そうすれば、後悔することは少なくなります。

言葉は選択できる、ということを知ると
人間関係を継続的により良いものに保つのに役立ちます。(yoshi)

健全な勇気づけ 

「勇気づけ」は、人間関係に活力を与えます。
私も「勇気づけ」をいただくと励みになりますし、嬉しく感じます。

私は、選択理論を学んでから「勇気づけ」の見方が少し深くなりました。
2001年にグラッサー博士と奥様のカーリーン先生が来日されたました。
その時に行われた講演の中でカーリーン先生が
勇気づけについて次のようにコメントされました。

「勇気づけは、あまりに頻繁に、熱心に行うと外的コントロールになる」
なるほど…。深いな…と思いました。

確かに、頻繁に熱心に勇気づけを行う行動の背後には
相手をなんとか動機付けようとする意図が働きます。
場合によっては、うっとおしい、と相手にとられてしまうかもしれません。

勇気づけは適切になされる必要があります。

カーリーン先生は、適切な勇気付けについてもコメントされていました。
「環境状況が整っている時には適切であり、尊敬され、
受け入れられている時には適切である。」

勇気づけのベースには、強固な人間関係が必要で、
まずこのような関係をきずくことが先決であることがわかります。

また、「内的動機付けがなされている時、自分自身で勇気づけるのが一番良い」
ともおっしゃっていました。

「勇気づけ」の基本は、相手を動機付けさせようとするのではなく、
相手の自律性に配慮して、思いやりをもって関わる行動なのだ
ということがわかります。

健全な「勇気づけ」に配慮できるようになりたいものです。(yoshi)

2種類の葛藤 

葛藤には2つの種類があるといわれています。
ひとつは偽りの葛藤、もうひとつは真の葛藤です。

偽りの葛藤と真の葛藤では、それぞれ解決の仕方は異なります。

偽りの葛藤の解決の仕方は、
困難だと感じることにさえ取り組めば願いが叶います。

例えば「勉強はしたくないけど、良い成績を取りたい」、
「体重が増えて困るけど、おいしいものをお腹いっぱい食べたい」、
というようなものは、偽りの葛藤になります。

このような場合は、「勉強をする」、「節制をする」
ということが葛藤を減らすことに繋がります。

一方、真の葛藤とは、どのような選択をしても
何らかの犠牲が伴うものをいいます。

例えば「仕事を取るか家庭を取るか」、
「やりがいを取るか安定した収入をとるか」、などは真の葛藤に相当します。

どのような答えが正解なのかは、誰にも分かりません。

真の葛藤では、すぐに決断しないで「待つ」ことが大切だと言われています。
それもただ「待つ」のではなく、
これまで以上に熱心に今の状況で自分1人で
対応できることに力を注ぐことが重要です。

最初の例の場合には、これまで以上に仕事に誠実に、
そしてこれまで以上に家族に思いやりを示すことになります。

このように対応しているうちに、これから進む道が明確になってきます。

真の葛藤には、いずれ決断の時が来ます。
そして、その決断によって失うものを受け入れる準備がなく、
その時を迎えると被害は大きくなります。

しかし、懸命に「待つ」ことが出来れば、
求めていたものを手にするだけでなく、
その後の人生で起こる真の葛藤に対する
精神的な強さを育むことに繋がるでしょう。(yoshi)

葛藤を感じた時に… 

人生には、「どうしよう・・・」と決断に迷うことがあります。
「どっちにしよう・・・」と選択に困ることがあるものです。

こんな時には、どうしたらよいのでしょう?

精神科医Dr.ハリントンは、「何をしてよいか分からない時には、
可能であるならどちらの方向にも進まないで何もしないことだ」
といっています。

こうすると少なくとも、より事態が悪化するのを防げます。
また時間が経つにつれ、しなければならないことが
おのずと明確になってくるものです。

選択理論の提唱者であるグラッサー博士は、
「葛藤を生き抜く方法は、自分1人で出来ることに焦点を合わせることである」
といっています。

自分が直接コントロールできないことを変えようとすると、
事態は好転しないばかりか、より複雑になる場合があります。

困った時には、とにかく一息ついて考えませんか。(yoshi)

カウンセリングにおける情報提供 

カウンセリングを進めていく中で、
クライエントの必要に応じて持っている情報を提供することがあります。

この時に、特に配慮していることがあります。

それは、クライエントには情報を受け取る自由も
断る自由もあるということです。

私は、「相手の役にたちたい」と思うあまりに熱くなり過ぎて、
外的コントロールをつかってお節介にならないようにするために、
次の3つのポイントに注意して情報提供するように心掛けています。

・何を教えるのか
・いつ教えるのか
・どのように教えるのか

これらは、教師やマネージャーなど、
ティーチングを行うことが職務の中に求められる方々にも
共通するものではないでしょうか。(yoshi)

困難の中で与えられるもの 

どんな人でも、幸せを望まない人はいないと思います。
しかし、幸せの中にいるときには、それが幸せなことだとはあまり気付かずに、だだ平穏な時が流れているだけなのかもしれません。
例えば、健康であることは幸せなことだと思います。
しかし、健康な時には気付かないものもあるようです。

ニューヨーク・リハビリテーション研究所の壁には、有名な『病者の祈り』という患者の詩が書かれているそうです。

***********
大事を成そうとして
力を与えてほしいと神に求めたのに
慎み深く従順であるようにと
弱さを授かった

より偉大なことができるように
健康を求めたのに
よりよきことができるようにと
病弱を与えられた

幸せになろうとして
富を求めたのに
賢明であるようにと
貧困を授かった

世の人々の賞賛を得ようとして
権力を求めたのに
神の前にひざまずくようにと
弱さを授かった

人生を享楽しようと
あらゆるものを求めたのに
あらゆるものを喜べるようにと
生命を授かった

求めたものは一つとして与えられなかったが
願いはすべて聞き届けられた
神の意にそわぬ者であるにもかかわらず
心の中の言い表せない祈りは
すべてかなえられた
私はあらゆる人々の中で
最も豊かに祝福されたのだ
***********

誰でも困難であることは避けたいものです。
しかし、もし、困難に出会ってしまったとしたら…
困難の中でしか与えられないものを、しっかりと手にすることが出来れば、どんなに勇気が湧いてくることでしょうか。(yoshi)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。