カウンセラーからのおすそわけ 20060330

人間関係を「持つ」ことと「深める」ことの違い 

人との関わり方には、2つの関わり方があります。

一つは、人間関係を「持つ」という関わり方、
もう一つは、人間関係を「深める」という関わり方です。

この2つの関わり方は、関心を示す所に違いがあります。

人間関係を「持つ」という場合には、
相手以外の所に関心があるように感じられます。

「こんにちは」、「今日は良いお天気ですね」など、
比較的どんな人にでも使える会話をしている時には、
人間関係を「持つ」という状態なのだと思います。

目の前の人に関心があるのではなくて、
お互いに共有している環境などに関心を寄せているといえます。

一方、人間関係を「深める」という場合には、
目の前の相手そのものに関心が向きます。

相手が話したことに興味を示して
「それについて、もう少しお話を聞かせて下さい」とか、
「ちょっと質問してもいいですか?」など、
相手を感じていること、考えていること、大切にしていることなどを
知ろうとするのが人間関係を「深める」ということなのだと思います。

選択理論心理学では、相手の【※上質世界】に関心を示す、
ということになります。

人間関係がうまく持てないという人は、
もしかしたら人間関係を「持つ」ということのみに
意識を集中しているのかもしれません。

相手の【※上質世界】を知ろうと人間関係を「深める」意識で関わるほうが、
案外相手と関わりやすくなるのかもしれません。(yoshi)

※選択理論心理学の用語集をご参考下さい。
http://shin-ei-cc.com/cgi/sh_data/sh_data/16_log.html