カウンセラーからのおすそわけ 20060715

月別アーカイブ

 2006年07月 

社会性発達のレベル 

インターナショナル・カンファレンスも、いよいよ最終日です。

今日は、マービン・マーシャルの分科会にでました。
特に感銘を受けたのは、Level of Social devlopment(社会性発達のレベル)についてでした。

私たちは、内側からの動機を持っています。
しかし、外側からその動機を伺い知ることはできません。
マービン・マーシャルは、動機付けの状態をABCDの4つのレベルを用いて説明しています。

A(Anarchy)は無政府状態のことです。
Aのレベルでは、自分勝手に振る舞うので周囲とうまく関わることができません。

B(Bulling/Bothering)は、自分だけのルールで行動することです。
いじめをするような場合には、Bのレベルで行動をしています。
Bのレベルで行動している時も周囲と協力するのは難しいといえます。

C(conformity/cooperation)は、外側の基準に従うことです。
Cのレベルは、一見すると協力的にみえます。
しかし、Cのレベルは「いわれたからする」というものです。
自発的に喜んでしているわけではありません。
「見ていればするけど、見ていければしない」というのはCのレベルです。
またCのレベルの場合、喫煙や薬物など仲間のプレッシャーに負けて従ってしまうことがあります。

D(Democracy)は、自分自身にとって意義あることをするということです。
自分が必要だと思うので行う。
信念に従って行動する、というものです。

行動は同じでも、動機付けがCからくるのかDからくるのかはとても大切です。
同じ行動でも、「人から言われるからする」というのと「自分が必要だと思うので誰も見ていなくてもする」というのでは、大きな違いがあります。
従うということは、外側に依存しているということです。
自らの願望を涌きたたせることになりません。

良い気分を内側から引き出すのは、Dの段階です。
ある行動をするときに自らに質問してみて下さい。
「今のはどのレベルですか?」(yoshi)