カウンセラーからのおすそわけ 20060904

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 2006年09月 

病気になったら 

今、病気の床に伏している人がいるなら…
それは、どんなにつらく、心細く、不安なことでしょう。

今、ご家族の病気を知った人がいるなら…
何をしてあげられるのか、と悩まれていることでしょう。

昨日、私はキリスト教会の牧師から一冊の本をご紹介いただき、購入しました。
それは、カトリックの神父が病床で書いた一編の詩が本になったものです。

私たちにできることには限りがあります。
でも、この詩から何かを感じ取って頂けたら幸いです。(yoshi)


『恵のとき』〜病気になったら〜(抜粋) 

病気になったら どんどん泣こう

痛くて眠れないといって泣き
手術がこわいといって涙ぐみ
死にたくないよといって めそめそしよう

恥や外聞もいらない
いつものやせ我慢や見えっぱりを捨て
かっこわるく涙をこぼそう

またとないチャンスをもらったのだ
じぶんの弱さをそのまま受け入れるチャンスを


病気になったら おもいきり甘えよう

あれが食べたいといい
こうしてほしいと頼み
もうすこしそばにいてとお願いしよう

遠慮も気づかいもいらない
正直に わかままに自分をさらけだし
赤ん坊のようにみんなに甘えよう

またとないチャンスをもらったのだ
思いやりと まごころに触れるチャンスを

・・・(中略)

病気になったら 安心して祈ろう

天に向かって思いのすべてをぶちまけ
どうか助けてくださいと必死にすがり
深夜 ことばを失ってひざまずこう

この私を愛して生み 慈しんで育て
わが子として抱き上げるほほえみに
すべてをゆだねて手を合わせよう

またとないチャンスをもらったのだ
まことの親に出会えるチャンスを

そしていつか 病気が治っても治らなくても

みんなみんな 流した涙の分だけ優しくなり
甘えとわがままを受け入れて自由になり

感動と感謝によって大きくなり
友達に囲まれて豊かになり
天の親に抱きしめられて

自分は神の子だと知るだろう

病気になったら またとないチャンス到来
病のときは恵のとき

『恵のとき』〜病気になったら〜
絵:森雅之 詩・作:晴佐久昌秀 サンマーク出版