カウンセラーからのおすそわけ 20060909

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 2006年09月 

「思う」と「想う」 

人間関係の中で使われる「おもう」には、主に2種類のものがあるのではないでしょうか。

一つは「相手を思う」、もう一つは「相手を想う」です。

どちらも、相手を大切に考えているので、生まれてくる行為です。

しかし、あえて「相手を思う」と「相手を想う」を区別して考えると、より良い人間関係を築くのに役立つ法則が見えてくるような気がします。

良いサービスを提供したり、気配りの利いた関わりあいを持つには、「相手を思う」よりも「相手を想う」ということを意識するのが有益だと考えられます。

「相手を思う」は、こちらの価値観を主体にしたものです。

「思う」という言葉には、願う、期待する、という意味が込められています。
場合によっては、相手は重荷と感じるかもしれませんし、お節介と受け取られるかもしれません。

一方「相手を想う」は、相手の視点に立って観ようとしているものです。

「想う」という言葉には、おしはかる、予想する、想像する、という意味が込められています。
「相手を想う」ならば、言わずにおいた方が良い言葉があります。
「相手を想う」ならば、手助けせずにそっと見守る方が良い時があります。

「相手を思う」行動と「相手を想う」行動を意識すると、関わり方が違ってくるのではないでしょうか?(yoshi)