カウンセラーからのおすそわけ 20061009

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 2006年10月 

助け手として大切なこと(4) 

助け手として大切なことの四つ目は、「対決」です。

これは、相手と対決するということではありません。
相手が抱えている葛藤に対して、本人自ら適切に対決できるようにサポートするということです。

例えば、相手と協力なくして成果は挙げられない。しかし、相手と仲良くしたくない。・・・というような場合、心の中では葛藤が渦巻きます。

この葛藤は、本人が自分と対決して、自分なりの答えをださなければならないものです。

良い助け手は・・・、
望んでいることと、していることが矛盾している場合にサポートします。
願っていることがあまりにも大きすぎて、負担が大きすぎる場合にサポートします。
周囲の状況を偏った見方で見ているために、つらい気分になっている場合にサポートします。

リアリティセラピーでは、これを自己評価と呼び、次のような質問をします。

「今していることは、望むものを得るために効果がありそうですか?」
「望んでいるものは、すぐに実現しそうですか?」
「その見方は、願いをかなえるために役立つと思いますか?」

現実は厳しいものです。

困っている本人が抱える論理的な葛藤は、誰も肩代わりできません。
遅かれ早かれ、自分なりの答えを出さなければなりません。

良い助け手とは、相手が自分の葛藤に対決する機会を奪わずにサポートする人をさします。
良い助け手とは、その人が対決を先延ばしにせずに、適切に自己評価できるように配慮する人のことです。(yoshi)