カウンセラーからのおすそわけ 2007年01月

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人でつまづかないように・・・ 

あなたには、信頼している人はいますか?
あなたと関わりのある人で目標にしている人、尊敬している人がいますか?

そういう人がいるということは、幸せなことです。
そういう人に巡り会えたことは、喜ばしいことです。

でも、ひとつだけ覚えておいて欲しいことがあります。

あまりにもその人に魅了されて、
帰依してしまわないようにして下さい。

相手に完璧を求めると、心がつまづく原因をつくることになります。
完璧を求めるということは、ほとんどの場合、重荷を背負うことになります。
これは、自分に対しても、人に対しても同じです。

人は、完全ではありません。
欠けている所があるからこそ人なのです。

あなたが信頼する人も、誤ったことをすることがあるでしょう。
目標とし、尊敬する人の受け入れがたい所に気付くこともあるかもしれません。

しかし、それを含めてその人自身なのです。
その人も自分の人生を一生懸命に生きているのです。

ですから、もしその人が完全ではないと知るようなことがあったとしたら、
残念に思ったとしても失望するのは止めておきましょう。

あなたができることは、あなたの人生を責任をもって歩むことです。

信頼し、目標とし、尊敬する人から得たものは確かにあるはずです。
ですから、それをしっかりと自分のものとしてください。

人のする行動で、心がつまづかないように注意しましょう。

相手を人として受け入れることが出来るようになれば、
もっと深くつき合えるようになるかもしれません。
そして、やがて心を許しあえる関係になれるかもしれません。(yoshi)
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一点集中!! 

通常、私たちは多くの事柄に関わっています。

個人的なこと、
家族に関すること、
友人に関すること、
学校に関すること、
仕事に関すること・・・。

その一つ一つは、あなたにとって意味のあることでしょう。
その一つ一つ、どれもが重要だと感じるかもしれません。

しかしその結果、忙しくて心に余裕が持てなくなっているなら気をつけて下さい。
多くをこなしているにも関わらず、充実感が持てなくなってきたら注意して下さい。

こんな言葉があります。
「何もかもが重要だというのは、どれもが重要なのではない」

考えてみて下さい。

今のあなたに、本当に必要なものは何ですか?
あなたにとって一番大切なもの、
重要なもの、そして無くてはならないものは何ですか?

厳しい現実があります。
それは、全てを同じように行うことはできないということです。
限られた時間の中で、出来ることしか出来ないということです。

ですから、あなたにとって一番大切なもの、
重要なもの、そして無くてはならないものを一つに絞ってみてください。
そして、まずはその一点に集中して力を注ぐのです。

そうすれば、きっと充実感と喜びが感じられるようになるでしょう。(yoshi)

臨機応変に対処しよう!! 

世の中は、いつも同じように動いているわけではありません。
世の中は、日々変化しています。

ですから、マニュアルどおりの対応では上手くいかないことが出てきます。
その場その場に合った、臨機応変な対応が必要になってくるのです。

臨機応変な対処が出来るようになるために・・・、

常識や自分の価値観を少し脇に置いておきましょう。
物事を色々な角度から見てみましょう。
周囲の人の意見も参考にしましょう。

見方の柔軟性は、行動に影響を与えます。
その結果として、臨機応変な対応が生まれてくるのです。

臨機応変な対応が出来るようになると、
今よりももっと、あなたの強みが活かされることでしょう。(yoshi)

相手よりも熱くなってはならない 

相手に何かを教えようとする時、
力が入って熱くなってしまうことはありませんか?

相手の助けになればと考えて、
つい一生懸命になりすぎて熱くなってしまうことはないでしょうか?

相手を思う気持ちや手助けしたいという気持ちは、とても素晴らしいものです。
その気持ちを活かすために、
相手より少しだけ冷静に物事に対応するようにしましょう。

大切なのは、学ぶ人が熱くなることです。
目指すのは、助けを必要としている本人が
自らを助ける術を身に付けることです。

そのために教える時、手助けする時に、
相手に何が必要なのかを考えるだけの心の余裕を残しておきましょう。

相手よりも熱くなっては、相手に必要なものが見えなくなる可能性があります。
相手よりもほんの少しだけ、冷静でいましょう。(yoshi)

不安と期待 

時に人は、不安を感じることがあります。
また、時に人は、期待を持つことがあります。

一見、不安と期待は全く異なるもののように見えますが、
実は背中合わせの思考といえるのかもしれません。

不安は、未来の可能性に対する否定的な感情を伴う考え方を意味し、
期待は、未来の可能性に対する肯定的な感情を伴う考え方を意味します。

不安も期待も未来をコントロールしようとしているという点では、
同じ種類の思考といえると思います。

さて、期待と不安を決定付けるものはいったい何なのでしょう?

おそらくそれは、失うと感じるものと得られると感じるものの
比率で決まるのではないでしょうか。

失うと感じるものの比重が多ければ不安となり、
得られると感じるものの比重が多ければ期待になるのだと思います。

もし、不安を克服したいと思うのであれば、
これから手にするであろうものをしっかりと整理してみて下さい。
そして、少しずつでも得られるような取り組みを始めてみてください。

自らの力で手にするものが増えれば増えるほど、
期待は大きくなり、不安は小さくなっていくことでしょう。(yoshi)

愛情と手本を示そう 

こんな相談が寄せられることがあります。

「子供にどのように接したら良いかわからない・・・」
「今の子供は、昔の子供に比べて育てにくくなった・・・」

親は、子育てについて色々悩むものです。
一生懸命に取り組もうとすればするほど、考えてしまいます。
真剣に考えれば考えるほど、心配も増えるでしょう。

そのような気持ちを持つことは、昔の親も今の親も変わらないと思います。
どの時代でも、親は子育てについて頭を悩ませるものなのです。

次の質問を考えてみて下さい。

「昔の子供と今の子供は、違うのでしょうか?」
「昔と今では、子育ての方法を大きく変えなければならないのでしょうか?」

おそらく、今も昔も子供はそんなに変わらないと思います。
子育ての基本も今と昔で、それほど変わらないと思います。

しかしながら、昔と違って現代は情報が多くなりました。
子供への対処の仕方について、昔よりも選択肢が増えました。
ですから、昔よりも迷うことは多くなったのではないでしょうか。

もし、子育てに迷ったら次の2つに戻って下さい。

一つは、愛情を示すこと、
もう一つは、手本を示すことです。

愛情を心と身体で感じれば、人と愛することが出来るようになるでしょう。
手本が示されれば、より良く生きる術を学ぶことができるでしょう。

子供を思うようにコントロールすることを止めて、
この愛情と手本を示すことに力を注いでみてください。

愛情と手本を示すことは、今も昔も変わらない子育ての秘訣といえるでしょう。(yoshi)

完全でないことを喜ぼう!! 

自分が完全でないと感じることがありますか?

何かが上手く出来ない時、
失敗してしまった時、
感情的になってしまった時、
人間関係で気まずくなってしまった時、

「もっと、こうすれば良かった」と思うことがあるかもしれません。
「もっと、ああもできた」と感じることもあるでしょう。

しかし、完全でないということは喜べることでもあるのです。

完全でないということは、まだまだ成長できるということです。
完全でないということは、どのようにも変われるということなのです。

考えてみて下さい。
もしも、完全になってしまったらどうなるでしょう?

きっと、いつも緊張していなければならなくなるでしょう。
きっと、できるのが当たり前になって、喜びの感情は薄くなるでしょう。

「自分は、完全でないな」と感じた時に、喜びましょう。
きっとその先に、新しい可能性が待っているのですから。(yoshi)

怒ると叱る 

「怒ると叱るのは、違うのか?」という質問を受けることがあります。

広辞苑では、怒るは「いかる。腹を立てる。叱る。」と説明されています。
叱るは「声をあらだてて欠点をとがめる。とがめ戒める。」と説明されています。

言葉の意味としては、怒るも叱るも同じだということです。

選択理論心理学の観点から考えてみましょう。
やはり言葉の意味と同様に、怒ると叱るは同じ行動であるといえます。

怒るのも叱るのも、呼び方は違っても【※外的コントロール】の行動です。
両方とも、こちらが正しいと思うことを相手にさせようとしていることに
変わりはありません。

【※外的コントロール】を使うと、
良かれと思ってしたことでも人間関係は壊れてしまいます。
その結果として、しばしば問題解決が更に難しくなることもあるものです。

良き助け手になるためには、
相手との関係を傷つける関わり方は避けることが懸命です。
そして、違いをよく話し合うことが必要なのです。
相手との関係を維持していなければ、話し合い歩み寄ることはできません。

怒ると叱るという行動は、基本的に話し合うというスタンスを持っていません。
上から下へ訓示を垂れるというスタンスになります。

怒ると叱る以外にも、改善を促す方法はあります。
少し時間はかかるかもしれません。
でも、安全な方法です。

まず、相手に改善して欲しいと思うのであれば手本となりましょう。
上質なものは何であるのかを明確にしましょう。
そして、相手がしていることと上質との違いについて話し合いましょう。

覚えておいて下さい。
これらを支えるものは、相手との堅固な人間関係なのです。(yoshi)

※「選択理論心理学」をご覧下さい。
http://shin-ei-cc.com/cgi/sh_data/sh_data/10_log.html

相手を見つめると 

人は、身近な人に自分の存在を見て欲しいという思いを持つものです。
これは、【※基本的欲求】の働きによるものです。

例えば・・・
小さい子供は、何かをするときに親に向かって「ねぇ、見て見て!!」と言います。
つき合っている彼(彼女)は、自分の服装について「これどう?」と聞いたりします。

相手に自分の存在を見てもらうと、【※愛・所属の欲求】が満たせます。
相手に自分の成果を見てもらうと、【※力の欲求】が満たせるのです。

【※基本的欲求】が満たされる関係は、幸せな気持ちを創り出してくれます。

しかし、もしあなたが子供を見つめていると「何か用?」とか
「何見てんの?」と言われるようになったら注意して下さい。

もし、彼あるいは彼女が「何か文句でもある?」とか
「何か悪いことでもした?」と言うようになったら注意して下さい。

これらは、相手との関わりがだんだん弱っている信号です。

もしかして、ネガティブなことをよく口にしていませんか?
相手を自分の思うようにさせようと力が入っていませんか?

少し力を抜いて、過去の良かった関わりを思い出してみてください。

相手のありのままの姿を受け入れて、
相手の良い所を見るようにすると、
再びあなたの視線に喜びを感じるようになるでしょう。

そして、相手との絆は確実に強まっていくことでしょう。(yoshi)

※「選択理論心理学の用語集」をご覧下さい。
http://shin-ei-cc.com/cgi/sh_data/sh_data/16_log.html

親しい関係・・・ 

誰かと親しい関係を持つことは、とても幸せなことです。
相手を気遣い、配慮することで親しい関係は生まれてきます。

その人と共に何かをする時に、喜びを見出すことができます。
その人と同じものを見る時に、期待を感じることができます。
その人と同じことを感じる時に、感激を覚えることができできます。

共に時間を過ごせば過ごすほど、お互いの信頼関係は深まっていくでしょう。

しかし、世の中には共に時間を過ごしながらも心の距離が縮まらない人々がいます。
相手のことを意識しながら、信頼が育まれない人々がいます。

こういう人達には、ひとつの特徴があります。
それは、常に相手のご機嫌を伺いながら生活をしているということです。

人間関係を維持する時に、相手を意識することはとても大切なことです。
しかし、相手のご機嫌ばかり伺っていては共感は生まれません。

ご機嫌を伺うことと気遣うことは異なります。

気遣うということは、自分を大切にするように相手のことにも配慮することです。
一方、ご機嫌を伺うというのは自分をないがしろにして
相手に会わせるということです。

親しい関係を築きたいと思うのであれば、自分を大切にする必要があります。
その上で相手のご機嫌を伺うのでなく、
相手を気遣う関わり方をすることが求められるのです。(yoshi)

今日には、今日の課題がある 

過去のことで、何か後悔していることがありますか?
これまでの行いで、反省していることはあるでしょうか?

人はいつも、その時その時にできることをしているのです。
後から振り返れば、「別の方法があったのに・・・」と思ったとしても
その時には、それしか出来なかったのです。

どんなに後悔しても、過去は変えられません。
どんなに反省しても、起きた出来事を変えることはできないのです。

だから、今日出来ることを考えませんか?
これから出来ることをはじめませんか?

今日には、今日の課題があるはずです。
今日の課題をしっかり取り組むことが、
これからの人生おいて良い過去を創ることにつながるのです。(yoshi)

上手くいかない時には・・・ 

時には、「物事が上手くいかない時」というのがあるものです。

上手くいかないことがあると、力が入ってしまいます。
上手くいかないことがあると、より一層一生懸命になってしまうものです。

しかし、往々にして力を入れれば入れるほど事態は悪化するものです。
より一層一生懸命になればなるほど、混沌としてくるものです。

物事が上手くいかなくなったら、少し休みましょう。
物事が上手くいかなくなったら、距離をおいて眺めてみましょう。

そうすると、これまで気付かなかったことが見えてくるかもしれません。
これまで思いつかなかったアイデアが湧いてくるかもしれません。

効果が出ない時には、その方法にこだわらないことが大切です。
気分を変えて、視点を変えて、別の方法を模索しましょう。(yoshi)

何から始めますか? 

改善をしようとする時、何から始めますか?

気になる所、うまく出来ない所ですか?
それとも、得意な所、よくできている所ですか?

多くの人は、気になる所やうまく出来ない所から取り組み始めるものです。
しかし、同時に多くの人が経験しているのは、
それは、気分が良くないということ、とても困難だということです。

考えてみて下さい。

気分の良くないものに取り組むとやる気はでるでしょうか?
能率良く成果を上げることは出来るでしょうか?

選択理論心理学によると、やる気は【※上質世界】の願望と関係しています。
人は、願っていることを手に入れようとする時に最もやる気が湧き出るのです。

ですから、まずは得意な所や良くできている所を
もっと良くすることに取り組んでみませんか?

その後、気持ちにはずみがついてから気になる所、うまく出来ない所に
取り組んでも遅くはないと思うのです。

「急がば廻れ」

結果的には、それが一番成果の出る方法なのではないでしょうか。(yoshi)

※「選択理論心理学の用語集」をご覧下さい。
http://shin-ei-cc.com/cgi/sh_data/sh_data/16_log.html

クリエイティブテンション(後編) 

「クリエイティブテンション」は、
新しいものを生み出そうとする創造のエネルギーです。

選択理論心理学では、このエネルギーのことを
【※フラストレーション・シグナル】(何か行動せずにはいられない感じ)
と呼んでいます。

しかし、あまりに強すぎる緊張が長く続くと耐えられなくなってしまいます。
ですから、その緊張を減らす行動を取ることが必要になります。

「クリエイティブテンション」の緊張を和らげる方法は、3つあります。

「クリエイティブテンション」は、
「願っていること」と「現実」の間のギャップだとお話ししました。

まず第1の方法は、「現実」を「願っていること」に近付けることです。
そのために、学ぶこと、技術を高めること、経験することなどが必要になります。

第2の方法は、「願っていること」を「現実」に近付けることです。
つまり、目標をスモール・ステップにして、
大きな労力を伴わずとも得られそうな小目標を立てることです。
比較的短期間で達成可能な小目標を設定するのが良いでしょう。

そして、第3の方法は「現実」を「願っていること」の両方を変化させることです。
今までよりも少し労力を払って、学び、改善を加え、修練するとともに
目標は、達成可能で測定できる短期的な小目標を設定することです。
この方法が一番無理がなく、しかも賢明な方法といえるのではないでしょうか。

「クリエイティブテンション」をうまく作り出すことは、
生き甲斐とかやり甲斐を作り出すことにつながります。(yoshi)

※「選択理論心理学の用語集」をご覧下さい。
http://shin-ei-cc.com/cgi/sh_data/sh_data/16_log.html

クリエイティブテンション(前編) 

人は目標を持つ時、何かを生み出そうとする時に
少なからず心の負担を感じるものです。

この心の負担は、「願っていること」と「現実」の間の
ギャップによって起こるものです。

「願っていること」と「現実」の間のギャップが小さければ、
心の負担は少なくてすみます。
しかし、「願っていること」と「現実」の間のギャップが
大きければ大きいほど心の負担もそれに伴って大きくなります。

この心の負担は、苦痛を伴うものかもしれません。
しかし、この心の負担は新しいものを生み出そうとする
創造のエネルギーでもあるのです。

マサチューセッツ工科大学教授ピーター・センゲは、
これを「クリエイティブテンション」(創造的緊張)と呼びました。

自分を変えようとする時、何かを得ようとする時、
問題を解決しようとする時に「クリエイティブテンション」は、高まるでしょう。

しかし、これを乗り越えた時、
喜びと成長を手に入れることになるのです。(yoshi)

「涙と共に種を蒔く人は、喜びの歌と共に刈り入れる」詩編126編5節

注意したい考え方のクセ(7) 

注意したい考え方のクセの最後は、「自己関連づけ思考」です。

「自己関連づけ思考」は、本当は自分とは無関係な事柄を
自分と関連づけて考えるものです。
そして、とても不快な気分が強くなっていくというものです。

「自己関連づけ思考」は、自分では気付きにくいのが特徴です。

◆人からどう見られているのかが、ものすごく気になる。
◆知っている同士が話していると、自分のことではないかと気が気ではない。
◆今、自分に起きていることを過去にあった出来事に関連づけて考えてしまう。

もしかしたら、こうした所から「自己関連づけ思考」をするように
なっていくのかもしれません。

しかし、よく考えてみて下さい。

辛い状況にあって、どんなに一生懸命考えたとしても、
最終的には自分のできることしかできないものです。

しかし、逆にいえば自分のできることに気付いて
取り組むことは最も賢明な方法だともいえるのです。

人は、色々な見方をするでしょう。
時には、あなたのことを話すこともあるでしょう。
辛い出来事は、過去と関連づけなくても十分に辛いでしょう。

でも、自分のためになることを探しませんか?
自分に出来ることを探しませんか?
事実はどうであれ、これからどうするのかを考えませんか?

これらの考え方を選び始めたら、
「自己関連づけ思考」から抜け出すことができます。
そして、これまで述べた「注意したい考え方のクセ」を克服できるでしょう。

選択理論は教えています。
「何をするのか」、「どのように考えるのか」は、選べます。
そして、その行為と思考に気持ちと身体の調子は、ついてくるのです。

困った時には、自問自答してみて下さい。
「今している行為は、自分のためになっているのか?」
「今している考え方は、自分を幸せにするのか?」と・・・(yoshi)

注意したい考え方のクセ(6) 

注意したい考え方のクセの六つ目は、「矮小・誇張思考」です。

「矮小・誇張思考」は、実態を極端に捉える考え方です。

「矮小思考」は、注目すべき事柄を過小評価して軽視することです。
気持ちは、楽になるかもしれません。
しかし、後になって現実の厳しさを知ることになります。

勇気と無謀は、似て非なるもの。

何度も同じ過ちを繰り返す場合には、
もしかしたら矮小思考が行動に影響を及ぼしているのかもしれません。
事実からしっかりと学びを得ましょう。

「誇張思考」は、実際の出来事や事実よりも厳しく考えることです。
慎重であることは重要なことです。
しかし、臆病になっては前に進むことはできません。

行動を起こさなければ、思い悩みから解放されることはないでしょう。
行動を起こさなければ、更に良い方法を見つけることは難しいでしょう。

案ずるよりも生むが易し。
思いつく限りの準備が整ったら、行動してみませんか。(yoshi)

参考文献:「キャリアカウンセリング」宮城まり子著 駿河台出版社

注意したい考え方のクセ(5) 

注意したい考え方のクセの五つ目は、「恣意的推論」です。

「恣意」とは、気ままな心や自分勝手な考え方という意味です。
「恣意的推論」は、その場の思いつきで判断したり、
根拠が全く無いのに勝手にあることを信じ込むことです。

昨日言ったことと、今日言っていることが全く違う。
よく調べもしないで、重大な決断を下す。
こうした行動の背後には、「恣意的推論」が働いているといえます。

「恣意的推論」で行動を起こすと信頼を失います。
そして、やがて自分のまわりに誰もいなくなってしまいます。

もし、人の上に立つ人が「朝令暮改」であったなら、
被害はとても大きくなるでしょう。

個人の考えには、偏りがあるものです。
ですから、誰かに相談してみましょう。

自分の知らないことは、たくさんあるものです。
謙虚になって必要な情報に耳を傾けるようにしましょう。

そうすれば、あなたをサポートしてくれる人が見つかるでしょう。
そして、思い込みで行動して後悔するのを
避けることができるでしょう。(yoshi)

注意したい考え方のクセ(4) 

注意したい考え方のクセの四つ目は、「破局的思考」です。

「破局的思考」は、ほんの少しの困難であっても、
最悪の結末が実際に起こるかのように考えるクセのことです。

例えば、友人と意見が食い違うと、
「これでもうあいつとの関係はダメになってしまった」と落ちこむ。

仕事で失敗すると、「もう自分は、認められない」と考えてしまう。
こうした考えにふけるのが「破局的思考」の特徴です。

よく考えてみて下さい。

最悪の結末を考えられているということは、
まだ最悪の事態にはなっていないということです。

今から取り組めることに目を向けてみませんか?
きっと、何か見つかることでしょう。(yoshi)

参考文献:「キャリアカウンセリング」宮城まり子著 駿河台出版社

注意したい考え方のクセ(3) 

注意したい考え方のクセの三つ目は、「肯定面否認思考」です。

「肯定面否認思考」とは、ものごとの肯定的な面を全く見ずに、
否定的な面のみにこだわる考え方のクセのことです。

「肯定面否認思考」がクセになっている人には、次のような思考が見られます。

◆新しいことに取り組んで失敗すると、その失敗をクヨクヨといつまでも考えて
 しまい「こんなことなら、やらなきゃよかった」と思うことがよくある。

◆旅行や買い物をした後に、「浪費してしまった」と罪悪感に駆られる。

◆人と会っていても、ただ相手の話を聞くだけで自分から会話を切り出せなくて
 「自分はダメだなぁ」と自己嫌悪に陥ってしまう。

光があれば影があります。
表があれば裏があるものです。
私たちの人生におこる現象には、肯定的な面と否定的な面の2つがあるのです。

◇新しいことに取り組んで失敗したことから得たものは何でしょう?
 これまで経験したことのない未知の体験と上達・成長のための
 ヒントではないでしょうか。

◇旅行や買い物に、お金を使って得たものは何でしょう?
 記憶に残る思い出と、生活に新しい変化をもたらすことではないでしょうか。

◇相手の話を聞くという行動から得たものは何でしょう?
 それは、情報を得ることと、その場を安定させることではないでしょうか。

 あなたが話を聞くことで、相手はあなたからの注目を感じたことでしょう。
 あなたは、相手に注目を与え、相手は話題を提供したのです。

 情報をしっかりとキャッチするのは、意味ある行動です。
 話し手がいて、聞き手がいるというのは、
 コミュニケーションの場においては必要なことなのです。


否定的な側面に気付くことは大切なことです。
それは、危険を回避し、現状を評価検討するために役立つことだからです。

同様に肯定的な側面に気付くことは重要なことです。
それは、人生に活力をもたらし、成長を促すことになるからです。

否定的な側面に偏らず、肯定的な側面をしっかり見据えていきませんか。
そうすれば、人生で起こる多くの出来事から学びがあるでしょう。(yoshi)

参考文献:「キャリアカウンセリング」宮城まり子著 駿河台出版社

注意したい考え方のクセ(2) 

注意したい考え方のクセの二つ目は、「極端な一般化思考」です。

「極端な一般化思考」は、ステレオタイプ、固定観念、
偏見などと呼ばれています。

「極端な一般化思考」は、見たり聞いたりした現象を
一般論のみを手がかりとして判断するのが特徴です。

次のような時には、「極端な一般化思考」が働いている時かもしれません。

→つい血液型で人を判断してしまう。
→「だいたい男って…」とか「いつも女は…」など
  性別で行動パターンを解説してしまう。
→「みんながやってる」とか「いつも」などが口癖になっている。


他にも人種のイメージから「アメリカ人はみんなオーバーアクションだよね」
と言ったり、身体的特徴から「太っている人って大らかだよね」と
言ってみたり、十把一絡(じゅっぱひとからげ)にして物事を考えて
しまうのは「極端な一般化思考」がクセになってしまっているといえます。

「極端な一般化思考」は、思考停止の原因になります。
そして、物事の本質を追求したり、新しい発想を生み出すことを妨げます。

「極端な一般化思考」を続けていると変化に対応することが困難になり、
フラストレーションも高まります。

人は少なからず物事を一般化して見る傾向がありますが、
あまりに極端に一般化して物事を見ないように注意が必要です。

一つ一つの事象を極端に一般化せずにありのままでとらえられれば、
寛容な気持ちで日々を過ごせるのではないでしょうか。(yoshi)

参考文献:「キャリアカウンセリング」宮城まり子著 駿河台出版社

注意したい考え方のクセ(1) 

人には、それぞれ考え方のクセがあります。

楽観的にものごとを考えるクセ。
順序立ててものごとを考えるクセ。
ひとつの事にこだわって考えるクセ。

誰でも幾つかの考え方のクセを持っており、
それはその人らしさということができるかもしれません。

しかし、考え方のクセの中には、
自分を不幸にしてしまうものもあるので
注意をしなければなりません。

注意したい考え方のクセの一つ目は、「全か無か思考」です。

「全か無か思考」は、次のような二元論的な考え方のクセです。
●白か黒をはっきりさせたい。
●良い悪いを明確にしたい。
●成功か失敗かを判定したい。
●勝ち組か負け組のどちらに属するのか決定したい。

極端な二元論的な考え方は、自分に大きな負荷をかけることになります。
そして、人間関係に緊張感をもたらして安らげなくなります。

現実は、流動的なものです。
冬から夏、朝から夜に移り変わる時には、穏やかな変化があるものです。
人生においても、流れを感じ取ることが大切なのは同じではないでしょうか。

「全か無か思考」のクセを持っている人は、
少しその枠をゆるめて大局的に観るように心掛けて見て下さい。

思わぬ気づきが得られ、新しい道が見つかるかもしれません。(yoshi)

参考文献:「キャリアカウンセリング」宮城まり子著 駿河台出版社

人は、見ている所に近づいていく 

あなたは普段、何をよく見ていますか?

目指す場所がありますか?
目指す人がいますか?

「人は、見ている所に近づいていく」という特性があります。

「ああいう風には、なりたくない・・・」というものを多く見ていると
気が付けば「ああいう風」になっているものです。

逆に「ああなりたい・・・」というものを多く見ていると
次第にそこに近づいていくでしょう。

上質なものに触れてください。
上質なものをよく観察してみてください。
そして、自分なりに工夫をして取り込んでみて下さい。

気が付けば、あなたが求めていたもののいくつかは、
あなたのものになっていることでしょう。(yoshi)
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