カウンセラーからのおすそわけ 20070203

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 2007年02月 

平等と公平の扱い方 

平等と公平は、とても大切な考え方です。

しかし、平等と公平は取り扱い方を誤ると混乱が生じる
難しい概念でもあると思います。

広辞苑によれば、
平等は「かたよりや差別がなく、すべてのものが一様で等しいこと」、
公平は「かたよりがなく、えこひいきのないこと」と説明されています。

物質的なものであれば、平等・公平にできるかもしれません。
しかし、人間においては平等であるということや公平を保つことは、
至難の業であるといえます。

人は、一人一人異なります。
姿かたち、得意なこと不得意なこと、好きなこと嫌いなこと、など
一人一人に個性があります。

平等・公平という概念は、
個性を尊重することと葛藤する性質を持っています。

平等・公平であることにこだわりすぎるとオリジナリティが失われてしまい、
【※基本的欲求】が健全に満たせなくなってしまう可能性があると思います。

常に平等・公平を意識するということは、
より意識して一人一人を比較するということです。

常に平等・公平に対処しようとすることは、
過不足ないようにコントロールを加えるということです。

考えてみて下さい。

平等と公平にこだわり過ぎると、できる人には抑制をかけ、
できない人には負荷をかけることになりはしないでしょうか。

平等や公平の取り扱いは、"そのようにあること"ではなく、
"機会を与える"時に配慮するのが良いのではないかと思います。
あとは、その機会をどのように活かすのか、一人一人が選択するのです。

平等や公平という概念は、人々が幸せになるために使われる必要があります。
平等や公平を押しつけて、窮屈になっては本来の意図から反すると思います。

平等と公平は、とても大切な考え方です。
賢明に適用することが求められる考え方だと思います。(yoshi)

※「選択理論心理学の用語集」をご覧下さい。
http://shin-ei-cc.com/cgi/sh_data/sh_data/16_log.html