カウンセラーからのおすそわけ ハンディって何だろう?【選択理論心理学】
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ハンディって何だろう?【選択理論心理学】 

最近、とても勇気づけられると共に
考えさせられる話題がありました。

それは、若手ピアニストの辻井伸行さんが
第13回ヴァン・クライバーン
国際ピアノコンクールで優勝した話題です。

TVのインタビューに応える
辻井さんの純朴さと朗らかさは
見ていて本当に微笑ましく感じました。

番組の中の辻井さんの紹介で
視覚障害のことが触れられ
「ハンディを克服して…」
というコメントがありました。

それを聞いて、
ふと次のようなことを
考えてしまいました。

「目の見える人は、楽譜にたよって演奏する」
「目の見えない人は、楽譜にたよらず演奏する」

どちらが音に親しむ上で、ハンディになるのだろう?

「目が見える人は、音以外のことに意識が向いてしまう」
「目が見えない人は、音に意識を集中させる」

どちらが音を表現する上で、ハンディになるのだろう?

私たちがハンディだと思っているものは、
ひょっとしたら本当はハンディではない場合が
あるのかもしれません。

そればかりか、
「ウサギとカメ」の昔話に見られるように
ハンディと思っていなかったものが、
実は自分のハンディになっている
ということも考えられます。

ハンディかどうかの基準は、
※現実世界にあるのではなく、
常に私たち一人一人の考え方の中に
あると言えるのでしょう。

ともあれ、辻井さんの優勝は
人が持つ才能の素晴らしさを教えてくれる
爽快なトピックスでした。(yoshi)

※選択理論心理学の用語集をご参考下さい。
http://shin-ei-cc.com/cgi/sh_data/sh_data/16_log.html
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